よくニュースで袴を着て大泣きしているJT杯決勝のミスはこの手になります。

※局面は先後反転しています。(40手目△2七角まで)

 

相手の駒が利いていただけで、この手自体は必修の一手です。

1手30秒将棋であることや大舞台で緊張したことを考慮しても、将棋を始めて2年での棋力として平均的な気がします。

この半年後に詰将棋選手権のチャンピョン戦で、プロ棋士や奨励会員に混じって参加し、小学生としては素晴らしい成績でした。

道場に通えれば同年代の子と切磋琢磨したり、感想戦を通じて、自然と強くなれます。そうではない場合、将棋の勉強方法として、盤面全体を把握することは大変なので、駒数や配置が限られ、正解がはっきりしている詰将棋にひたすら取り組むことは長い目で見て、正しい気がしています。

JT杯決勝の相手の子もよく知っていますが、将棋に熱心で努力もできていて、違った点があるとすれば、詰将棋のレベルがチャンピョン戦に参加するレベルか詰めパラ小中学校を解けるレベルかだけでした。

 

以上の事を最近考えていて、詰将棋に注力しています。

対面での指導も楽しくて再開したいのですが、状況を見つつということになります。

ライン上で詰将棋や将棋の勉強方法の見直し相談が主になる為、対象は高校生まで、将棋ウォーズ初段以上であれば、対応いたします。

 

https://shouryuujuku.com/

将竜塾の公式ホームページです。教室への仮申込みフォームはこちらからアクセス、申込みしてください。

 

稲葉聡

藤井聡太プロが将棋ソフトを使ったから強くなったという論調ですが、中1の夏には、当時プロ公式戦7割だった私は圧倒され、練習相手として力不足でした。その時は将棋ソフトを使っていませんし、勧めた時は杉本先生に使用を認めていただけませんでした。

 

プロを目指すのであれば、将棋を本格的にやり始めて、2、3年で奨励会入会することが普通だと、私や周りを見て、ずっと思っていました。ただ毎日道場に通える環境が整っていたり、覚える年齢によって、違うことに最近気が付きました。

覚えて~奨励会入会~奨励会三段~トップまでの藤井聡太プロの成長の年数は、

それぞれ4年~3年~2年になります。

私の周りにいたトップ棋士は、2年~3年~5年でした。

※個人的な印象で年数を正確に数えたことはありません。

トップまでの年数が短い点が、将棋ソフトの影響かは私の知識ではわかりません。

 

(その3へ続く)

稲葉聡

教室を始めて、1年近くになり、近況報告や最近考えている事を書きたいと思います。

 

この夏は、中学王将戦優勝、奨励会合格1名でした。

2名は教室に参加してから、研修会で2クラス昇級しました。これは教室の影響というよりも本人の頑張りも大きいと思います。

3月以降コロナの影響で対面での指導が難しくなり、教室は休止、5月以降は詰将棋を送ったり、ネット対局を見てアドバイスしたり、大学の先輩でオンライン教室をしているかむがふを紹介しました。

https://kamugafu.com/

 

将棋ソフトを使っていれば、伸びるという印象を持っている方が多い気がしています。

表現が合っているか分かりませんが、少年野球のチームに160キロのピッチングマシーンを導入すれば、誰でも上手くなるという事と同じだと思っています。

将棋ソフトを使って、理解できればいいですが、将棋が強くなりたいなら奨励会入会レベルまでは使わない、もしくは極力使うことを遅らせる方がいいと思っています。

※将来AIの勉強をさせたいなど棋力向上以外の点についてはわかりません。

(その2に続く)

 

稲葉聡