良忍が音を消したという滝(音無の滝) | レレレの行ってみたらこんなとこ!

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散策で主に史跡、神社仏閣を巡ってます
各地のガイドマップに載っている史跡、山川出版社から出ている歴史散歩シリーズの画像補完計を秘かに計画しています(笑)
ドライブの一助になれば幸いです(^^)
愛書家(読書家とは違います(笑))なもんでたまに本のことも書いてます

前回からの続き(令和4年11月26日のこと)になります

来迎院を後にして、近く(と言っても少し歩きますが💦)にある音無の滝へ向かいます
こちらも以前行ってますが、久しぶりに滝を見たかったので行ってみることにしました
以前の記事→音無の滝 


ここら辺りはまだ来迎院の横

このような道標もあります

音無の滝への道は舗装はされていないにしても整備はされているので、普通に歩いて行くことが出来ます

魚山の解説
 魚山(ぎょざん)
中国の山東省にある声明(仏教の儀式音楽)の聖地魚山に、この辺り一帯が似ていることから名付けられた
かつては、来迎院を始め多くの寺院が建っていて天台声明の修行の地として栄えた
音無の滝や呂川・律川など声明にまつわる地名が今も残っている
 NPO京都大原里づくり協会
(原文のまま)
呂川と律川の呂と律という言葉は声明に関係のある言葉で、呂や律というのは声明の音階のことだそうです
「呂律が回らない」という言葉がありますが、声明がうまく歌えない?、音階が使いこなせていないというようなところから、言葉がはっきり喋れないという意味に変わったようです

上の看板の少し先で分かれ道っぽくなっていますが、左の道を行きます

大尾山登山口の表示もありました

律川を渡ります

ちょっとした階段あり
ここからあと5分

少し登ってきてるので、もうこれでもいいやとなりそうです🤣



律川の流れも撮ってみました


ここまで来たらもうゴールです👍

最後の階段を上がると、そこは少し広くなってます
その先に音無の滝がありますおねがい

音無の滝
落差 15mほど
良忍上人が滝の音と声明が相乱れるのを恐れて呪文で水音を止めたとも、滝の前で声明を唱えていると滝の音と声明の音律が同調して滝の音がかき消えたとも伝わる
源氏物語の夕霧の巻には
「朝夕に泣くねを立つる小野山は絶えぬ涙や音無しの滝」
と詠まれていたり
西行法師も
「音なしの滝とは聞けども昔より世に声高き大原の滝」
と詠んでいるそうです
(京都大知典参照)

これは大原にあった解説板より

メディアでよく見る画像は滝の上部分になるかもしれません指差し
実際はこんな感じに見えます
雨の後とかで、水量が多い時は変わってくると思います

動画も撮りました
縦バージョン


横バージョン



この辺りはすでに紅葉を終えていましたが、紅葉してる時に行くとまた違った感じに見えるかもしれませんおねがい

滝側から見た広場

グルッと回ってみます


帰路に着きます
音無の滝周辺より、途中はまだ紅葉が残っていました
最後はその様子を貼っておきますひらめき







大原の散策は続きます
では、またぁ〜(* ̄∇ ̄)ノ