現在のエコはブームで、気候変動も海洋廃プラもブームと言って良いと思います。
なぜなら、到達すべきゴールが全く見えていないので、その内忘れられることになるからです。
今のまま進めばゴールと思っていた方向に進んでは来たのだけれど、
何かちょっとおかしいぞという結末が待っているように思います。
さて、では目指すべきゴールはどこにあるのか?
カーボンニュートラルの先には何があるのか?
それを知る人はどこにもいない。
ただ、おそらくぼんやりとした方向として言えることは、
ヒト以外の生物からの恩恵を最大限に受ける、
そのために、ヒトはその生息で自然へのインパクトを最小化するということ、
それが99%以上の確率で最適解のように思います。
もちろん原始時代に戻るのか?
ということではなく、
ヒトとして、健やかに生息することを前提として、
できる限りの事を
技術や考え方を持って計画的に実行していくという事です。
それを全てのエビデンスが示しています。
豊かな自然がもたらす恩恵は金銭に換算しても莫大な価値がある。
そういうことは既に理解しているのが現在の知恵でしょう。
実際には、どうするか?
やはり自然豊かな場所というのがあります。
多くの生物種が存在する場所。
ジャングルや海洋。
日本で言えば、
森林や河川や海洋、またそれらの場所の周辺でしょう。
そういう場所は保護すべきでしょう。
逆に言えば、
つまり、海岸の埋め立てや原生林の伐採は最悪です。
海岸のコンビナート、山の中のダム、原生林の伐採による高速道路や鉄道の建設が最悪です。
原生林を切り倒しての太陽光発電、風力発電、水力発電が最悪です。
そういう事です。
そういうことが現在判っているのだと思います。
無為な開発はしっかり考えた方が良い。
気候変動より、PETボトルより、
無為な自然破壊を考え直すことが優先です。目標です。
そういう方向は、おそらくエコとして間違いないように思います。
そういう哲学なしにエコはない。
方向として間違っているように思います。
原生林を切り倒して、太陽光発電を設置するのは本末転倒です。