大観と春草-東京画壇上洛-を観る(福田美術館) | レレレの行ってみたらこんなとこ!

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散策で主に史跡、神社仏閣を巡ってます
各地のガイドマップに載っている史跡、山川出版社から出ている歴史散歩シリーズの画像補完計を秘かに計画しています(笑)
ドライブの一助になれば幸いです(^^)
愛書家(読書家とは違います(笑))なもんでたまに本のことも書いてます

前回からの続きです
(令和2年9月16日のことです)

今回目的の福田美術館へやって来ました
住所・京都市右京区嵯峨天龍寺芒ノ馬場町3-16
駐車場なし

現在やってるのは大観と春草-東京画壇上洛-
会期 10月11日まで
こちらはいつものように撮影はほぼOK
中に何作品か撮影禁止のものもあるので注意してください(..)

今回も嵐山文華館との共通券(2000円)を購入
単館なら大人1300円
今回観てみたかったのは、大観の作品があったからです

嫁さんは観てなかったので、それもあって行きました

入って最初に展示してあったのは菱田春草(ひしだしゅんそう)
右・梅下白猫、左・青波舟行

海濱之夜
淡い色合いがなんとも言えない絵でした♪おねがい
菱田春草という人は知らなかって、おそらく初めて見ました
でもこの色合いに惚れ惚れ(人´▽`*)♪
知らなかった人で、自分好みの人を見つけるとなんだか得した気分になります
新たな楽しみが増えるってことですからチュー

波濤図 竹林図
解説
こちらは大観と春草の合作となります
岡倉天心に「空気を描く方法はないか」という課題を出され、行き着いたのが線(輪郭?)を書かない技法だったそうです
でも、それは幽霊画や朦朧画と揶揄されました
今では認められた大観とかでも、そんな時代があったそうです

2階へ

今回展示されている作品の人物相関図がありました
そんな絵画に詳しくない僕でも聞いたことある名前がチラホラ見受けられます

これは大観の大判の作品でした!
竜虎
解説
春草の大判の作品も一回にありましたが、そちらは撮影禁止😅

雪月花
解説
こちらの作品は、近代日本画の三巨匠が共演
左・河合玉堂
中・横山大観
右・竹内栖鳳

2階の奥

空気を描く方法は…のことです

上の解説にあった作品・月明(げつめい)
解説
奥行きを表すのに、濃淡で描写しているのが分かります

使われている画材も展示されていました
大観は前に有名どこを観ていたからか、そんなお~びっくりとはなりませんでした😅
それなら知らなかった菱田春草の方が、色合いなんかに物凄く惹かれてしまいました
その春草ですが、一時は目が見えなくなりかけ、それは回復したのですが、人生は36歳という短いものでした😢
もし春草をまだ知らない方がおられたら、大観もですが、こちらも注目されていいと思いました照れ

そして鑑賞が済んで、今回はカフェへ
ここからの景色が見てみたかったんです♪爆笑
これはアプローチのとこ

この時は窓際のカウンター側に人がおられました

僕が頼んだのは手前のカプチーノ(500円税込)
嫁さんは奥のカフェモカ(600円税込)

席の辺りから庭園を見渡す♪照れ

渡月橋も見ることが出来ます

リーフレット
裏面

展示作品リスト

次回の展覧会
長谷川等伯、長沢芦雪、渡辺崋山、木島櫻谷、速水御舟などが展示されるそうです

渡月橋を見つつ、次の嵐山文華館へ向かいます

今日は秋恒例の稲刈りの手伝いに行ってきます
コメ返は遅くなるかもしれません(..)
では、またぁ~(* ̄∇ ̄)ノ