先週、日本製鉄の君津地区で異常排水が流出しており、併せて、水質データの不適切な取り扱いがなされていたという報道があった。


まずは、異常排水の影響がどれほどあるのかという情報を提供すべきで、データの取り扱いはその次でじっくり検証して欲しいと思うが


また、日本で一番の製鉄会社がこういう事態というのはとても残念だが

まあ、日本の海岸は6割以上コンクリートで固められていて、そういう環境破壊にも加担してきた企業ではあって、環境にやさしいとはひっくり返っても言えないとは思うが



まあ、さて、

日本では、環境に影響を与える排水は流出させてはならないという法律があり、それに違反すると刑事罰が与えられる。

また、規模等にもよるが事業者は自主測定管理が法律で定められている。

その上、行政は立ち入りし、測定管理を行なっている。


今回、行政の立ち入りでは、異常は発見され無かったということなのだろう。


尚、ドイツでは、事業者が自主測定し、行政が立ち入り測定する代わりに、行政に代わる第三者機関が併せて測定管理して異常があれば事業者に連絡するようになっている。つまり、測定管理のダブりを無くしている。こうすることで、事業者がデータを改ざんするようなことを回避している。


日本でもこうなると良いと思う。


色々なデータの改ざんが問題になっているが、第三者機関による検査が一般的になるとムダがないように思います。