前回からの続き(2月11日のこと)になります
弓月神社からだと、西へ向かい「八上上」の信号を真っ直ぐ行きます
その道は県道305号線(瀬利八上上線)
篠山川を渡り、「般若寺」の信号を越して次の横断している道も県道305号線になります
その道は途中から北上するので、道に沿って北上して行くと、四差路で県道301号線(本郷東浜谷線)になるのでそこを左折します
しばらく走ると道沿いに「JAホールささゆり」という葬儀所があるので、その先の道を左折すると神社があります
沢田八幡神社
住所・兵庫県丹波篠山市沢田523
旧社格 郷社
御祭神 八幡大神 春日大神 事代主命と国土開発国魂神、同姫神及び、沢田城主小林近江守長任
駐車場ちょっと分からなかったので路駐😅
こちらは以前にも訪れています→沢田八幡神社
道を挟んで鳥居の前には忠魂碑
社号標
鳥居から見た景色
鳥居をくぐった左側の境内社
手前にあった石碑は丹波篠山五十三次 八幡神社
右側右側には手水舎
鱧切祭(はもきりまつり)
篠山市沢田に所在する八幡神社に伝わる祭礼である。氏子は前沢田、北沢田、上河原町、下河原町の四集落であるが、鱧切祭は前沢田と北沢田で継承されている。この地を開発した祖神(氏神)に感謝する祭でもある。
伝承によると、昔沢田は沼沢地であり、村人は毎年、大蛇に長男(スッテンテン)と長女【御神酒持(おみきもち)】を生贄(いけにえ)として出していたが、ある年、神が現れ、大蛇が酔いつぶれたところを一刀両断にして退治したという。鱧行切祭はこの言い伝えを祭礼もして再現しているとされる。
祭礼の役には祷人(とうにん)の他、鱧切役、杖持(つえもち・四天王)、招伴人(しょうばんにん)、スッテンテン、御神酒持、猿田彦、踊子などがある。以前は10月16日に祷家(とうや)で行われていたが、現在は10月第三土曜日に公民館で行われる。
祭礼当日、式場の準備が整うと宮司によるお祓いが行われる。その後は、祭礼に参加する諸役以外の出入りは禁じられる。諸役が決められた席に着くと、膳が出される。料理が順に進み、やがて戸板をたたく音が聞こえ始め、大蛇に見立てた鱧が登場する。鱧切役は包丁で鱧の背中をさすづて鎮める。静かになると、鱧を裏返し包丁を突き刺す。これで大蛇が退治されたことになり、再び酒が回されながら謡曲が謡われる。この後、終わりの挨拶があり、一同背中に玉串を差し行列を整えて宮入をする。神社では宮司が神前に祝詞をあげ、一同玉串をお供えし、「アイヤイヤーホーホー」と三回唱える。宮司の前で盃事が行われ、鱧切祭が終了となる。翌日、本殿前において餅まきが行われ、村中の幟が倒されて祭礼は終了する。
柳田国男著「日本の祭」でも紹介された奇祭であり、後世に伝えていくべき大変貴重な文化財である。
指定年月日 昭和33年8月10日
篠山市教育委員会
(原文のまま)
橋を渡って左へ行くと拝殿があります
こちらも動画を撮っています
次回はちょっと石碑のことになります
では、またぁ〜(* ̄∇ ̄)ノ