昨日も新年会でした。

さすがに、連日だと少々お疲れモードです。


そこで今日は一日外出せず、身体も休めて靴磨きやスーツのお手入れをすることにしました。


私は、靴を磨いたりスーツにブラシを掛けることが大好きです。何故か無心になり、とても落ち着きます。

今日は、やる気マンマンです!


ブラシは、拘ったものを使っています。
つねよしのブログ

「イシカワブラシ」といいます。ご存知の方もいらっしゃると思いますが、このブラシ、一度使うと他のブラシは使えません!

一般的には、豚毛を使用したものが多いと思います。イシカワブラシは、「尾脇毛(おわきげ)」と呼ばれる馬の尾の根元に生えているものだけで作られているそうです。

しなやかさと弾力性が特徴のブラシ、なんと、カシミヤや和服にまで使えてしまうのです。

絶妙なテンションで生地の目に入り込み、細かい汚れを見事に取ってくれます。煙草のヤニ・・・、私は苦手ですが、丁寧にブラシを掛けるだけで殆ど消えてしまいます。


このブラシを購入するとき、作り手のご主人とお話しすることができました。

「ウール素材は、元々は動物の毛。動物性の油脂があるわけで、水や汚れには強い」

「通常のクリーニングでは、薬剤でその油分が失われてしまい、生地の風合いを無くしてしまう」

「服を大切にしたいなら、出来るだけブラシで」


一つのブラシを完成させるまでに、とても手間と時間が掛かるそうです。ご主人の熱い職人魂に心を打たれ、「これだ!!」と感じ、その場で即決購入しました(笑)。


ブラシを掛けていると、愛着がでてきます。

結果、「大切に使おう」と思うようになります。



ものを大切にする心、大事だと思います。