巨人ご自慢の超重量級最強打線が帰ってきた!
なかでも光っていたのが高橋由伸だった。
25日の横浜戦、初回に2点を先制されて、迎えた一回裏。
向かうは1番・高橋。
横浜先発寺原の初球のスライダーをとらえ右翼席に21号ソロを放った!
これがプロ野球タイ記録のシーズン8本目となる初回先頭打者本塁打となった。
由伸の1発は打線に火をつけた。
1アウト三塁からは小笠原が、4番に座って初となる22号逆転2ランを右中間スタンドに運んだ。
由伸は、四回にも左中間に22号ソロを放ち、貴重な追加点をたたき出した。
右足首痛で13日からの前半戦最後の6連戦を欠場。
16日からの甲子園での阪神3連戦は遠征に帯同せず残留した。
阪神に負け越したチームの姿に、欠場した自分を悔しがっていた。
1番打者がどっしりと座っていれば打線も機能する。
左手親指の付け根を痛めて離脱していた5番イ・スンヨプも八回に18号3ランと、
前日からの2試合で3本塁打と復活をアピール。
打線は今季最多の13得点を挙げ、チームの連敗は3でストップ。
新打線で後半戦初勝利を挙げた原巨人が、首位奪回を図る。