その時僕は銀行の応接で登記完了書類の引き渡しをしていました。
もう収まるだろう、と自分で思っている時間が経っても収まることのない揺れに遭遇しました。
行員の人と一緒に応接の大きいテーブルの下に隠れたのですが、アタマの中では地上20階のビルに押しつぶされるイメージで支配されました。
もうこれで終わったなと。
が、書類を置いて銀行の外に一目散に出るわけにもいかず、書類の確認は切り上げて取りあえず銀行のビルを出ることが出来ました。
電車がすべて止まっていたので家までの11キロを歩いて帰りました。
僕は三時間半の徒歩で帰り着くことが出来ましたが、途中通り過ぎたJRの駅周辺では帰宅困難者の方達がたくさんいました。大学や公的機関のビルは開放してたということなので大丈夫だろうとは思いますが夜は大変冷え込んでいたので心配ですね。
今回の震災で分かったこと。
①乾電池式の携帯ラジオは最低限持っていないと困る。
僕はiPhoneですが、まずテレビが見れない。テレビ付きケイタイを持っている人はみんなテレビで情報収集していました。
また、3Gの電波を使用するものはすべて機能不全になりました。ネットもTwitterも繋がらない。ラジオを聴けるiPhoneアプリも3G経由なので聴くことが出来ない。
そうなると僕はまったく情報から遮断されてました。電車が止まっているのさえ人から聞いて知りました。
②GPSは必需。
初めて通る夜道でも僕が比較的落ち着いていたのは、自分が今どこにいて、どこに向かっているのかを地図上にGPSで正確にトレースできる状況にあったからです。
歩道は歩いて家まで帰る人で溢れかえっていたのですが、その中には自宅までの帰り道をPCでプリントアウトしたものを持ちながら人もたくさんいまいた。
外が明るいうちはまだいいのですが、暗くなると目標物を失うことになるのでこの道が正しいのかさえ分からないということになります。
僕が利用したのがiPhoneアプリの「矢印ナビ」というものです。
現在地から登録した場所の二点を矢印で方向を示してくれます。
ビルに挟まれた細かい道だとGPSが不正確なこともあるのですが、矢印ナビだととりあえずこっち方向に行っておけば自宅には向かっているということが分かります。
このアプリがあったおかげで3キロ、1
時間は余計にかかるところをかなりショートカットして帰ることができました。
iPhoneからの投稿
もう収まるだろう、と自分で思っている時間が経っても収まることのない揺れに遭遇しました。
行員の人と一緒に応接の大きいテーブルの下に隠れたのですが、アタマの中では地上20階のビルに押しつぶされるイメージで支配されました。
もうこれで終わったなと。
が、書類を置いて銀行の外に一目散に出るわけにもいかず、書類の確認は切り上げて取りあえず銀行のビルを出ることが出来ました。
電車がすべて止まっていたので家までの11キロを歩いて帰りました。
僕は三時間半の徒歩で帰り着くことが出来ましたが、途中通り過ぎたJRの駅周辺では帰宅困難者の方達がたくさんいました。大学や公的機関のビルは開放してたということなので大丈夫だろうとは思いますが夜は大変冷え込んでいたので心配ですね。
今回の震災で分かったこと。
①乾電池式の携帯ラジオは最低限持っていないと困る。
僕はiPhoneですが、まずテレビが見れない。テレビ付きケイタイを持っている人はみんなテレビで情報収集していました。
また、3Gの電波を使用するものはすべて機能不全になりました。ネットもTwitterも繋がらない。ラジオを聴けるiPhoneアプリも3G経由なので聴くことが出来ない。
そうなると僕はまったく情報から遮断されてました。電車が止まっているのさえ人から聞いて知りました。
②GPSは必需。
初めて通る夜道でも僕が比較的落ち着いていたのは、自分が今どこにいて、どこに向かっているのかを地図上にGPSで正確にトレースできる状況にあったからです。
歩道は歩いて家まで帰る人で溢れかえっていたのですが、その中には自宅までの帰り道をPCでプリントアウトしたものを持ちながら人もたくさんいまいた。
外が明るいうちはまだいいのですが、暗くなると目標物を失うことになるのでこの道が正しいのかさえ分からないということになります。
僕が利用したのがiPhoneアプリの「矢印ナビ」というものです。
現在地から登録した場所の二点を矢印で方向を示してくれます。
ビルに挟まれた細かい道だとGPSが不正確なこともあるのですが、矢印ナビだととりあえずこっち方向に行っておけば自宅には向かっているということが分かります。
このアプリがあったおかげで3キロ、1
時間は余計にかかるところをかなりショートカットして帰ることができました。
iPhoneからの投稿