アメリカへ出張へ来てからかれこれ一月が経ちます、今回の出張は最近では珍しく長期になっていて、いささか食生活に不安があるものの、以前赴任していた土地なので、何ら生活の不自由はありません、むしろ週末は車で国立公園へ出かけたり、日本では経験できないことをして楽しんでいます。
そんなアメリカ生活ですが、日曜日の夜にちょっとしたトラブルに遭遇してしまいまた!
それは何かといいますと、買い物へ行った帰りに借りている車がパンクしてしまったのです。
でも出張者5名、みんな何らかしらのエンジニア、直ぐに車を止めてスペアータイヤに交換、でもこのスペアータイヤ、車体の割には貧弱で、とてもアメリカのフリーウェーに耐えられそうにないので、近所のホームセンターへ足を運び、パンク修理セットを買ってきました。
取り外したタイヤ、リアのハッチバックを開け、ここで修理することに、、、、
普段軽自動車のタイヤしか扱っていない私にとって、まるでF1のホイールの様です、オマケにムチャクチャ思い!
購入した工具はこちら、〆て$30くらいの出費です、、、、
タイヤをぐるっと見回すと、ビスが刺さっていました、、、わかりやすい!
では作業開始!
まず買ってきたプライマーでビスを引っこ抜きました、、、なかなか立派なものが刺さっていました!
誰がこんなものを道に落としたんだよ! いささか腹立たしく思ってきました。
パンク修理の作業は超~~~簡単! 専用の工具を使って、ビスが刺さっていたところをさらいます。
パンクした穴に、専用の栓に接着剤をたっぷり塗布してねじ込めば完了!
修理が終わったタイヤです、この後すぐにスペアーからもとに戻してもよかったのですが、スタンドで空気を入れて、漏れがないことを確認してから戻すことに、なので今の状態で一晩放置しました。
続いて今朝、朝5:30に起床し、気になったのでタイヤを確認すると空気の漏れはなく、『これならもとに戻して使える』と判断した私は、さっそく一人でタイヤ交換を始めました、、、、
このタイヤ交換、一人でやるのは無謀です、というのはホイールがめちゃくちゃ重い、荷台から降ろすだけで、腰を痛めそうです。
問題はそれだけではありません、ムチャクチャ重いホイールですので、ねじ穴に合わせるのが超~大変、ジャッキを回して車高をあげたり下げたりしながら、高さを合わせ、ホイールを押したり引いたりしてどうにか位置合わせができました。
おまけにこの車のホイールはナットで固定するのではなく、ボルト締めなんですよ、普通日本の車はローターにボルトが出ていて、そのボルトにホイールの穴に合わせるのですが、ベンツはボルトをローターにねじ込むんです、しかも細目、、、、これでは全然ボルトの位置合わせができません、しかも重いから、位置合わせに相当の体力を使いました。
格闘する事30分、どうにかスペアータイヤから、元のホイールに交換できました!
ホイールの交換が完了したので、出勤前にテスト走行をしてみます、、、、
完璧に修理完了ですね、運転席のタイヤの空気圧のトラブルメッセージは消えていて、走行にも何ら問題はありません!
試運転を終え、出勤準備が整ったベンツ、これで安心して出勤できます。
最近当たり前なのかわかりませんが、タイヤがパンクすると運転手にパンクを警告してくれます、今回みんなで車を走らせていたら、運転をしていた子から、『右のリアタイヤがパンクしているようです』とおしえてくれ、慌ててみんなで車から降りて、タイヤ交換をし、速攻で工具を買って修理完了、その後空気をスタンドで補充しようとしたら、なんとコンプレッサーは5分で$1.5も費用が掛かり、最悪なことに全然空気圧が高くなく、料金を2回支払って結局タイヤに空気を入れるだけで¥500もかかってしまいました。
とりあえず今週は毎日出勤前にタイヤの空気圧を確認することにしました!