今日、飯能地区の雷は凄かったですね(^^ゞ


午後1時半頃でしょうか?

ちょうどその頃、飯能准看護学校の講師として感染症を教えていました。

2回ほど近くで雷が落ちたようです。

まああまり雷は怖いほうでは無いのですが、近くで落ちるとびびっちゃいますね(笑)


ガンダムの映画で宇宙育ちのジオン軍の兵士が初めて大気圏を突破したとき、ちょうど雷がなっており、

「た、大尉、連邦軍の新兵器です」と言い「うろたえるな、これが地球の雷というものだ」と返したくだりがありました。

この大尉こそかの有名なグフにのっていた、ランバ・ラル大尉です。

ランバ・ラルとグフかっこよかったですよねぇ。とくにグフが乗ってた空飛ぶ飛行機の名前みなさん覚えていますか? 確か”ドダイ”って言いませんでしたっけ???

っと、ガンダムの話しじゃなくて。。。

でも確かに今日の雷は兵器のようでしたね。


話しは変わって、高校生の頃、お宅だった私はアマチュア無線をしておりまして、無指向性アンテナというものを家の屋根に立てており、いわゆる丁度避雷針のようなかっこうの(笑)

そうです、ご想像とおりです(笑) まんまとそのアンテナ一直線に雷が落ちたことがあります!


それはそれはもう大変でした(-_-;)

我が家だけではなく、数十件ご近所さんの家電製品が申し訳ないこととなりました(・_・;)


さてと、ところで前回の続きです。


”しかしながら、さらにもう一つ大きな力が働くのである”

さてその大きな力とはいったいなんでしょう。。。


正解は「製薬会社の力」です。ではいったいどのような力が働くのでしょう?

これを書くと製薬会社の人たちは余計なこと書くなよって思うでしょうから、誤解の無いように今回はまず話題を脱線することにします。


最近みなさん「ジェネリック」と言う言葉を耳にする機会が多くなってませんか?


ジェネリックとはウィキペディアからですが、


後発医薬品(こうはついやくひん)、ジェネリック医薬品 : Generic Drug、Generic Medicine[2] )とは、医薬品有効成分 そのものに対する特許 である物質特許が切れた医薬品 を他の製薬会社製造供給 する医薬品 である。新薬 と同じ主成分の薬とも言われる[3] 。後発薬と略称で呼ばれることもある。先発の医薬品先発医薬品 ないしは先薬 と呼ばれる。

医薬品特許 には物質特許(有効成分 )・製法特許(製造方法)・用途特許/医薬特許(効能効果)・製剤特許(用法用量)の4種類がある。


とあります。


http://ja.wikipedia.org/wiki/%E3%82%B8%E3%82%A7%E3%83%8D%E3%83%AA%E3%83%83%E3%82%AF%E5%8C%BB%E8%96%AC%E5%93%81


私が医者になったころは”ゾロ”と呼ばれていました。いわゆるゾロ医薬品と言う呼ばれ方もしておりました。


先発品の医薬品が販売から一定期間が過ぎると、特許がきれ、同じ構造式の薬をジェネリック医薬品メーカーが製作、販売することができます。


先発医薬品 (先薬 )の開発 には巨額の費用 (300億円以上[9] )と膨大な時間 (約9-17年[9] )を必要とするために、開発 企業 (先発企業)は先発医薬品構造 やその製造 方法 などについて特許 を取得し、自社が新規に開発 した医薬品を製造販売 することによって、資本 の回収を図る。また、その先発医薬品 で得た利益 を新たな先発医薬品研究開発 費として投資 する。当然、特許 の存続期間 が満了すると、他の企業 (後発企業)も自由に先発医薬品とほぼ同じ主成分を有する後発医薬品が製造販売 ができるようになる。


とあります。


以前私は第一三共株式会社の”メバロチン”という高脂血症(脂質代謝異常)の開発秘話の本を読んだことがあります。


http://ja.wikipedia.org/wiki/%E3%82%B9%E3%82%BF%E3%83%81%E3%83%B3


ざっとですが、1971年三共 (現:第一三共 )の発酵研究所に所属(当時)していた遠藤章さんのグループが、まったく何の確信もなく高脂血症の治療薬は創ることができるはずだと仮説を立て研究を開始するのです。

どんなイメージか分かるでしょうか?例えるならこの地球上のどこかにお宝がねむっているはずだ、世界中を旅してなんのヒントもなくあちこちを掘り起こすような作業です。

しかしながら、この難問には”正義”があります。40年以上も前、飽食の時代むかえた人類は、高脂血症、高コレステロール血症、高中性脂肪血症という人類で初めての経験を体験するのです。


そこでこの高脂血症に対して何か治療方法はないかとまだ誰も見つけていない未知の薬への模索を開始するのです。コロンブスがアメリカ大陸を発見するくらい途方もない冒険だったと思います。

しかしこれはお宝を見つけて独り占めするのではなく、病気を克服したいという”人類に対しての正義”のために決起するのです。


1973年6,000種に及ぶ微生物を検索した結果、青カビの一種からコレステロールを下げる可能性のある物資を見つけるのです。それはそれは途方もない旅だったと思います。

さらに、思い立ってから8年後の1979年ようやく臨床試験を開始するのでが、そこで1度試験が失敗に終わり臨床試験は1年余りで中止となってしまいました。

その時の、遠藤章さんのグループのお気持ちをおっさしすることができるでしょうか?10年近くまったく利益の出さない部門で実験、試験を繰り返し、それが失敗してしまうのです。周りからの目はどうでしょうか?また本人たちの無念さはいかほどだったか私には想像がつきません。


しかし彼らはあきらめませんでした。


その後も試行錯誤(トライ&エラー)を繰り返しようやく1989年にメバロチン(プラバスタチン)が製品化できたのです。


仮説を立ててからそれは18年後のことでした。。。


それは生まれた子供が高校を卒業する期間を要したのです。

途方もない実験、途方もない試験、途方もない試行錯誤、途方もない苦労が繰り返されたと思います。


如何でしょう?製薬メーカーは自社で開発した薬に対しての誇りや、愛情、思い入れがどれほどあるか想像できますでしょうか?


しかしながら2003年7月6日、メバロチン(一般名:プラバスタチンナトリウム)は特許切れに伴い、23社、5規格43品目の後発品が発売されることとなりました。


先発品製薬会社も後発品(ジェネリック)製薬会社も自社工場で薬を作ります。ある一部の薬(ロトリガ等)を除いては薬なんて所詮粉なんで、原価はほとんどかかっていません。


お金がかかったのは、研究、開発費なんです。

その特許がきれた薬をジェネリックメーカーは製作方法を教えてもらって作る薬の出来上がりは酷似しており、半分以下の値段で売っています。


しかし私は思うんです。


第一三共の工場で作っている”メバロチン(プラバスタチン)”と他のジェネリックメーカーの工場で作った”プラバスタチン”と出来上がりは似ているでしょうが、本当に同じものなのでしょうか?


きっと第一三共で作っているメバロチンの薬の錠剤には見えていない ”関わったすべての研究者、製作者、販売者の 「誇りと愛情」 ” がスパイスとして交じっていると確信しています。


近年厚労省はジェネリック医薬品を推奨しています。それは限られた医薬財源の中からやりくりしなければならない、患者さん負担を少しでも軽減するという意味では当然だと思っています。

テレビコマーシャルでもしきりに”おなじ成分の薬”として宣伝しています。


しかし分かっていただきたいのは、月に数回各製薬会社の営業担当の方が間柴医院にわざわざ情報を持ってこられます。ジェネリック医薬品メーカーは売っているだけで、薬の説明には一切いらっしゃった事がないどころか、薬の質問をメーカーに電話しても、先発品メーカーに問い合わせてくれという返答のみです。

こんなことなのに、テレビコマーシャルでは同じ成分だといい続けていますが、出来上がったものは本当に同じものなのでしょうか?最終的に薬を作っているのは誇りを持った人間なんですよね。


今年の4月から間柴医院では完全に先発品でも後発品でも患者さんが選択して薬がもらえるように一般名の処方箋に変更しました。

その結果ジェネリック医薬品が売れるパーセンテージは上がったと思います。


ここで4月から経験した不思議な体験です。


ある目の見えない患者さんが、先生薬を変えました?と突然聞かれました。

えっ!?と変えてないはずなのにと思ったのですが、処方箋を一般名に変えたこともあって、確認したところあるお薬がジェネリックに変更されていました。その患者さんにとっては触りごこちや、飲む感触は変わらなかったそうですが、効果が全然なかったとおっしゃられてびっくりしました。また同じ薬で他の患者さんにも同じことを言われ、先発品を出すようにと指示を出したところ効果はもとに戻りました。


しかながら、みなさんそれぞれ価値観がございますから引き続き間柴医院では先発品、後発品、どちらでも受け取れるように一般名で処方箋を出します。

どちらを選ばれるかは患者さんがお決めできるようにしております。またこの薬だけは先発品じゃなきゃいやだってこともできます。

値段はもちろんジェネッリクの方がお安いですし、先発品とそん色なく効果がある薬は沢山ございます。

結局自分で飲み比べなきゃ分からないってことでしょう。


先発品もジェネリックも同じ成分なはずなんですけどね。。。。。。。。orz


でも私はやっぱり出来上がった薬には ”誇りと愛情” というスパイスは非常に大切なんじゃないかなと思います。


と今回は脱線してしまいましたが、これを踏まえて次回も認知症のBLOG更新するように頑張りますね。


なーんて、なかなかおだやかーに書けませんね。。。(^_^)/







最近少しでも時間があればお昼寝をするようになりました。。。


これはやめられませんね。


小学校の頃、ヨーロッパの人たちはウィークデイでも昼食後お昼寝をするって習ったとき、なんて怠け者なんだって思った事を誤らなければなりません。。。m(__)m



さてさてこんな事書いてるより、続きを書かないと。。。orz


うんーーーーと、そうそう2011年認知症治療に革新的なことが起こったんだっけ (^^ゞ


御存知だったでしょうか、それまではアルツハイマー型認知症治療薬はアリセプトしかなかったのです!が、その年認知症の新薬が続々と発売されました!



これらです ↓





それまでは、患者さんの家族から「お父さん認知症みたいなんです」と言われれば、簡易な認知症検査をして、疑いが強ければアリセプトを処方すれば良かった。というかアリセプトしか無かったからそれしか処方ができなかったんですよね。


つまり1999年にアリセプトが販売開始され、アルツハイマー型認知症だったらこれを処方すればなんとかなる時代が12年も続いていたわけです。


だって、これしか薬がないから仕方がない。医療従事者も、ご家族も特に普通にそう思っており、疑いを持っていなかった。

だってこれしかないんだもん。


しかも認知症を治す薬ではなくて、約1年間認知症の進行を遅らせるというだけの薬だった。


うん、認知症を遅らせる?


この意味を考えた時、それぞれの置かれている環境で全く違った価値観になってくるに違いない。


ご家族からして見れば、「お父さん、お母さんが認知症になるなんて。。。幾らかかっても良いのでお薬を出してほしい」と思われるご家族もいれば、「それでなくても年金が少なくて持ち出ししてるんだから、できるだけお金のかからない治療をしてください」といわれるご家族もいらっしゃる。


医者から見れば、「年とれば誰でも忘れっぽくなるし、治せるわけじゃないんだから、たった1年遅らせるだけで薬代年間で121900円(現在の薬価)医療費にかかるから、必要ないじゃん」と思われるドクターもいれば、「1年も遅らせることが出来るんだから幾らかかったとしても、治療したほうが良いに決まっている」と思われる方もドクターもいらっしゃる。

特に専門医の先生はそう思うに違いない。


しかしながら、さらにもう一つ大きな力が働くのである。


ゆる~く書けてないなぁ 。。。 orz(反省)


続く。。。


けるように頑張ります。。。(笑)




ひさーしぶりのブログの更新なんでまったり書こうかなぁ。。。。なんて思っていますが。


今回のお題が現代社会においてすんごーい重要な話題ですので、内容はしっかり書かないとね、なんて考えながら書き出したわけです。



突然ですが、ご自分のお父さん、お母さんが突然いなくなったらどうしますか?


こないだの報道でも、渋谷の男性が埼玉県の狭山市で18年間も特別養護老人ホームで保護されていたそうです。

どう思われます???この報道!!


これだけインターネットが整備されてるんだからね。アプリ会社に、尋ね人アプリの作成をお願いすれば、1週間くらいでサクッと出来上がりいくらでも解決できる方法があるのに。。。作成費用も1000万円もあれば十分だろうし、、そうすれば公的な資金で何年も保護する事態も防げたでしょうし、なによりもご家族も18年も離れ離れにならなくて済んだのにと思うは私だけでしょうか?お国はいったい何にお金を使おうとしているのでしょうか?


でなければTwitterやFace book使うなりいくらでも方法があるのになぁ、なんて報道を見て2秒でそう思ったわけですが。。。


と、実はこれが本題ではないんですね。


2013年の日本の認知症の推定患者数は462万人と言われており、この人たちがみーんな迷子になったら日本はひっちゃかめっちゃかになってしまいますね。一刻も早く対策を打たなければと思うわけで。。。


しかし私のような場末の開業医にいったい何ができるのでしょう?


しかも専門は消化器内科医なんで、認知症なんてわかんないし、診れないよってなスタンスでいたかったのですが、間柴グループでは介護施設や居宅サービス事業など行っていることもあり、非専門医の私でもある程度診察できなければならないと。。。


さてみなさん非専門医の開業医は認知症に対してどのように考えているかご存知でしょうか?


勿論すべての開業医の先生方がそうではないと思いますので、私自身の話しとして書きます。


「認知症は治す薬が無いから、なっちゃたらしかたないじゃん。認知機能を遅らせる薬はあるけど、遅らせるって言ったってせいぜい1年くらい遅らせるだけだしな。。。しかもこの薬バカ高いし」


なんて、あくまでも私自身がそう思っていたわけで、他の崇高な開業医の先生はもっともっと真摯に認知症に対して受け止めていらっしゃると思われるので悪しからず。


ましてや診療報酬が包括(どんな高額な医療を施しても1人1日いくらと決まっている病院や施設の事です)になっている、老健施設や療養型病院はこのような高い薬は病院の利益を損ねるので使えないよねなんて万が一にでも思っていないと思います。あくまでも患者さん第一で処方されていると信じています。


さてさてそんな折、2011年認知症治療に対して革新的なことが起こりました!!


続く。。。


か続かないかは皆さんの反響と私の気分しだいということで




読売新聞 4月23日(火) 配信

 

国民の多くが接種するインフルエンザの予防接種で、埼玉県内の医師会が接種料金の最低額をつり上げていた疑いが浮上した。

 

23日、公正取引委員会の立ち入り検査を受けた埼玉県の「吉川松伏医師会」の価格カルテル疑惑。身近な予防接種にまつわる不正に市民からは憤りの声があがる一方、医療関係者は現状の制度に疑問を投げかけた。

 

厚生労働省によると、インフルエンザの予防接種は2011年-12年にかけての冬に約5000万人が受けたと推定される。65歳未満の人は、費用が原則的に全額が自己負担。その一方、13歳未満は2回の接種が必要なため、医療機関の中には、ワクチン接種を「来院経験がない人に営業する絶好の機会」と考え、接種料金を安く設定するケースもあるという。

 

吉川市の30歳代の主婦もこれまで、自宅近くの診療所で周辺の医療機関より1000円ほど安くインフルエンザの予防接種を受けていた。しかし、今年2月に、子どもを連れて診療所を訪れたところ、医師から「4月からは安く(接種)できなくなりました。ごめんなさい」と言われたという。この主婦は「もし、これがカルテルのせいだとしたら、とんでもない話だ」と憤る。


コメント

インフルエンザの予防接種は自由診療のため価格を各病院、クリニックが決めて良い事になっている。

私も開業したての頃はあくまでも病気の予防のためであるから、また子だくさんのご家族の事を考えれるとできるだけ安く接種してあげたいと思ったし今でも思っている。

実は開業初年度地域の患者さまに還元させていただこうと思う気持ちと、いやらしい話しこの記事に書いてある通り新患を増やすために安い値段を設定したところ確かに沢山の患者さんが口コミで来られた。

しかしながら大きな問題点が出てきた。

それは車で片道30分以上、場合によっては1時間以上離れた所から来院される患者さまである。

もちろん同じ患者さまである以上区別することは無いが、混雑することにより普段お掛かりの患者さまにお待ちいただく時間が長引くことにより決して還元とはなりえず、また第2の目的の新患を増やすといっても遠方の患者さまは常連になりえず、安くすれば良いというわけでは決してないということを学んだ。

結局は周りのクリニックや病院のインフルワクチンの値段をリサーチし同じような価格設定に落ち着くのである。

上の記事も安くすれば良いと言うものではないと気づいた開業医の先生方が医師会に大体の相場を聞いて同じような価格設定になったのではないかと推測する。

医療機関では一般のお店みたいに、インフルワクチンの値段を常連の患者さまにはなん割引ってことはなかなかできないものね。みなさんどう思われます。

毎日新聞社 4月21日(日) 配信

横浜市:災害時医薬品、薬局で備蓄 医療体制見直し 学校保管から変更、経費削減 /神奈川

 

横浜市は東日本大震災の教訓を踏まえた災害医療体制見直しの一環で、災害時に使う医薬品を地域の薬局で備蓄することに改めた。薬局が在庫として保管することで医薬品の更新と廃棄にかかる経費がなくなり、年間約1200万円のコストを削減できる見込みという。

 

市によると、これまで消毒薬や鎮痛剤などの医薬品は、災害時に地域医療救護拠点として機能する小中学校146校に備蓄していたが、市薬剤師会と新たに協定を結び、市内90カ所の薬局で1店舗あたり100人分の医薬品を備蓄できるようにした。

 

震度6弱以上の地震が発生した場合、各店の薬剤師が定められた医薬品をリュックサックなどに入れて、医療救護の拠点となる休日急患診療所(市内18カ所)に持ち込む。災害時、被害の大きい地域が偏在することが想定されるが、状況に応じて必要とされる場所に運ぶことができるという。

 

また、災害時に診療可能な病院の目印として、「診療中」と書いたのぼり旗(縦2メートル30センチ、横60センチ)を市内の病院に配布した。緊急かつ重傷の負傷者の診療を行う「災害拠点病院」(市内13カ所)には赤いのぼり旗、中等症~軽傷者の診療を行う病院や診療所(同84カ所)には黄色いのぼり旗が掲げられる。【山田麻未】


コメント


東日本大震災(ひがしにほんだいしんさい)は、2011年(平成23年)3月11日(金)に発生 した東北地方太平洋沖地震とそれに伴って発生した津波、及びその後の余震により 引き起こされた大規模地震災害である。

その時埼玉県でも計画停電により日常生活に困難を生じた。当院でも日常診療がスムーズに行えなかったが、皆さんの援助のおかげで発電機を手に入れ診療を継続した。

その教訓をふまえて、当院では次に起こる災害に備えるため飲料、食料、そして毛布、発電機等徐々にではあるが備えている。

災害は起こらないに越したことはないが、”天災は忘れた頃にやってくる” ”備えあれば憂いなし”である。

共同通信社 4月22日(月) 配信

過労死した研修医の遺族が、時間外労働(残業)分を計算に入れないまま補償金額を決めたのは違法だとして、地方公務員災害補償基金の算定やり直しを求めた訴訟で、最高裁第2小法廷(小貫芳信(おぬき・よしのぶ)裁判長)は19日までに、基金側の上告を退ける決定をした。
不算入を違法とした一、二審判決が確定した。17日付。
 

一、二審判決によると、奈良県立三室病院(同県三郷町)で臨床研修医をしていた男性=当時(26)=が2004年に死亡。両親が請求した公務災害が認められた。

病院は研修医に時間外手当を支払っておらず、基金は遺族補償一時金の金額を決める際、「残業時間を特定できない」として算定の基礎額に加えていなかった。

 

一審奈良地裁は、男性の過酷な勤務状況を踏まえ「一定の時間外労働があったことは明らかだ」と指摘。

「算定の際に時間外労働を全く考慮しておらず違法」とし、あらためて適正な支給額を算定し直す前提として、07年に基金が出した支給決定を取り消した。

二審大阪高裁もこの判断を支持した。


コメント

 

医師は徒弟制度である。

つまり教科書からだけでは医療技術はまったく学べず、私が医師になった約20年前には時間外労働(残業)などという概念は医療業界には無く病院に張り付いていたものである。

そこで良くも悪くも医療技術と経験を積んでいくのである。

 

私は医師しになりたくてしかたがなかったので、残業という概念すら感じず病院に残って先輩医師から医療を教わった。

医療技術を会得する事は楽しみであり、長時間の勤務をストレスと感じた事が無かった。

このマインドが健康を害さなかっただけではなく、この時の沢山の経験が現在医療を行う上で自信となっている。

 

臨床研修医の男性が亡くなられた事は不幸な出来事であるが、この事で職業医師として法律が変わるのではなく、先輩医師が研修(人を助けるお手伝い)のすばらしさ、楽しみ方を教えてあげることによって、医療を学ぶことを楽しむことができればストレスと感じる事がなくなるんじゃないかな。

ご冥福をお祈りします。

私が受けたのは 第 90 回医師国家試験。

あれから17回分増えている。医者になって17年経ったって事だ! 早いな~~(^^ゞ


大学を卒業してからは医師国家試験の合格発表を積極的に見ることはなく、たまたま新聞やネットで目に入ってきた時など自分の母校の合格率を見るくらいだった。


今回もたまたま3月20日発表の第107回医師国家試験(学校別合格率) が目に入った。

いつもの癖で、自分の母校である埼玉医科大学を下の順位から探してみると見つからない。。。


あれ?おかしいぞ!


ってかなんと新卒では第1位ではないか! しかも合格率100%!


人生なんとかなるさ(笑)

新卒&既卒両者を含んだ大学別合格率でも第4位だ!



人生なんとかなるさ(笑)



埼玉医科大学いったいどうしちまったんだ(^_^;)


最近優秀な学生が入学しているという噂で聞いていたが、全国のなみいる優等生が入学する医学部の中でベスト5に入ってるなんて。


ひとえに埼玉医大のスタッフと、学生さん達の努力の賜物なんだろうな。


congratulations!!


埼玉医大で働いていたとき、埼玉医大の合格率をあげる何か良いアイデアは無いかと教授に聞かれたことがあった。

「簡単ですよ、早稲田大学に埼玉医大を売っちゃえば良いんじゃないですか」と答えて無茶苦茶怒られた事を思い出した。

今となっては謝ることしかできません。 ごめんなさいm(__)m


埼玉医大のそばで開業したので、部活のOB・OG会は積極的に出席するようにしてる。

こんな優秀な後輩たちと話すとき、緊張してに敬語になってしまったらどうしよう (^^♪


それにしても母校に優秀な後輩が入って来てくれるのは嬉しいなぁ!





僕は小学校から問題児で、学校の先生たちを困らせていました。


昨今体罰の問題が毎日ニュースで話題になっていますが、僕たちの小さい頃は学校の先生から殴られることなんてしょっちゅうでした。


沢山殴られたけど、一度だけ納得できない体罰がありました。いや体罰というよりあれはまさしく暴力でした。

小学6年生の林海学校のとき、夕方の模様しものの練習をしなければならないのにさぼっていました。

私は6年4組でT先生が担任だったのですが、6年1組のO先生に練習をさぼっていただけで、ボコボコに殴られました。本当にボコボコです。もちろんサボっていた私も悪いのですが。。。

12歳の私は抵抗できるわけでもなく、なすがままに殴られ続けました。

あの時の事は鮮明に今でも覚えています。

単純に自分の虫の居所が悪かっただけで、弱い立場の私をボコボコに殴り続けました。

もし同窓会などがあって彼に会うことができたなら、私はあの時の恨みを返してやりたいとさえ思っています。本当に根に持っています。

でもそんなこともあったので、権力者が弱いものをイジメるのは大嫌いです。


医師という職業。


対患者さん、対従業員、対営業の人達、どれをとっても医者という立場を利用すると権力者になってしまいます。

私はできるだけ、全ての人達と5分5分でお付き合いさせていただこうと心がけています。

あまりにへりくだる必要はないけど、上から目線も極力しないよう努力しています。

理不尽な事を要求してしまえば、結局自分に帰ってくるのはわかってるもの。


”情けは人のためならず”


反対もそうですよね!


中学・高校とやっぱりやんちゃしすぎて、先生たちに叩かれたことは何度かありました。


でもその時はここでお前を叩いたけど、問題はここでとめてやるから間柴ちゃんとしろよって云うメッセージが伝わってきました。

だから、全然根に持ってないし、まさに愛のムチだと思っています。


こないだ


同窓会で高校の担任だった先生に会いました。


人生で一番殴られたの先生からですよって言ったら、私は殴ってないと言われました。

まあ、昨今こんなご時世ですから殴ったなんて言えないんだろうけど、殴るのは駄目だけど、嘘は良いんだ言ってしまいました。

まあそんな僕です。

別に恨んでないし、ここで俺が止めといてやるから間柴ちゃんとしてくれよって云うのは伝わってきてたし。

全然恨んでないし。

間柴を何とかしてやりたいって伝わってきてたから。。。

でも嘘をついてる担任はそれが正解とは思えなかった。でも大人の事情ってものがあるんだよねって事ですか?


まあいっぱい叩かれたし、医者になってすぐも先輩医師からいっぱいいじめられたけど、でもそれをバネにしてここまで来れました。


関わっていただいた皆様ありがとうございます。


でも小6のO先生、会ったらあなたをボコボコにしたい。

あなたは教師の資格はありません。無抵抗な私を殴り続けたのですよ。

今、私の知識があればあなたは傷害罪です。


教師は医師と同じで師の文字を使うんですよ!


虫の居所で子供をぼこぼこにしちゃいかんだろ。


あなたに師の言葉は使えないよ。


でも私の人生ラッキーだったのは、6年4組になったことです。T先生は事あるごとに私を守ってくれました。

そして今の自分があります。

私がもし6年1組に入っていたらなら、今の自分はなかったとさえ思います。

いわゆる内申書をよく書いてくれなかったと思う。


そう考えると、子供の人生担任しだいなの?


そうなんです、担任しだいなんです。結局は運なんでしょうかね。。。


みなさんどう思います?





明後日は飯能医師会の准看護学校の入学試験が行われます。


准看護学校の講師を引き受けてる関係で、今日受験人数を聞いてきました。

なんと昨年に引き続き、250人を超え、倍率は5倍以上になりそうだとか。。。。。


最近の傾向は男子の受験生、社会人を経験した受験生が増えてきているようです。


不景気に強い医療業界。


特に看護師の求人はテレビやインターネットでも大々的に宣伝しています。

その影響か、不景気の時は看護学校の倍率が上昇しやすい傾向があります。


一度就職を経験した人達は、社会人としての大変さや、不条理さを経験してきています。

なので必死になって合格をつかみに来ます。


合格した暁には、夢がいっぱい広がります。


看護師という仕事は、多種多様にわっており、大学病院から町のクリニック、急性期や慢性期、様々な科があり、それぞれの特色があります。訪問看護もあり、または海外で活躍している人達もいます。


こんな夢のある仕事に就くことを目指して頑張っている受験生のみなさん頑張ってね。


間柴医院からも4人受験します。


みんな理想の看護師さんを目指してあと2日間頑張って下さい。