【兵庫ジュニアGP・解の公式 2013】
・前残りを狙え!
この時期になってくると、実績にその馬の力がハッキリと現れてくる。
その証拠に、過去の傾向を見ると人気決着が多い。
世代の上位レベルにある馬対惑星という感じなのだろう。
そして過去勝ち馬にはケイアイレオーネ、デブミーちゃん、スーニなどがいる。
ほとんどが前残りだ。
2歳戦ということで、ヒントが少ない。
補助ヒントとしてモノサシ作戦を使う。
まずは1番人気のニシケンモノノフの評価。
2走前はレコード勝ちが1番人気の要因。
【イノセントカップ 門別ダ1200m・重】
1着 ニシケンモノノフ 1.11.5 レコード
2着 サーモンピレー 1.11.8
レコードなのだから速いことは速い。
ただ、重馬場だったし、2着がサーモンピレー。
サーモンピレーは北海道2歳優駿の予想でも考察したが、重賞レベルにはない。
北海道2歳の結果は9着だった。
だからこのニシケンのレコード勝ちは疑ってかかったほうがよさそうだ。
もし、スザクやシゲルカガが同じレースを使っていたら
やはりレコード勝ちしていたかもしれないだろう。
ニシケンの前走は京都1200m。
京都千2は良馬場とはいえ時計が出やすいはずだ。
ニシケンはテン35.0で逃げ、アガリは37.1余力十分の勝利だった。
メイショウボーラー産駒なので短距離専用でスピードに勝ったタイプだろう。
一方スザクの前走はテン36.4、アガリ36.7で0.3秒差だからこちらも余力十分。
馬場差も考慮して走破時計を見るとあまり差がない。
だが、時計の決着が中心のニシケンはプレッシャーをかけられると
パフォーマンスを落とすのではないか。
今まで戦ってきた相手は弱い馬ばかりだった。
1ハロン延長だとそれだけ苦しくなる。
ということでスザクから攻める。
3番手はリーダーズボードかシゲルカガ。
時計評価からするとシゲルなんだが、
無敗の勢いと輸送距離の短いメリットも加味してリーダーズボードに。
無敗とはいえ、これまで戦ってきた相手とはわけが違うメンバー。
厳しいレースになりそうだが戸部JKには地元の意地を見せてもらうとしよう。
鬼のようにムチを入れてもらおう。
シゲルカガはテスタマッタに近いイメージなので、あまり小回りは向かない気がする。
(父父が同じプルピット)
◎ ⑨スザク(1)
○ ⑪ニシケンモノノフ(2)
▲ ④リーダーズボード(3)
3連単 ◎→○→▲ 1万両1点勝負!
≫結果
1着 ○ ⑪ニシケンモノノフ(2)
2着 … ⑦マキャヴィティ(5)
3着 ▲ ④リーダーズボード(3)
6着 ◎ ⑨スザク(1)
初ダートのマキャビティは仕方ないにしても、スザクは一体どうしたんだろう。
直線ではもう手応えがなかった。
どうみてもこんな負け方をする馬じゃないだろうに。
一番隙がないように見えたのは錯覚か?
なお最終オッズはスザクが1番人気を逆転していた。