はぁ、こういうの疲れますよね。

かなりヒートアップしたので、ハイハイって聞いてましたけどね。


登記の依頼を受けると登記の申請人に申請意思の確認、本人の確認をするのですが。
どうも、そのあたりが気に入らなかったらしく。
実際に電話をしたのは事務員の僕ではなく、本職なんですけどね。


今日の場合は、社員が会社から融資を受けて抵当権を設定するんですが、その社員だけの所有不動産ではなく、その母親・その奥さんの所有不動産にも抵当権を設定するので、その二人にも本人確認の電話を本職にしてもらいました。
母親のほうは昭和5年生まれだから、申請代理人である司法書士のほうとしては気をつかうケースなんですよね。
意思無能力をいいことに息子が勝手に担保設定、とかはよくあるハナシなんで。


昭和5年生まれの一般の人に「保証委託契約」なんて言っても通じはしないと思うんですが、そのあたりを確認して、さらに借入先の金融機関を電話で確認(それぐらいはわかりそうなもんだけどね)、で、いろいろ聞いたけどはっきりとした回答がなく。
今回はまあ社内融資だし、いいかなあと本職も言っていて、最後に社員(息子ね)に確認とってそれでよしにするかと。


どこだかの支店長とかでなかなか連絡のとれない人なんですが、ようやく夕方に電話で話せたんですが、かなりのご立腹。

上場企業の社員さんですが、あまりキレイではない言葉を多用。結構、品がないんだよね。

どうやら、その一番の立腹の原因が、自分の母親に借入先等を「根掘り葉掘り」聞かれたから


「いやさっき家から会社に電話があったんだけどさ、息子が何か悪いとっからカネ借りて悪いことしてんじゃねーかって思われたじゃねーかよ、お宅ではそういう聞き方すんのか。そういうのやられたらやじゃねーか」

やじゃねーかもなにも、中学生のガキじゃあるまいし、家帰ってママに説明すれば済むハナシだろーに。
住宅ローンの借り換えで会社からお金借りるんだけど、いま司法書士も本人確認とかでうるさいんだって、って言うだけでいいじゃん。なんでそこで激高するかな。

「あんただってわかるだろ?」っていうけど、わからんよそんな理屈。



その後、うちの事務所を使ってくれている抵当権者にその立腹君がクレームを入れたらしく、今度はその抵当権者から事務所に電話。

「どうやら客が怒っている、融資実行はすんでるけど、抵当権設定は止めるかも、立腹君はエライ方だから、もしかしら〇〇事務所(うちの事務所ね)は使えなくなるかも。」



さて、どうなるかな。

基本、ここの本職は部下をかばうって思想は皆無だから、瑣末なことから僕が原因だってことにするんだろうな。
でも、今回はね~、どこにも悪いとこないしな。

確かに先週金曜日に客の自宅に午前中に電話を入れようと思ってたけど、外回りが続いてそれが夕方になってしまって対応がちょっと遅くなったのはあるんだけど、身体は一つしかないからね~、二つの動きは一度には出来ん。
仮に午前中に電話をしたところで結論は変わっていないのは明らかだし。

まあ、なるようになるでしょ。考えても仕方ないし。