秋の日差しは嬉しいなあと幸男さんはよく言った。意味は理解できなかったが、どうしてかを問うこともなかった。意味のわからない言葉を胸に抱えていることも人間には必要だと思われる。
「司法の非効率は世界最高レベルであるわな。裁判でいやっちゅうほど時間とお金がかかるわな。で、満足せん。警察、検察、裁判所全部がいっぱい人はおるけどな。裁判員制度もまあ非効率じゃわな。また、死刑制度や刑務所等も世界基準とは違ってるから、理解はされんわなあ。」
課題7 司法
裁判の厳格化の名の下に司法における基本的人権の尊重が疎かになる可能性があり、これは日本国民の範囲拡大や日本社会のグローバル化を考慮すれば、国際社会の要請に対応しておく必要がある。被疑者の拘束時間や保釈条件や裁判の期間等を国際社会並にすることが必要であり、そうでないと日本は恐ろしい国だとみなされ取引が行われない等国家としてハンデイキャップを抱えることになる。AIやモニターやセンサー等のハイテクや警察組織や弁護士との共同での効率化により、国際社会のレベルを超えて進歩的な司法の実現は十分可能だ。
尚、死刑は当然廃止だろう。日本はそういうところで、人権尊重を学ぶべきだろう。
11ー擬人化すると哲學的になる。「腹を空かせた階段」を想像するのはかなり楽しい。単に、近所に鰻屋がある階段のことである。オリジナリティは圧倒的にない。
73ー地図に書かれていない階段はなぜそこに書かれていないのか。愛する恋人の手紙に愛という文字が書かれていない経験に通じている。
学校行事の多忙さは誰のためにあるのか、おそらく資本家のためにあるのよねとリリーは見抜き私に語った。
「あくまでも記憶能力だけなんだけど、司法試験を低レベル化して法曹人材を増やしているのは、もちろん効率化と逆行しているわ。全て税金が使われているのにね。延々と続いた裁判で冤罪を負わせられたり、簡易な裁判で脱法行為が行われたりすることも増えるだろうし。結局、司法能力が低下していくのよね。むしろAIに期待するしかないのかなあって思うわ。」御意。
43ー階段そのものがアートと呼ばれている時代があった。それだけである。
図.26 司法の1000倍速化!
検察・弁護・裁判のそれぞれが10倍速となり、1000倍速!
(世界最速)
・事件の映像と音声データのAI解析
→検察と弁護の支援(10倍速)
・過去の判例検証のAI解析
→判決の支援(10倍速)