第52回 京の冬の旅 その9 勝海舟が常宿にしていたという萩のお寺(常林寺) | レレレの行ってみたらこんなとこ!

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散策で主に史跡、神社仏閣を巡ってます
各地のガイドマップに載っている史跡、山川出版社から出ている歴史散歩シリーズの画像補完計を秘かに計画しています(笑)
ドライブの一助になれば幸いです(^^)
愛書家(読書家とは違います(笑))なもんでたまに本のことも書いてます

前回からの続きです
時間になったので、急いで常林寺へ戻ります

こちらのご本尊・阿弥陀三尊像が看板になっています
駐車場は広くないですが、山門の前にありました照れ

最初来たときはこんな風になってましたので、日曜行かれる方は注意してください(..)

(分かりにくいけど)駒札

山門をくぐると

今はこんな風です
でも由緒書きを見てビックリ!(゜ロ゜)
萩の寺と言われるそうですが、こんなになるんですねぇ♪ラブ

山門くぐった左手に地蔵堂
こちらのお地蔵さまは世継子育地蔵尊というんだそうです

そしてこちらの地蔵堂の近くにある石灯籠は天皇から世話になっていた湯口家に下賜されたものが寄贈されたものだそうです

確かに菊の御紋もありました



こちらの本堂では

いろんな仏像を見ることが出来ます
最初に書いた阿弥陀三尊像や、帯刀僧形像など
帯刀僧形像というのは、初めて見ました

本堂は玄関入って右へ行くのですが、真っ直ぐ行くと、歴史ファン(特に幕末ファン)なら気になるであろう勝海舟の間というのが、当時とそのままに残っています!おねがい
海軍伝習生として赴いてた頃、常宿として滞在したと伝わる部屋なんだそうです
小説なんかでは、龍馬も一緒に居たようなことが書かれているようだけど、先生と生徒だから別の部屋だったと思いますということを言われてました

庭に石橋が架かってるんです
水もないのに
枯山水⁉(-ω- ?)
と思ったら、庭になってたとこも昔は川だったそうです
そう、ここらは昔は鴨川とこの川に挟まれた中洲だったそうですよ
砂地たから萩が育ちやすいんだとか
(庭は撮ってもいい、と確認してから撮ってます)
解説でも言われてましたが、こちらの両隣も浄土宗のお寺びっくり
なので昔は砂川の三軒寺なんて呼ばれてたそうです

その勝海舟の間に、釈迦三尊の壁画が飾ってありました
岸竹堂
それは元は本堂の本尊の裏に描かれてたそうです
それでは見えないということで、確か今回のために額装されたんだとか

そして本堂の天井絵(由緒書きの裏より)

その絵を描かれた日本画家 野村はるみ氏による絵も展示されてました
それが今回の御朱印帳の表装になってます
御朱印は御朱印2つを含め2000円でした

御朱印


パンフ(500円)も購入

最後の冬の旅の場所へ移動です
その前に寄り道(笑)
では、またぁ~(* ´ ▽ ` *)ノ