桃の旦那の しょう です。
このような不思議な立ち位置なので、
「●●似の桃の旦那が〜〜」みたいな、枕詞付きで言及されることがたまにあります。
実生活でも、
初対面の方から、「芸能人の●●に似てるネ〜」などと、社交辞令で言ってもらえることが稀にあります。
逆に、
誰似?ってトークテーマになった時は、
「●●に似てるって言われたことあるワァ〜」なんて自分で言うとイタい奴なので、
基本的には、「誰とも言われないっスゥ〜」と、いかにも小物っぽいリアクションでお茶を濁しています。
さて、
唐突に話は変わりますが、遡ること数年前。
僕が、
ほとんどパジャマみたいなダラシない格好で、近所のカレー屋さんへランチしに行った日のことです。
店内はそこそこ賑わっていました。
僕は1人で大きなナンをちぎりながら、大好物のバターチキンカレーを食べていました。
すると、
隣の隣の席のご婦人2名が、僕を見てヒソヒソと何やら話しています。
あ・・・
みっともない格好で来ちゃったからだ・・・
恥ずかしいな・・・
早く食べて帰ろう・・・
と僕が思っていると、
ご婦人ABがズババッと立ち上がって、こちらへズカズカと歩いてきます。
立ち上がり方が派手だった為、椅子を引く音が場に響き渡りました。
自然と店内の注目がご婦人ABに集中します。
呆然とする僕の目の前で、
ご婦人ABは結構なボリュームで言い放ちました。
A「あの!もしかして!」
B「俳優の●●さんですよね!?」
一瞬の静寂の後に、
(それは・・・絶対にない・・・)
と、ご婦人以外の全員が思ったのが、ビリビリと分かりました。
似ても似つかない某俳優さんの名前が飛び出したので、当然です。
店内には、どんな爆弾低気圧よりもボンバーな低気圧が立ち込めました。
今度は、
お店中の人が、僕を見てコソコソと何やら話し始めました。
僕が被害者なのに、まるで僕がイタい奴みたいです。
僕は消え入る声で
「ち・・違い・・まs・・」としか答えられませんでした。
心がポキンと折れた僕は、
大きなナンとたくさん残ったバターチキンカレーに小さくナマステを告げ、その場をひっそりと後にしました。
家に帰って、全俺が涙したことは想像に容易いことでしょう。
何故、唐突にこんな日本トラウマ昔話をし始めたかと言えば、
「しょうくんは誰々に似てるね〜」と言っていただく度に、この古傷がシクシク疼くためです。
ちなみに以前、
某アプリで、似てる人診断をしましたが、驚きの結果でしたので、共有させていただきます。
これからは、
僕らのことを深津絵里さん似とりんたろー。さん似の夫婦として認知いただければ幸いです。
(ファンの方ごめんなさい)