修・平成27年8月30日、竹村公太郎著の『日本史の謎は地形で解ける』という書籍を読破した。 電 | 松陰のブログ

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修・平成27年8月30日、竹村公太郎著の『日本史の謎は地形で解ける』という書籍を読破した。

電車内では、なぜか毎日、周囲がバタバタしていて、なかなか本が読めなかったが、やっと読破できた。

なかなか面白い本であった。

文系的な歴史観に対して理系的な見方で歴史を推測していた。

テーマは、なぜ都市は盛隆し、衰退するのか?

ポイントは、安全、食糧、エネルギー、交流である(356頁参照)。

江戸が栄えたのも京都が栄えたのも、この四つの要素であった。

本書では今後、北京が遷都される可能性や邪馬台国を伊都国とする話など、興味深い話が載っていた。

また、赤穂浪士が徳川幕府が仕掛けたプロパガンダだとすれば、その徳川幕府が、赤穂浪士に心酔する私が最も尊敬する吉田松陰先生の門下生に滅ぼされたのだから、何という歴史の悪戯なのだろうかと思った。

この本は非常に面白く、著書と喧嘩をしたいと思わないので深くは追及はしないけど、毛利家を狩猟民族と記載していたが、毛利家の先祖は大江広元だからね。