桃の旦那の しょう です。



今日は父の話をさせて下さい。




僕は幼い頃から、

どちらかと言うとお父さんっ子だったと思います。




父はおっとりした性格で、僕は数えるほどしか怒られた記憶がありません。

仕事はサラリーマンで、地元の某メーカーの研究開発部門で働き、僕母兄ペットを養ってくれました。




それだけでなく、

週に2回は、柔道教室で先生として子供たちに稽古をつけ、僕も父の元で柔道の練習に励みました。


なので、僕にとっては父であり、柔道の先生でもありました。


若いころは全盛期のシュワちゃんみたいな筋肉マンボディで、子供心に若干キモかったのですが、

定年した今になっても、腹が出ていないのは素直に凄いことだと思います。

 



趣味も多彩で、

アウトドアスキルが高くて、幼い僕は色んな所に連れて行ってもらいました。

他にも、PCに詳しかったり、DIYをしたり、音楽に興じたりと、


凝り性で自分の世界がある反面、いくつになってもやりたいことを貫いていて、

老け込まない父の生き様は素敵だと思うし、僕も見習いたいと強く感じます。





幼い頃からよく、

「あんた、お父さんはすごいんだから、感謝しなさいよ〜」と母に言われたものですが、

その実感がやっと湧いてきたのは、自分が社会に出て働き始めてからです。


同時に、

自分がいくつになっても超えられそうにない、大きな存在だなあ、と改めて思います。




唯一、嫌いなところと言えば、

リビングで寝落ちしたら、全然起きないところぐらいです。

母が、まったくも〜、と小言を言いながら、

寝落ちした父にブランケットをかけるシーンは何度となく見かけました。






予定では、

あと1ヶ月以内には、僕も父になる予定です。




父が僕にそうしてくれたように、

僕も、ももたろくんには、色々なことを与えてあげたいと思いますが、

本当にそんなことができるのだろうかと、漠然とした不安もあるのが正直なところです。





ですが、

少なくとも、1つ。

今の僕が父と同じくらいにできる、と

自信を持って言えることがあります。










リビングで寝落ちすることです!!!!!

(テッテレー)









いや〜

昨日もやっちまいました〜。


気が付けば深夜3時まで、

ソファで寝ちまいましたわ〜。



(寝方のクセじゃ〜)




桃さんは既にベッドで寝ているので、

疾風怒濤で寝支度をして、忍者の如くソロ〜っと、ベッドにスライドインしますが、

彼女は寝息とともに、鋭い殺気をビシバシ放っていました。




やはり、

父の背中を見て、子は育つのでしょう。


30歳の僕も、

忍法:リビングおやすみの術の使い手です。




妻にガミガミ言われながら、ソファで寝落ちするのは世の理なのでしょうか・・・。

でも、そんなのお断りです!

(なにが)




幼い頃見た、

寝落ちした父が母にガミガミ言われているのがフラッシュバックします。



(常習犯)

(謎のハンドサイン)




遠のく意識の中で、

姉さんそない怒らんでもォ〜堪忍やでェ〜〜、と思いながら、

僕は何度となく、微睡みの世界へと堕ちていきます。




極稀なケースで、

桃がリビングで寝落ちした時は、マリオで1up取った時ぐらい嬉しいです。

僕は仏の表情でブランケットをかけ、ニマニマと彼女の行く末を見守ります。

桃が起きた時、僕は絶対に怒りません。

何故なら、僕は人の悲しみを知る男なのだから・・・。





つまり何が言いたいかと言うと、

特に何も無いんですが、


今日は怒られないようにベッドで寝たいですし、

世のお父さんがリビングで寝てても、そんなに怒らないでくださいヨ〜と、


ダメ旦那は小さく思います。