第56回 京都非公開文化財特別公開 現存する唯一の公家屋敷(冷泉家) | レレレの行ってみたらこんなとこ!

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散策で主に史跡、神社仏閣を巡ってます
各地のガイドマップに載っている史跡、山川出版社から出ている歴史散歩シリーズの画像補完計を秘かに計画しています(笑)
ドライブの一助になれば幸いです(^^)
愛書家(読書家とは違います(笑))なもんでたまに本のことも書いてます

前回からの続きです
(令和2年11月1日のことになります)

この日の目的の1つは第56回 京都非公開文化財特別公開されてるこちらを見に行くためでした
冷泉家
住所・上京区玄武町

表門

門の鬼瓦が玄武となってます爆笑
それは御所から北(玄武側)になってるとこかららしいです

それもちゃんと阿吽!

こちらは(も)門から中が撮影禁止で、画像はこれだけ😅
特別公開では普通のことなんですが、記事にするにはねぇ💦
なので文字ばかりになります🙇

建ってる場所は、京都御苑の上(北側)、今出川通り沿いに同志社大と並んで(こちらの方が先に建ってますが)建ってます
冷泉家は、歌人・藤原定家(ていか)の孫・為家の三男・為相を祖とする公家
邸宅は重要文化財
藤原なのに、冷泉なのは当初は冷泉高倉に屋敷があったとこからだそうです
これは武将や他の公家にもよく見られる名字の成り立ちです😁
この地に移ったのは江戸時代初期
現在の建物は、寛政2(1790)年の再建
それでも現存する唯一の公家屋敷
こちらには藤原俊成(しゅんせい)、定家以来の歴代の和歌に関する資料が保存されていて、その数約2万点!Σ( ゚Д゚)
国宝、重文がゴロゴロ(@_@;)
これらは冷泉文庫と呼ばれ、天皇により100年間封印されてた時期もあると解説で言われてました!!(゜ロ゜ノ)ノ
その収納してある蔵も外観で見ることが出来ました😄
(一部京都大知典参照)

邸内は、土間から見学で、さすがに広いなぁびっくりって感じ位でしたが、説明で感心したのは玄関でした
(リーフレットより)
それは門を入ったとこからも見えますが、その造りの工夫とかが面白かったです
(下手な)絵で説明すると
玄関も2つに分かれていて、右側が大玄関と言われる当主や貴客の出入りに用いられたもの
左側は内玄関と言われ、日常的な来客や家族の出入り口となっているそうです
その内玄関の前には、戸板のようなものがあって、それは立蔀(たてじとみ)というもので出入り口の目隠しの役目を果たすものでした
気になったのは、大玄関前の板間の部分(敷台)
絵で描いたように地面より少し高くなっていて、割と広い?🤔
丹波市のお寺さんでも見たことがあったんです
どういう役割なんだろう?と思っていたら、ここにそのまま駕籠を載せるということでした!
(@ ̄□ ̄@;)!!ナルホド
そしたら貴客は草履なども履かず、そのまますぐ上がれるというものでした!😲
なるほど納得♪
これだけでも僕的には大収穫でした😁

リーフレット



特別公開を見終えて、周辺の散策に切り替えですニヤリ
次回も散策が続きます
では、またぁ〜(* ̄∇ ̄)ノ