アンニョンハセヨ
韓国語翻訳家shoukoです
自己紹介
本日より新お仕事向け講座
「産業翻訳者養成講座」の
お申込受付がスタートします
とにかくみっちり翻訳と向き合う
6か月にしよー
という講座になっています
新たな風を吹き込むこと間違いなしです
昨日も教育実習の翻訳を見て
また熱くなったりしていたり
今日はお仕事の翻訳チェックをして
熱くなっていたりで。。。
ますます翻訳に熱くなっているこの頃です
今日やっていた翻訳チェックが
「宿泊約款」だったのですが。。。
いやいや。。。
ここ2か月くらいで
何個目ですか？？って感じの
「宿泊約款」になってきました
そうそう。。。
それで「これは意訳の際のキモかも
」
と思ったことがあるので
お伝えしたいのだけど。。。
ここ最近ブログを見てくれた方は
ご存じだと思うのですが。。。
最近新しい翻訳者さんが登場した感じがしていて
その方（仮）が私と翻訳スタイルが
あまり合わない方のようで
（結構原文から言葉を変えてしまうタイプで。。。それが必ずしも悪いということではなくて、私と合わないというだけなのだけど）
私としてはとてもチェックしづらい感じがしていて
今回も「その方かも。。。？」
という懸念を持ちつつ進めていて
宿泊約款には結構ありがちなのですが
「支払いを宿泊券、クレジットカードなど通貨に代わる方法で行おうとするときはあらかじめそれらを呈示していただきます。」
というような文言があって
その「それらを呈示していただきます」
の部分がですね。。。
「그 입장을 밝혀 주세요（直訳：その立場を明らかにしてください）」
ってなっていて
「ちゃんと通貨以外で支払うって明確に示してくださいね！」
ってことが言いたいことはわかるし
韓国語ではこんな感じで普段言うのかもなんだけども。。。
でも。。。
前も書いたけど契約書系（約款も含む）って
裁判になった時とかにすごい一言一句をつつかれるから
あまり内容が変わらない方がよくて（と少なくとも私は思っていて）
「その立場を明らかにしてください」
だと、ただ口頭で言ったとしても
（宿泊券やクレジットカードを呈示してなかったとしても）
当てはまってしまうと思うし
それって何か問題があって
裁判沙汰とかになってしまったときに
ボンヤリしていたらダメな部分かな～と思うのです
「呈示する」ことをルールづけすることにより
言った言わない論争を防げる部分もある気がするし
って感じで
原文から言葉を変えたときに
何らかリスクが生じる可能性がある時は
やっぱり変えない方がいいという判断になるかなと
思いました
（あくまで私が考える一つの基準ですが。。。）
どうでもいい情報ですが。。。
私はネイティブの表現は
ものすごーく気持ち悪くても
あまり変えないのですが
（ネイティブなりの考えを私が読み切れていないパターンの方が多いと思っているし、『韓国人がしっくりくる』最善を尽くしているのだろうと思っているので）
こういう影響があるものについては
闘ってでも変えます
（まだ提出していないので、闘うかどうかはわからないけど
）
ちなみに。。。
他の韓国人翻訳者さんが以前翻訳していた
「결제 수단을 제시해야 합니다（決済手段を提示しなければなりません）」
に変えました
（え？これでいいじゃん、絶対にって思いません？ｗ←元の翻訳がよほど納得いってなかったらしい）
こればかりは。。。
元に戻されたら
理由を説明して闘う気でおります
。。。
こんな熱い？翻訳の世界で
みなさまをお待ちしております
問い合わせメールアドレス