よくニュースで袴を着て大泣きしているJT杯決勝のミスはこの手になります。

※局面は先後反転しています。(40手目△2七角まで)

 

相手の駒が利いていただけで、この手自体は必修の一手です。

1手30秒将棋であることや大舞台で緊張したことを考慮しても、将棋を始めて2年での棋力として平均的な気がします。

この半年後に詰将棋選手権のチャンピョン戦で、プロ棋士や奨励会員に混じって参加し、小学生としては素晴らしい成績でした。

道場に通えれば同年代の子と切磋琢磨したり、感想戦を通じて、自然と強くなれます。そうではない場合、将棋の勉強方法として、盤面全体を把握することは大変なので、駒数や配置が限られ、正解がはっきりしている詰将棋にひたすら取り組むことは長い目で見て、正しい気がしています。

JT杯決勝の相手の子もよく知っていますが、将棋に熱心で努力もできていて、違った点があるとすれば、詰将棋のレベルがチャンピョン戦に参加するレベルか詰めパラ小中学校を解けるレベルかだけでした。

 

以上の事を最近考えていて、詰将棋に注力しています。

対面での指導も楽しくて再開したいのですが、状況を見つつということになります。

ライン上で詰将棋や将棋の勉強方法の見直し相談が主になる為、対象は高校生まで、将棋ウォーズ初段以上であれば、対応いたします。

 

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稲葉聡