京都御苑は森の博物館(自然探勝路) | レレレの行ってみたらこんなとこ!

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散策で主に史跡、神社仏閣を巡ってます
各地のガイドマップに載っている史跡、山川出版社から出ている歴史散歩シリーズの画像補完計を秘かに計画しています(笑)
ドライブの一助になれば幸いです(^^)
愛書家(読書家とは違います(笑))なもんでたまに本のことも書いてます

前回からの続き(1月6日のこと)です
今回は前回に書いてたように、「森の博物館」のことをアップしたいと思います
森の中に解説板があって、後から見ると解説板しか撮ってなかったので、ほぼ文字起こしとなります泣き笑い
良かったらお付き合いください😌

まずは京都御苑の案内図

江戸時代の京都御所付近図(慶応年間)

京都御所のあらまし
京都御苑のあらまし
京都御苑は、京都御所、大宮・仙洞御所を囲む面積約65haの公園で、国民に広く開放された空間です。 東西約700m、南北約1,300mの広大な敷地には、明治維新まで、多くの宮家や公家の邸宅が立ち並んでいました。
明治2年(1869)、明治天皇の東京遷幸 (遷都) に伴って多くの公家達も東京に移住し、御所周辺は急速に荒廃しました。明治10年(1877)、京都に還幸された天皇は、その荒れ果てた様を深く哀しまれ、御所保存・旧観維持の御沙汰を下されました。この御沙汰を受けて「大内保存事業」が進められ、皇室苑地として整備されたのが現在の京都御苑の始まりです。 
大内保存事業から140年以上の年月が経ち、約5万本の樹木によって、京都御苑は、市街地の中の緑ゆたかな空間になっています。草地の植物は、カンサイタンポポの群落をはじめ、約500種が見られます。苑内の自然環境が優れていることから、オオタカの餌場、アオバズクの繁殖場となるなど、100種以上の野鳥が見られます。また、50種を超えるチョウの仲間、400種を超えるきのこ類が確認されていて、京都御苑は、 生物多様性保全の観点からも重要な場所です。一方、蛤御門や堺町御門に代表される外周九門をはじめ閑院宮邸跡や九條家ゆかりの茶室などの歴史的遺構も多く残されています。
このように、御所周辺の由緒ある景観を維持する空間としての機能はもちろん、散策や休養、自然や歴史とのふれあい、スポーツ、生物多様性保全など、京都御苑は多様で重要な役割を担っています。
(原文のまま)

そんな自然豊かな京都御苑の中で、更に自然豊かなこの場所を初めて歩きましたひらめき
上の案内図で言うと、このような遊歩道(自然探勝路)を歩きました
場所的には京都迎賓館の横沿いになります

その遊歩道には、点々と解説板が設置されています
僕は清和院御門側から上がって行きました
まず遊歩道の入り口にはこの様な解説があります
京都御苑は「森の博物館」
  京都御苑にはたくさんの植物が生育しており、四季を通じて、花、新緑、紅葉、実などを楽しむことができます。植物相が豊かであることは、小動物の住みかとしても適しているといえます。御苑では、これまで鳥類約100種、チョウ類50種以上、トンボ類20数種。 セミ類8種、菌類約400種が確認されているなど、多種多様な生きものが見られます。御苑は、四季を通じて、 これらの動植物に親しみ、学ぶことができる場です。
  自然の仕組みを知り、自然を大切にする気持ちを育んでいただくため、「森の博物館」として解説標識などを整備しましたので、自然とのふれあいを楽しんで ください。
(以下、原文のまま)

少し進んだとこで

御苑のトンボ
  トンボの種類は、世界に約5000種、 そのうち日本には約200種のトンボがいるといわれています。御苑には、繁殖に必要な池が、いくつかあることから、 これまでに次の26種のトンボが記録さ れています。
トンボの種類は上の画像の表を見て頂けれたらと思います🙇


またすぐ次のがありました


森のしくみ
  このあたりの樹林は、できるだけ人の手を加えないようにしています。そのために、林の中は暗くてうっそうとしており、 林辺の地面をおおう草は伸び放題になっています。人の手が加わらない樹林はど のように形作られているのでしょうか。

少し歩くと大きな木が立っていますあんぐり

メタセコイヤ(アケボノスギ)
  日本をはじめ北半球各地の化石として知られていましたが、昭和20年(1945) に中国(四川省)で生きた株が発見されました。そのため、メタセコイアは「生き た化石」とも呼ばれています。
  マツやスギのなかまの針葉樹ですが、 秋には美しい紅葉が見られます。
紅葉するから針葉樹とばかり思ってました💦

コオロギの里
時期が時期なんで、コオロギが鳴いたりしてませんが、秋は声が聴けるのかな?ひらめき

こんなベンチが設置してある所もありました

ドングリのなかま
  京都御苑では、いろいろな種類のド ングリを見ることができます。
  シイやカシのなかまですが、樹種に よって、葉や実の形、大きさなどが異なります。
ドングリの種類もそんなあるものだと思いませんでしたびっくり

染殿井辺りにも解説板がありました

紅葉
  京都御苑では、カエデ類、イチョウなどの紅葉 (黄葉)が見られます。
  葉に含まれた色素の違いによって、 色合いが異なります。一日の寒暖の差 が大きいと、あざやかな色が出ます。
紅葉についての仕組みが簡単に説明してありますが、分かりやすく書かれています👍

原っぱの住人
  原っぱには、いろいろな小さな生きものたちが住んでいます。季節によって、 また、場所によって、さまざまな種類の生きものを見ることができます。

花ごよみ (草花)
  京都御苑では、季節によっていろいろな花が見られます。このあたりで見ることができる代表的な草花には次のような ものがあります。

御苑の野鳥
  秋になると冬越しのために南の国々に渡り、春になると繁殖のために日本に帰ってくる鳥を夏鳥と呼びます。春と秋には、移動の途中で御苑に立ち寄るこれらの野鳥を見ることができます。また、冬には冬越しのために御苑に訪れる野鳥を見ることができます。
画像のアップ


御苑の野鳥
  京都御苑は、市街地のなかにある豊かな緑地空間であることから、たくさんの野鳥が集まります。御苑では、これまでに約100種の鳥が確認されています。一年中見られる鳥と季節によって訪れる鳥があります。

画像のアップ

マツカサを分解するキノコ
  京都御苑では、これまでに約400種のキノコ (菌類) が確認されています。
  キノコは、森の中で朽ちた木や落ち葉などを分解するはたらきをしており、 御苑には、マツカサを分解するキノコ が3種あります。


入り口と同じものが途中にもあり

花ごよみ (樹の花)
   京都御苑では、季節によっていろいろな花が見られます。このあたりで見ることができる代表的な樹の花には次のよう なものがあります。

御苑のチョウ
  京都御苑では、これまでに50種以上のチョウが記録されています。チョウ の種類によって、幼虫のときにエサとして食べる「食草」が、ほぼ決まっています。

ずっと上がって行って、石薬師御門付近の出口までやって来ましたニコニコ

こちらからも入る人がおられので、最初と同じものが設置してあります


そこから西へ行くと、「母と子の森」という言われるエリアがあり、その辺りにも解説板がありました

アカマツとクロマツ
  御苑では、たくさんのマツが見られ、 御苑を代表する樹木のひとつといえます。
  アカマツは樹肌が赤っぽく、樹皮がな めらかで、葉が柔らかいことから雌(め)マツと呼ばれるのに対し、クロマツは、黒っぽい樹肌、ゴツゴツした樹皮、硬い葉といった特徴から雄(お)マツと呼ばれています。


京都御苑のこと続きます
では、またぁ〜(* ̄∇ ̄)ノ