父とぶらり、山の上ベーカリーへ | 湘南雑筆堂~本と美味いもん日記~

湘南雑筆堂~本と美味いもん日記~

湘南(?)に暮らし30年近く経ちます。30年も住んでいると、いろんな発見をするもんです。 
 そんなちょっとした湘南の発見を自分の読んだ本に絡めて皆様にお伝えできればなと思います。
 


12月某日

年長の娘のお遊戯会を父と鑑賞した後、蕎麦屋でランチ。どっかで、お茶でもしようと言うことになり、ならば、いいとこあるよと、父を連れだって行ったのが、「山の上ベーカリー」。

県立大学駅の坂を上り、右手の裏道へ入る。しばらく歩くと、茶色の紙袋を持ったマダムたちとすれ違う。ムムッ、もしやこれはと、紙袋にはワンポイントのシールが…山の上ベーカリーでランチを堪能したマダムたちだ。

平日だけど、混んでんのかな〜などと、心配しつつ階段の麓に辿り着く。


齢75の父には、キツかろう階段…
でも、今も週3〜4はお仕事してて、毎日職場までおよそ4キロくらい歩いて通勤する健脚。ゆっくりとではあるが上る。

上り切ったところにある、古民家を改築したお洒落な雰囲気のお店に、父も気に入った様子。

店内に入ると、1組の客がいるだけ。
この店、自分が思うにマダム御用達の店。
男二人で来る感じの店ではないが、まー、父とゆっくりお茶するのもめったにないし、ひっそりと隠れ家のように立つ、山の上ベーカリーを堪能しよう。

コーヒーだけと思っていたが、パンの匂いが鼻腔をくすぐる。そばを食べたばかりだと言うのに、パンの盛り合わせを注文。


うーん、平日の午後、たまには父とのんびりコーヒーってのもいいやね。

お土産の食パンまで買っていただき、ブラブラと自宅まで歩いて帰る。