§10-86 ヴィクトリアM ◎エーシンメンフィス(15番人気9着)▲7800円 | 男の勝負伝説

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【ヴィクトリアマイル・解の公式 2013】
・牡馬混合路線を使ってきた馬を軸にしろ! 牝馬限定路線馬は割り引け!
 モデル馬=ダンスインザムード

今まで作戦を立てていいことが全くなかったが、
コース適性や距離適性云々よりも、牝馬限定戦の最高峰のレースということなので
気分で走る牝馬というところに本質があるんじゃないかと、風呂に入ってるときに閃いた。

一つの見方だが、勝ち馬や入着馬は牡馬路線を使ってきた馬が絡みやすいということだ。

それは当然といえば当然で、
牡馬ペースから牝馬ペースになれば例えG1といえども気分的に楽になる。

ダンスインザムードが勝てた理由は
インをロスなく廻したという細かい理由よりも
牡馬戦を使ってきて馬が気分的に楽だったんじゃないか。
天皇賞秋→マイルCS→マイラーズCと使ってきたダンスインザムードにとって
ヴィクトリアマイルの牝馬特有のペースは楽だったはずだ。

コイウタもダービー卿CT2着からの臨戦で勝った。

エイジアンウインズも重賞ではないが準OP心斎橋Sを勝ち、
一度阪神牝馬を挟んでの3連勝での臨戦で勝った。

コースよりレベル低下のローテに注目すべきなのでは。

前走が牡馬混合戦の重賞だった馬は特に注意。
逆に牝馬限定重賞を中心に使ってきた馬は割り引く。

ステップ
産経大阪杯マイラーズCダービー卿CT
阪神牝馬S福島牝馬S中山牝馬S京都牝馬S

過去の勝負伝説
20122009200820072006

注目馬
□レインボーダリア□エーシンメンフィス□アドマイヤセプター
□サウンドオブハート□ザッハトルテ



◎ エーシンメンフィス
マイラーズCは超ハイペースに根をあげて競馬をやめてしまった感じ。
超大逃げでバテたタイキが殿だったから、17着はブービーだが実質ケツと同じ。
アガリ36.1だから投げ出したと見ていいだろう。
これはヴィクトリアマイルが本番なのだから無理しなかったと考えれば悪くないだろう。
マイラーズCを使ったのはG1を勝つためのローテーション
と宣っている陣営のビッグマウスも信憑性がある。本当に作戦通りなら巻き返しがある。
馬場によらず、展開によらず臨機応変に立ち回れる強みがある。

○ レインボーダリア
マイラーズCはシルポートを出し抜いたタイキパーシヴァルが引っ張る相当キツイペース。
レインボーダリアは0秒3の7着だから、かなり健闘したほうだ。
牡馬のG1馬カレンブラックヒルが4着でこいつと0秒2差だから
レインボーダリアは牝馬G1ならトップレベルという見方が出来る。
それにマイルにも十分対応可能なところを見せた。
人気以上に着順が良かったので、反動がないかやや心配ではある。(11番人気7着)

▲ アドマイヤセプター
母母エアグルーヴの良血馬。
東京千4の白秋Sはイチオクノホシに先着している。
ここから快進撃が始まり、スワンSはテイエムオオタカと同タイムの3着。
京都金杯を勝ったダノンシャークにも先着している。
京阪杯はハナズゴールに先着しての2着。1着は高松宮記念3着のハクサンムーン。
阪神カップはこの馬が1番人気だった。結果7着。
ここが底だったのかもしれない。
しかし血統背景を考えると、ここが打ち止めだったじゃないか?
年明け2戦はマトモに走ってない。
休み明けはよくなさそうだが、持ってる武器が多そうだ。
もし立て直しに成功していれば、一発の下地は十分にある。
東京コースは2勝してる。そのうちマイル勝ちもあるのでコース適性はある。

△ ザッハトルテ
まず牡馬相手に1000万→1600万と連勝してきた勢いに加えて、
去年の勝ち馬ホエールキャプチャ、2着のブラボーデイジーと同じクロフネ産駒。
NHKマイルもDeputy Minister系と結構相性がいい。
Deputy Minister系は稍重馬場にやたら強い。
東京マイルに勝ち鞍はないが今の勢いなら勝ってしまってもおかしくない。

△ オールザットジャズ
この馬にマイルは忙しいのは間違いないが、ウオッカをイン突きで出世街道に乗せた
岩田マジックでどうにかなるかもしれない。
タニノギムレット産駒らしくない器用さがあるのがこの馬の取り柄だから。
藤岡佑介では追えなくて直線で後方ママだったが、
岩田なら早目にムチを入れて4角では先頭集団にいるような気もする。

△ サウンドオブハート
初の東京コース、左回りは新馬戦だけ。
去年走ったことのある馬に比べてこの点が不利だろう。
とはいえトールポピー池添。牝馬の末脚を爆発させるのは巧いかも。

△ ハナズゴール
阪神牝馬の4着が気になる。中山牝馬のピッチと比べて明らかに脚色が悪い。
この馬のいいところは回転力の速いピッチ走法。
前走はかなりピッチが遅かったように見えた。イコールやる気なかった?
ただ、追い切りの単走見た限りではこの馬らしい速いピッチの走法で走っていた。
この走り方なら馬場が多少悪くてもいい結果になりそう。
あとはこの馬のやる気だけ。
デブってる疑惑があるので、パドックを見てから馬券は買いたい。

★ メーデイア
芝でも結構強い。連勝の勢いも買い。
いきなりの芝G1は厳しいが、逃げちまえば関係ない。
ダートっぽい馬が結構来る(例ブラボーデイジー)レースだから穴として押さえる。

ジョワドヴィーヴル
もともと小柄であまり成長してないだろう。
おそらく、休み中に経験値を上げてきた馬たちとは差がついているはず。
ポテンシャルの高さは認めても、キャリアを積んできた馬に敵うだろうか。
今回ジョワドだけが良血馬ではない。ドナウブルーもアドマイヤセプターもいる。
掲示板に入れば上出来じゃないか?

ヴィルシーナ
大阪杯6着は牡馬一線級相手で休み明けだったから仕方ないという見方もできるが、
あまりに手応えなさすぎじゃないか?途中で投げ出したようにも見える。
ジェンティルドンナを物差しにしてももう少し粘っても良さそうなもの。
そもそも相手なりに走るタイプなのだから、
直線でもっとグッと伸びるところがみたかった。
牝馬限定戦を無難に2着くらいで本番を迎えたほうがよかったような感じがする。
この戦意喪失が本番に悪影響を及ぼす可能性もある。

マイネイサベル
良馬場専用馬なので、馬場の悪い最内を引いてしまったのはついてない。
それにテン乗りの柴田大知では折り合いをつけるので精一杯では?
コース相性は良さそうだが。

イチオクノホシ
1400m専用馬にみえてしまう。マイルでは勝ち鞍がない。
東京マイルでは3走前準OPでザコ相手に3着。それも牝馬限定戦。
阪神牝馬Sで2着だったのは1400m専用馬だったからという見方もできないか。
それも勝ってないし。3着クイーンズバーンには0秒1差まで粘られている。
4着こそハナズゴールだが、5着がマコトナワラタナとは。
今年の阪神牝馬Sはメンツ考えるとレベル低かったと思えてならない。

アロマティコ
前走はコネナガがテン乗りで折り合い重視だったろうし、大きな不利もあった。
それでいて大敗してないのだから能力自体は高い。
この4着をどう評価するかだが、
不利を差し引いても馬場が良かった外を廻しても届かなかった、
という見方もできる。
左回りも東京も未経験。輸送もあるし不安材料は多い。
秋華賞3着だから無視はできないが。

ドナウブルー
注目の牡馬混合戦を経由してきた馬。
こいつが一番牡馬混合戦経験値が高いんじゃ?
とはいえ去年は調子こいて使いすぎだろう。
安田記念はともかく、関屋記念、府中牝馬、マイルCSと激戦。
ろくに休ませずに東京新聞杯、ダービー卿CTと連続10着。
牡馬混合戦とはいえ、2戦連続でこの馬の時計ほど走ってない。
間隔を詰めるとよくない小柄で非力なタイプだから
さすがに走る気がないだろう。いきなり変わるとは思えない。

◎ ⑱エーシンメンフィス
○ ⑬レインボーダリア
▲ ⑦アドマイヤセプター
△ ②④⑤⑰
★ ⑯メーデイア

単勝 ◎○▲ 3点@500円
馬単・馬連・ワイド ◎→○ 3点@500円
3連複 ◎○-印-印 36点@100円
3連単 ◎○→◎○→印 12点@100円

計 7800円



≫結果

1着 … ⑪ヴィルシーナ(1)
2着 … ⑧ホエールキャプチャ(12)
3着 … ①マイネイサベル(5)


予想が終わった後にすごく嫌な直感があった。
何か重要なことを見落としているような感じが。。。

で、気がついたのだが、エリザベス女王杯とヴィクトリアマイルは
全く逆の適性が問われるんじゃないかと。

もちろんウオッカ、ダイワスカーレットなどの牡馬G1級は別だが、
カワカミプリンセスやリトルアマポーラのような牝馬G1級の馬はほとんど来ない。
レインボーダリアもそういうタイプだろう。
つまり持続する長い脚が使えるタイプはヴィクトリアマイルでは来ない。
レインボーダリアは状態に関しては申し分なかった。
ステップのマイラーズカップでも悪くない結果を残していた。
それでも来ないということはやはり要求される適性が全く逆なのだ。
これは安田記念とマイルCSの関係にも似ている。
だから京都開催になったマイラーズカップで好走した馬もまた危ないということになる。
持続する長い脚が生きる京都コース好走馬もまた危ない。
サウンドオブハートも洛陽S1着で飛んだ。
しかもサウンドオブハートは今回初の東京コースだった。
俺は危険な馬を両方共買ってしまってたわけだ。

ホエールキャプチャは逆にヴィクトリアマイルで来てエリザベス女王杯で飛ぶだろう。
ホエールキャプチャはエリザベス女王杯で3番人気だった。

もしかしたら去年のアパパネが飛んだのも
前年のエリザベス女王杯を走りすぎたせいかもしれない。

京都のG1は究極の持続力、東京のG1は究極の瞬発力が問われる。
この事実からして勝ったヴィルシーナは間違いなく超G1級と言える。

これを来年の作戦、またエリザベス女王杯の作戦としよう。


【エリザベス女王杯・解の公式 2013】
・ヴィクトリアマイル組好走タイプは苦戦傾向!


【ヴィクトリアマイル・解の公式 2014】
・前年のエリザベス女王杯好走タイプは苦戦傾向!