龍馬史を読んで | レレレの行ってみたらこんなとこ!

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散策で主に史跡、神社仏閣を巡ってます
各地のガイドマップに載っている史跡、山川出版社から出ている歴史散歩シリーズの画像補完計を秘かに計画しています(笑)
ドライブの一助になれば幸いです(^^)
愛書家(読書家とは違います(笑))なもんでたまに本のことも書いてます

今回は読んでた本のことなど
磯田先生の龍馬史を読み終えました
こちらも前回と同じで、最初に司馬遼太郎さんの竜馬がゆくを読んでいてもおかしくないとこなんですが、そこはほれ新選組が好きだから官軍寄りの人物の話は読んでません!(笑)

なので、磯田先生が書かれた龍馬を読んでみることにしました
物語としてでなく、実物大の龍馬はどんな人だったのかとしてΣd(・∀・´)

磯田先生の本を読んでいて書かれていたのは、龍馬がいたから薩摩藩と長州藩が共同戦線を組めることが出来たということや、どちらかと言うと政治家としてより商社マン的行動が際立っていたということでした
実際、実家が商売をしてましたし

そして龍馬暗殺の黒幕は誰か?ということも断言されています
龍馬暗殺にも、いろんな説が出ているようですが、史料を読んでいけばしごく妥当なとこに落ち着いて、むしろ他の説には裏付けや説得力がないものだということが分かるものでした

そしてこの本のもう1つの面は、龍馬を通しての幕末史
前回西郷さんの本を読んでいたこともありますが、なぜ薩摩藩が倒幕へと舵を切ったのかも分かりやすかったです

龍馬には梅毒に冒されていたという噂もあるそうです
磯田先生はそれは無い派
最近読むようになった作家の中村彰彦氏はかかってた派
中村氏も史料をよく読まれてるようなのに意見が分かれます
こういうとこを見ても、同じように史料を読まれても捉え方が人によって変わるものだと実感しました

次回から散策に戻ります
では、またぁ~(* ̄∇ ̄)ノ