【中山GJ・解の公式 2014】
・シンボリクリスエス産駒を狙え!
今年の中山の馬場状態はちょっと特殊な状態にある。
ということで、馬場にマッチする血統を狙う。
直近の中山の障害戦で入着した馬の血統は、
4月6日 障害未勝利 (2880m/直線:ダート)
1着 テンジンキヨモリ(12) グラスワンダー産駒
2着 ショウナンワヒネ(8) シンボリクリスエス産駒
3着 ナンデヤネン(5) シンボリクリスエス産駒
なので、グラスワンダー、シンボリクリスエス産駒を狙う。
コースの条件が違うが、現在の中山の馬場にマッチする血統がテーマということで
細かい条件は無視した。
まずは中山実績を見る。
アポロマーベリック、メイショウブシドウは中山大障害の1、3着馬。
当然ここも狙いのレースだろう。
とくにアポロマーベリックは中山3勝と中山の鬼でもある。
3着が1回あるが、これは未勝利戦でのもの、
オープンでは無敗と無類の強さがある。
アポロマーベリックを頭から買うのが最も素直だ。
対してメイショウブシドウ。
こちらは中山で2戦して1勝、3着1回(中山大障害)。
3着もG1でアポロマーベリックの引っ張るきつい展開でのものだから価値は高い。
ただし、バアゼルリバー、エアペイシェンスなどの上位人気馬が
アポロマーベリックの引っ張るペースに飲み込まれて
潰れた展開を利したところもあった。
だからアポロマーベリックの紐という感じの扱いでしかない。
オースミムーンは中山を走ったことがない。
つまり大障害コースも初めて。
しかも距離延長でアポロマーベリックと脚質も被る。
これは中山大障害のように人気で競り負けてドボンのパターンだろう。
距離が延びて人気を裏切った前走も気になる。
ケイアイドウソジンに負けるような馬じゃないはずだ。
となるともう敗因は距離に限界があるというところだろう。
一方アドマイヤトライも中山実績がない。
しかしこの馬は障害のキャリアに注目してみると、
1戦目 障害未勝利 1着
2戦目 障害オープン 2着
3戦目 阪神スプリングJ 3着
ダートに近い今の中山の障害コースも合いそうで、
作戦にあるシンボリクリスエス産駒。
そしてアドマイヤグルーヴの仔、つまりエアグルーヴの孫だ。
基本性能の違いでコース替わりも大障害コースもこなしてしまう可能性がある。
前走で重賞通用の器ということを示したし、オースミムーンのペースにも対応できた。
今回の距離延長はプラスに作用しそうな血統背景でもあるし、
オープン3戦目でペースにも慣れただろうし、
アポロマーベリック以外はロバ、G1でも通用しても全然おかしくない。
それに新聞の記事のどこをどうみても、中山実績のなさが嫌われているだけに過ぎない。
中山が初めてなのはオースミムーンも同じこと。
阪神の重賞ではオースミムーンと大きな差のない競馬が出来ていただけで収穫で
中山の距離延長がプラスに作用しそうなのはむしろこっちだろう。
それで人気一息ならばここにかけてみよう。
シャイニーブラックは中山実績が前走のペガサスジャンプくらしかない。
年齢的にもここがメイチだったのでは。
大障害コースも初だし、オープン入りしてからのもたつき具合
からして、展開と重馬場に恵まれたようにも見える。
この実績だけではちょっと手を出しづらい。
◎ ⑤アポロマーベリック(1)
○ ⑧アドマイヤトライ(4)
▲ ④メイショウブシドウ(3)
3連単・3連複 1点勝負!
≫結果
1着 ◎ ⑤アポロマーベリック(1)
2着 … ⑥コスモソユーズ(8)
3着 ▲ ④メイショウブシドウ(3)
⑧アドマイヤトライは最終障害を越えたところで油断したか
バランスを崩してしまった。
あれさえなければ…というレースだった。
オースミムーンはやはりバテた。
予想のプロセスはこうだった。
1)1番人気アポロ⇒頭堅い
2)3番人気ブシドウ⇒また3着くらい
3)2番人気オースミムーン⇒危ない
3)2着を当てればいい⇒1強の紐に来るタイプ
ここでコスモソユーズの中山GJ実績(一昨年3着)を重視していれば
的中は出来たわけだ。
だからあながち無理筋の狙いでもなかった。
だがアプローチ+2着馬の見立てが悪かった。
障害の飛越で失敗こくのは当然初大障害の馬にはついてまわるリスク。
そのリスクに見合うオッズだったかというと微妙なラインだったろう。
つまり目の付け所がややずれていたということ。
いずれにせよ、1点勝負向きのレースだったことには間違いない。