吉本が一部のエージェント契約を解消することになったらしい。
これを見せしめとかタレントに対する冷たい姿勢と感じさせる感想や報道があるがこれは少し違うのではないかと思う。
やはり、最も大きな要因は、
テレビ制作コストを下げる圧力が強くなり、タレントの報酬を維持させるための管理費用と報酬を天秤にかけた時、割りに合わなくなったということだろう。
もちろん、それに加えて、前述のような、マネジメントの強化(タレントへのギャラ抑制)のメリットとマスメディアからの風評被害というデメリットもある。
ただし、比率としては少ないと思う。
なぜそう思うかと言うと、
吉本が現金回収に注力している現状が見えるからである。
顔を売り出す必要のないダウンタウンをコマーシャルで使い、収益性を高めている。
将来性などではなく、すぐに手に入る収益を求めているのは、吉本がコストを最重要視している証左だろう。
こうして、今後、吉本は、コストを削減する。エージェント契約者だけに留まらないだろう。
ギャラが高いのに、収益が上がらない大御所もコストカットの対象としたい。
一方で、収益を増やすために、今後新たな売り方を探していくだろう。
それは、渡辺直美やゆりやんやEXITやクッキーというようなタレントとの連携でテレビ以外の収益を得る方策を模索するのだろう。
貧乏に耐えられる職業というのは、その国の強みだと思う。
お笑い芸人、アイドル、アニメーター、伝統芸人、等など。吉本芸人は日本の強みだ。
さて、個人的に加藤浩次さんのことは好きである。
「がっちりマンデー」と「スーパーサッカー」は毎週見ている番組だ。
狂気を演じられる俳優として活躍して欲しい。
MCじゃなくてもいいかなと思う。