トロリーバスに乗りに来た その3 | shounanenoshimaeboshiのブログ

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 ここ数年、鉄道の線路や列車が廃止になると聞くと、休みを利用してラストランに足を運ぶ事が多いです、ブルートレイの廃止、JR西日本の三江線、JR北海道の夕張線、札沼線、根室本線の富良野新得間、、、、などなど。

 昨年の秋だったと思いますが『黒部アルペンルートのトローリーバスが廃止になる』という話を聞いて、この3連休にそのトローリーバスに乗ってきました、今日はそのバスをじっくり紹介します。

 

 今日は昨日の続きからになります。

 

 室堂に到着して直ぐのトローリーバスに乗れたのですが、おにぎりサイズのマス寿司を食べながら30分後のトローリーバスを待ちました、というのも一番前の席に乗りたくって、あえて一本後のトローリーバスにしたのです。

 

 日本最高所の鉄道駅『室堂2,450m』8000型 無軌電車、、、、、どういう事?

 

 トローリーバスの出発を待っている間、駅の方に教えてもらったのですが、このトローリーバスは、実は鉄道ということです、要は無起動(線路のない)の鉄道という事だそうです、なのでパンタグラフがついているのでしょか? それとも架線がないところは走れないので、鉄道と同じという事なんでしょうか?  

 

 これがトローリーバスです、どう見てもそこらを走っている路線バスです。

 

 後ろから見るとちょっと違います。

 

 まずナンバープレートがありません、これは鉄道なので自動車登録されていないためでしょう、そもそも架線がないところは走れないし、架線の下は専用路なのでナンバーが無いのかもしれません。

 

 それに天井に搭載されたポール2本、おそらくプラスとマイナスの電気を集電しているのでしょう、当然電気で走るのでエグゾーストマフラーはありません。

 

 こちらはトローリーバスの車庫、架線はつながっていませんが、きっと少しは通電なしでも走れるのでしょう。

 

 ではさっそく乗ってみます。

 

 トローリーバスの中は、至って普通のバスです。

 

 30分まった甲斐がありました、一番前の席に座れました! 

 

 ガキの頃この席か運転手さんの後ろの席に座るのが好きで、今でもバスに乗ったときに、一番前の席が空いていると座るようにしています、、、、、まあ最近の理由は下車するときに楽だからですけどね。

 

 ではしゅっぱ~つ!

 

 ず~~~っとトンネル!

 

 出発すると、このトローリーバスはトンネルしか走りません、まるで地下鉄です。

 

 トンネルの中央部で、大観峰化からやってきたトローリーバス3台とすれ違います。

 

 室堂から約10分乗車すると大観峰に到着です。

 

 大観峰の景色です、雷鳥でもいないか?と探しましたが、燕の姿と鶯の鳴き声が聞こえるだけで、雷鳥らしき鳥の姿はありませんでした。

 

 黒部ダムです、このダムを建設するために、多大な費用と時間を費やしたそうです。

 

 ちなみに大観峰までやってきましたが、ここから先長野県の大町まで進むには、ここからロープウェイとバズを乗り継いで、さらに費用がかさむので、この景色を30分ほど楽しんだらトンボ返りです。

 

 再びバスに乗り、、、、

 

 室堂からは普通のバス、、、、

 

 美女平に到着したら、、、、、

 

 ケーブルカーに乗り、、、、

 

 立山まで帰ってきました! 

 

 6:40の始発で出発後、戻ってきたのが12:00ちょうど、全行程5時間20分の旅でした!

 

 立山に到着後は、何かを食べようとあたりを見回すと、飲食店が数軒、ここで食べるか?それとも富山あたりまで走って昼食を取るか?考えたのですが、もうお腹がペコペコでしたので、ここで食べることにしました!

 

 数店ある飲食店の中から『あおき』というレストランの名前が気に入り、ここにしました!

 

 メニューを見ると『室堂平と玉殿溶岩カレー』というのが目に留まり、こいつにすることに。

 

 すぐに配膳されてきました、、、、

 

 なるほど、右のごはんが噴火したお山で、頂上付近の福神漬けが火山の火を表現しているんですね、、、、ではいただきま~す!  お腹が空いているからおいしいです。

 

 さて今回は、昨年末から気になっていたトローリーバスに乗りに、金曜日の夕方に仕事が終わってから家を出て、強行軍で日本で唯一、そして11月で廃止になるというトローリーバスに乗ってきました。

 実はトローリーバスには思い出があり、どうしても乗りたかったのです、というのは私が5歳くらいの時だったと思います、お袋に連れられて横浜へ来たときに、屋根にポールを積んだバスを見たときにの印象がいまだに残っていたのです、そして2010年から中国へ赴任していた時に大連へ行く時があり、その時に目に入った路面電車とトローリーバスが、幼少期の横浜のトローリーバスの記憶をよみがえらせ、何時かは黒部アルペンルートのトローリーバスに乗りたいと、ずっと思っており、一度家族で黒部アルペンルートへ行った際に、トローリーバスに乗車したことはあったものの、今回廃止のなると聞いて、改めて足を運び、半世紀前にお袋と手を握り見たトローリーバスを楽しんだ次第です、それがあと4ヶ月で廃止になると聞いて、非常に残念で仕方がありません。 もし機会があれば、廃止までにもう一度足を運ぼうか?と思っています!