『おじさんはなぜ時代小説が好きか』 | 湘南雑筆堂~本と美味いもん日記~

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湘南(?)に暮らし30年近く経ちます。30年も住んでいると、いろんな発見をするもんです。 
 そんなちょっとした湘南の発見を自分の読んだ本に絡めて皆様にお伝えできればなと思います。
 

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本文はここから

子供の頃、立ち上がる時に
わざと「ヨッコラッショ」なんて言っちゃって
周りから「いやだ~、おじいちゃんみたい」なんて、
突っ込まれることを見越して、その言動をとっていましたが、
今では立ち上がる時に「ヨッコラッショ」
言ったところで誰からも何も言われなくなりました(笑)。
すっかり「ヨッコラッショ」が似合う年代となりました
湘南雑筆堂です。
最近、年とったな~って思うのは、
毎朝冷蔵庫から牛乳を取り出して飲む時に
気が付くとコップを持っていない手は
にあるんですよね~。
オッサンっぽいですよね、
腰に手をあてて飲み物を飲んでいる姿って。

何で、腰に手がいっちゃうんですかね、ホント不思議です。

あと、晩酌のビールビールに舌鼓をうち
「クゥ~、たまらんわ~(>_<)」
なんて言っちゃったりする自分。
オッサンだわ、ホント。
周りからどう見られているかが、だんだん欠落してくるんですかね。

そんなオッサン化現象の最たるものは、
「歴史好き」になっちゃったこと。
おじさんはなぜ時代小説が好きか (ことばのために)/関川 夏央
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なぜ、オッサンは歴史が好きなんすかね。

タイトルに惹かれて、

図書館でパラパラとページをめくっただけ。

なので中身はわかりません。
以下は自分の思うところを書かせていただきます。 

20代の頃は歴史小説をやたらと勧めたり
歴史ドラマの時代考証が間違っているとか
ムキになっているオッサンたちに辟易としていたのですが、
今ではすっかり自分が歴史小説にはまっています。


長年社会に揉まれながら人生過ごしている
オッサンたちは世知辛い世の中を渡り歩いてきているので、
成功するには多くの困難犠牲を伴うことを理解しています。

年を重ねると歴史に名を残す人物が
どのような思考のもとで重要な決断を下したのか、
教科書ではたった一行で済まされている
その舞台裏に自然と興味を持っちゃうんですよね。

歴史上に登場する人物のエピソードは
スケールの違いこそあれ、
自分の仕事の場と置き換えて考えることもできるし、
歴史を切り開いて行った人物の行動や信念は
自分自身の人生の指針にもなります。

歴史上の人物の人生を俯瞰し、
その人生に思いを馳せることで
自分には成し得なかったことに憧れたり、
もしくは自分の夢を思い起こして
「まだまだ、もう一花咲かせるぞ」なんて思ってみたり、
そんなロマンが散りばめられれた歴史小説は
オッサンの心を掴んで離さないいんだろうな~。

今秋NHK『坂の上の雲』が放映されます。


日清・日露戦争を描いた司馬遼太郎の超大作!
主人公の秋山真之役は今、
映画『おくりびと』で時の人、本木雅弘です。

こりゃ、オッサンはもちろんお若い方々も要チェックじゃ~!


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