私が教訓としているウエイン・W・ダイアー著
『スピリチュアル・ライフ』の「七つの特別プログラム」は、
次のとおりです。
① 「委ねる」…「自分は無力だ」と認める。
② 「愛する」…神の本質は「愛」と知る。
③ 「無限」…宇宙エネルギーは「無限」である。
④ 「虚心」…心を「空」にする。
⑤ 「寛容と感謝」…生まれてきたことや他人に「感謝」する。
⑥ 「絆」…自分はみんなの「一部」だと意識する。
⑦ 「快活」…いつも「至福」を味わっている。
今回は「快活」について、
私の思うところを書いていきます。
引き続き、『イソップ物語』から引用します。
皆さんご存じの「北風と太陽」というお話です。
一人の旅人がマントに身を包み歩いていました。
北風は、自分の力は太陽にも勝り、
どんなものでも吹き飛ばせると
自負していました。
北風は旅人を見つけると、
自分の力を見せつけるため、
旅人のマントを脱がそうと、
強風を吹きつけました。
マントは最初の強風で
飛ばされそうになりましたが、
旅人は風が強く吹けば吹くほどに
マントをしっかり抑えて耐えました。
北風はだんだんと力も弱くなり
諦めて休んでいると、
そこにキラキラと輝く太陽が顔を出し、
暖かい光で旅人を照らしました。
旅人は閉ざされた冷たい心を開いて、
重荷をおろして、手を広げました。
旅人は空を見上げて、マントを脱ぐと
笑顔をみせて、その場に腰かけました。
これまで7つのテーマに対して、『イソップ物語』から
一つの物語を抜き出して説明してきました。
でも、ここにきてテーマにぴったりと合う物語が
見当たらなくなってきました。
今回は無理に結論に持っていこうとする意図が
見えてきそうなので、
ここはウエイン・W・ダイアーの2つの言葉を
引用して終わるのが一番かと思います。
「意識の高いレベルに到達いている人は、
見た目にも他の人とはどこか違う。
いつも至福を味わっているように見えるのだ」
「スピリチュアルな世界と深く結びついていればいるほど、
意識は穏やかに、そして気分は快活になるのだ」
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