【3連1点#22】TCK女王盃◎メーデイア1着 | 男の勝負伝説

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【TCK女王盃・解の公式 2014】
・前走から楽になる馬を選べ!


このレースは展開を考えるよりも、臨戦過程が重要だと思う。
牝馬交流重賞でJRAからの転戦組が強いのはペースが落ちて
馬が相対的に楽になるからだと考えている。



まず底が見えてしまった4歳世代

・オメガインベガス
・カイカヨソウ
・アムールポエジー


仮に多少の上積みがあったとしても
台頭の余地は殆どない。

次にアクティビューティだが、
今まではメーデイアのケツにくっついていっただけの貰い物の2着。
そして相手関係が楽になったクイーン賞でやっとこ勝つことができた。
このレースから1キロ増で果たしてメーデイアのレベルに肉薄できるかどうか。
今までぬるま湯のレースばかり使ってきて一気の相手強化。
苦しいだろう。

このレースの買う馬は4頭の中から選べばよい。

・メーデイア
・レッドクラウディア
・ワイルドフラッパー
・ビタースウィート


ポテンシャルでは

1位 ワイルドフラッパー
2位 ビタースウィート
3位 メーデイア
4位 レッドクラウディア

斤量では

レッドクラウディアが3キロ減で一番楽、
ワイルドフラッパーと、
メーデイアが2キロ増で最も辛い。


しかし、使ったレースを考えると、メーデイアが一番楽だ。
何しろ中央のG1・JCDだったのだから。
10着だが、勝ち馬とは1.0秒差。
最もレベルの高いレースを使ったメーデイアを本命とする。

相手はやはり準OP実績があり、斤量こそ重くなるが
相手関係が楽になり好枠を引いたワイルドフラッパーでいい。
ルメールのダート戦は、特に先行馬はハナ差勝負に結構弱い欠点がある。
テン乗りだからなお、仕掛けのタイミングが難しいわけだから。
人気を背負って惨敗するわけにもいかないだろうから
なお仕掛けのタイミングは慎重にならざるを得ない。

3番手が難しいが、シンデレラマイルの内容からすると
ビタースウィートのほうが着差以上に力があり強いと見るべきだろう。
交流ダート重賞の牝馬路線はレベルが低い。
大井3連勝にはまだ秘めた余力があるだろうから。
というか大井競馬場適性が高いのは間違いないだろう。
そもそも、このレースはサンデー系よりもミスプロ系が強いレース。
ハルサンサンもラヴェリータもミスプロ系。
ミスプロ系は今回カイカヨソウとビタースウィートの2頭しかいない!
それなのにサンデー系ばかりのレース。

シンデレラマイルは2キロ斤量が増えても全く問題なかった。
だからレッドクラウディアとの斤量差が3キロ縮まって
相対的にレッドクラウディアが楽になってももう一足使えば
先着を許さないだけの力はあるだろう。
馬に走る気が漲っているうちが買い。
中央を走っていた馬で地方ではまだ無敗、底を見せてない。

レッドクラウディアは3キロ減の恩恵があっても4着程度の力だろう。
斤量こそ楽だが、相手関係が強化されると根をあげてしまうのも早い。
惨敗も有りうる。
体質の弱いアグネスタキオン産駒だから余計だ。

走る牝馬の気持ちになって考えれば答えは簡単だ。

◎ ⑧メーデイア
○ ③ワイルドフラッパー
▲ ⑥ビタースウィート

3連単 ◎→○→▲ 1万両 1点勝負!
3連複 ◎-○-▲ 1万両 1点勝負!





≫結果

1着 ◎ ⑧メーデイア(1)
2着 ○ ③ワイルドフラッパー(2)
3着 … ⑪カラフルデイズ(5)

5着 ▲ ⑥ビタースウィート(7)

3連単リーチだが、ノーテン!

このレース、小学生でも3連単リーチまではかけられる。
そのあとの読みがキモ。
ビタースウィートは4角からのコースロスが響いた。
仕掛けがおせえんだよ…!
もっと早目に仕掛けて内に入れとけば外回さずに3着だったのに。
何やってんだが。やる気あんのかよ。
直線でも伸びているので距離は全く問題なかった。
このへんの読みは良かったんだが鞍上が下手過ぎた。


ビタースウィートに注目してレースをレビューしてみよう。



スタートは後方から。これはいいだろう。
前にメーデイアとワイルドフラッパーがいるんだから喧嘩しに行くことはない。



おい!
そろそろ内に入れとかないと間に合わないぞ!
向正面、3→4角までケツから3頭目。



4角で外に出し、マクリにかける。
そりゃー内が空いてないんだからしょうがないが、
もっと早めに位置取りをあげとけばこんなことにはなってない。
少なくとも福永カラフルデイズの位置にいれば全く支障はなかったわけだから。
(赤丸がビタースウィート、青丸がカラフルデイズ)



最後の直線は目を引く伸びだったが、いかんせん距離ロスが響いた。
インのハロン棒前にいるのがカラフルデイズ。



決してカラフルデイズに劣っているわけではないのは
この直線で3番手が横一線だったのをみてもわかるだろう。
3着カラフルデイズとの通ったコース取りの差を見比べてもらいたい。
これにより、
川崎の佐藤博紀にはウ●コジョッキーマークをつけることに決定した。


しつこいようだが、4角の1シーンをもう一度拡大して見てみよう。
ここが大事。



3着争いのキモは4角までのコース取りにあった。
外を廻すロスは遠心力がかかる分、走った距離以上に負荷がかかっているはずだ。
みなさん、ウンコジョッキーは割り引いて考えましょう。あ、言っちゃった…。