・後方脚質の馬を狙う
盛岡競馬場の特徴は深い砂、広いコース形態、向こう正面の坂。
コース幅の広い盛岡は後方脚質の馬でも展開の不利が少ない。
だから後ろからの馬を狙うならここなのさ!
白山大賞典で見えた世代序列
白山大賞典を2番人気のアドマイヤスバルが勝った。
ブリーダーズGCで強さは承知していたのでまあ納得の内容。
しかも2馬身差だから完勝といえる。 余計スマートファルコンの強さが際だった。
これで、南部杯はサクセスブロッケンが軸に決定。
JDDでスマートファルコンに圧勝しているサクセスブロッケンは間接比較で、
ダート最強ホース。
3歳世代もトランセンド、テスタマッタ、シルクメビウス、
スーニ、ワンダーアキュートと強い馬が多い。
【ダート戦線の世代序列】
4歳>3歳>古馬
ヴァーミリアンが最強という説もあるが、なんか、
加齢による衰えをゴマカシごまかし使っているような気がしてならない。
アジュディミツオのような末路になる気がする。
一度惨敗こいたら一気に下る。
だからヴァーミリアンのその末路のときに強い勝負馬券が買えるように、徹底的に嫌う方針。
枠 | 馬 | 馬名 | 性齢 | 斤量 | 騎手 | 戦績 | 父 | 母父 |
1 | 1 | トーセンブライト | 牡8 | 57 | 安藤勝己 | 45戦9勝 | ブライアンズタイム | ジェイドロバリー |
2 | 2 | ブルーコンコルド | 牡9 | 57 | 幸 英明 | 48戦15勝 | フサイチコンコルド | ブライアンズタイム |
2 | 3 | エスポワールシチー | 牡4 | 57 | 佐藤哲三 | 15戦7勝 | ゴールドアリュール | ブライアンズタイム |
3 | 4 | ボンネビルレコード | 牡7 | 57 | 岩田康誠 | 45戦9勝 | アサティス | マルゼンスキー |
3 | 5 | リワードパットン | 牡8 | 57 | 中西達也 | 54戦5勝 | エンドスウィープ | ブレイヴエストローマン |
4 | 6 | サクセスブロッケン | 牡4 | 57 | 内田博幸 | 11戦6勝 | シンボリクリスエス | サンデーサイレンス |
4 | 7 | ソフトパワー | 牡7 | 57 | 村上 忍 | 34戦4勝 | アサティス | ジェイドロバリー |
5 | 8 | ニシノデュー | 牡8 | 57 | 吉井友彦 | 47戦6勝 | ブライアンズタイム | Majestic Light |
5 | 9 | マヨノエンゼル | 牡3 | 55 | 小林俊彦 | 18戦10勝 | キャプテンスティーヴ | フジキセキ |
6 | 10 | オグリスキー | 牡9 | 57 | 尾島 徹 | 135戦20勝 | エブロス | マルゼンスキー |
6 | 11 | グッドストーン | 牡6 | 57 | 村松 学 | 40戦7勝 | ディアブロ | コマンダーインチーフ |
7 | 12 | メイショウバトラー | 牝9 | 55 | 武 豊 | 53戦14勝 | メイショウホムラ | ダイナガリバー |
7 | 13 | オヤマハリケーン | セ8 | 57 | 菅原俊吏 | 41戦4勝 | ジェイドロバリー | Phone Trick |
8 | 14 | オグリオトメ | 牝4 | 55 | 佐藤友則 | 55戦3勝 | エイシンサンディ | リアルシヤダイ |
8 | 15 | ジョインアゲン | 牡7 | 57 | 阿部英俊 | 23戦5勝 | ブラックタイアフェアー | ロイヤルスキー |
馬名 | 1走前 | 2走前 | 3走前 | 4走前 | 5走前 | 6走前 | 7走前 | 8走前 | 9走前 | |||||||||
サクセスブロッケン | 16 | 118 | 21 | 3着 | 20 | 3着 | 18 | 113 | 18 | 2着 | 20 | 1着 | 18 | 109 | 16 | 105 | 18 | 102 |
ブルーコンコルド | 21 | 4着 | 20 | 4着 | 18 | 116 | 14 | 4着 | 16 | 1着 | 16 | 2着 | 16 | 119 | 20 | 5着 | 21 | 106 |
エスポワールシチー | 16 | 1着 | 18 | 116 | 16 | 116 | 18 | 118 | 18 | 115 | 16 | 115 | 18 | 107 | 17 | 105 | ||
ボンネビルレコード | 18 | 3着 | 20 | 3着 | 16 | 4着 | 21 | 6着 | 20 | 6着 | 18 | 104 | 18 | 6着 | 18 | 1着 | 20 | 2着 |
メイショウバトラー | 12 | 9着 | 12 | 3着 | 16 | 3着 | 16 | 1着 | 14 | 6着 | 14 | 5着 | 14 | 5着 | 18 | 67 | 14 | 5着 |
トーセンブライト | 18 | 106 | 12 | 2着 | 14 | 4着 | 14 | 2着 | 14 | 1着 | 16 | 104 | 20 | 7着 | 16 | 109 | 17 | 115 |
◎2.ブルーコンコルド
ここ目標の仕上げ。もちろんマイルはベストの条件でしかも4連覇がかかっている。
ここ一発だけを狙ったブルーコンコルド4連覇達成濃厚と見た。
加齢で若干嫌われそうだが、9歳で1戦しか使っていないので衰えはあまりないだろ。
フサイチコンコルド産駒の鉄砲駆けは最大のパフォーマンスを期待できる。
休み明けは【4-2-0-4】だが、幸に乗り替わって本格化後はなんと100%連対で、そのうち3回はG1南部杯勝ち、
G2シリウスS勝ちが1回。G1かしわ記念2着が1回。
幸との折り合いは抜群によい。
川崎記念、東京大賞典ともにサクセスブロッケンには先着され4着だったが、今回は自分の土俵。
サクセスブロッケンはブルーコンコルドに対して3戦2勝。
サクセスブロッケンとブルーコンコルドは同程度の評価が必要。
JBCを捨てた仕上げはこの馬だけ、
JBCとの両取り狙いのサクセスブロッケン、エスポワールシチー、ボンネビルレコードよりも、勝負気配ではこの馬が一番高い。
今年引退する可能性が高いので、実質「引退前の一発」が期待できる。
この馬の勝負気配は坂路調教の本数とタイムにも現れている。
場所 日付 曜 時刻 馬名 調教タイム Lap4 Lap3 Lap2 Lap1
栗東 2009. 9.18 金 6:25 ブルーコンコルド 64.8 44.8 29.9 15.6 20.0 14.9 14.3 15.6
栗東 2009. 9.19 土 6:26 ブルーコンコルド 62.0 46.7 32.5 17.6 15.3 14.2 14.9 17.6
栗東 2009. 9.20 日 4:54 ブルーコンコルド 63.7 43.1 28.0 14.3 20.6 15.1 13.7 14.3
栗東 2009. 9.21 月 4:59 ブルーコンコルド 55.8 39.4 25.5 12.6 16.4 13.9 12.9 12.6
栗東 2009. 9.23 水 6:25 ブルーコンコルド 65.0 43.1 27.9 14.0 21.9 15.2 13.9 14.0
栗東 2009. 9.26 土 4:59 ブルーコンコルド 62.4 42.7 28.6 15.0 19.7 14.1 13.6 15.0
栗東 2009. 9.27 日 4:57 ブルーコンコルド 53.0 38.1 25.5 13.0 14.9 12.6 12.5 13.0
栗東 2009. 9.29 火 6:24 ブルーコンコルド 62.9 42.5 27.9 14.3 20.4 14.6 13.6 14.3
栗東 2009.10. 2 金 6:25 ブルーコンコルド 59.1 42.0 28.1 14.5 17.1 13.9 13.6 14.5
栗東 2009.10. 3 土 4:57 ブルーコンコルド 64.9 45.1 30.0 15.0 19.8 15.1 15.0 15.0
栗東 2009.10. 4 日 4:55 ブルーコンコルド 53.3 39.6 27.1 14.2 13.7 12.5 12.9 14.2
栗東 2009.10. 6 火 6:56 ブルーコンコルド 60.0 41.7 27.7 14.3 18.3 14.0 13.4 14.3
栗東 2009.10. 9 金 6:54 ブルーコンコルド 59.6 42.6 28.8 15.2 17.0 13.8 13.6 15.2
栗東 2009.10.10 土 4:56 ブルーコンコルド 53.0 38.6 26.1 13.3 14.4 12.5 12.8 13.3
本数も多いが、ラップ12秒台連発。
サクセスブロッケンもエスポワールシチーもボンネビルレコードも、9/18から14本坂路で追いきりをやっているが、
ラップ12秒台がそれぞれ、2本、0本、2本。(ボンネビルだけ美浦)
ちなみにトーセンブライトがやや急仕上げで10/2から7本で12秒台が1本、
メイショウバトラーはたったの2本で12秒台が1本だ。
○4.ボンネビルレコード
ズブくはなっているもののまだまだ走れる。勝つには最後のチャンス。
JBCという王道を見切っての参戦だから、目一杯仕上げてくるだろう。
日テレ盃3着の調子維持ならば、また馬券に絡む可能性高い。
というのは日テレ盃2着のフェラーリピサは決してG2止まりの馬ではなく、間違いなく強い。
マコトスパルビエロはアンカツマジックで勝っただけだ。(直線は鞭入れまくりのやっとこ1着の競馬)
フェラーリは適距離からわずか、1ハロン長く直線で脚をなくしてしまった。これさえなければ逃げ切っていた。
フェラーリはフェブラリー5着だが、ヴァーミリアン、アドマイヤスバル、トーセンブライト、バンブーエールには先着、
4着エスポワールシチーと0.2秒差、1着サクセスブロッケン、2着カジノドライヴ、3着カネヒキリと0.4秒差だから
相手次第、距離次第でG1でも馬券になれる馬だ。
マコトは仕上がり一息のスマートファルコンを出し抜く形でクラスターCを勝ったわけだが、
それでもG1レベルに到達しているくらいの充実ぶりを見せている。
このフェラーリとマコトと0.4秒差の好勝負をしたボンネもG1で馬券になれる級と判断した。
今回ベストコースで最大のパフォーマンスを発揮してもらおう。
後方からの競馬なのでつねに不利との戦いだが、今回は適距離で広い盛岡コースなら馬群も捌きやすく、
馬を動かせる岩田ならば、早めの競馬で馬券に絡む可能性は十分。
初コースだが、もっともこの馬の走りに合いそうなコース形態、勝機ありと見た。
狙うならココしなかい。
近走の成績はいまひとつだが、去年のかしわ記念でブルーコンコルドに先着している。
おそらくマイルはベストの条件で今回は展開の不利になく可能性が最も低いので、いままでよりも好勝負が期待できる。
4コーナーでサクセスブロッケンとエスポワールシチーの先行争いでゴチャついたときがチャンス、そのときは息の長い末脚がものを言うとみた。
晩成タイプのこの馬にはまだ伸びシロがあると見ている。
年齢を重ねつつ、的場に鍛えられてかなり強くなった。
前はG1に出て来るたびに惨敗こいてたのに。
2008年以降、外枠はダメ(6着、12着、6着、11着、6着、3着)だが、内目の枠をひいたとき
2枠2番 2008年ダイオライト記念G2→2着
4枠6番 2008年帝王賞G1→2着
2枠2番 2008年東京大賞典G1→6着
4枠5番 2009年かしわ記念G1→4着
4枠5番 2009年帝王賞G1→3着
最低着順が6着で、5割以上の確率で馬券になっている。内枠がいいのだ。
そして…今回は絶好の内枠をツモ!
日テレ盃でも不得意の外枠でのフェラーリと僅差の3着、これは…
▲6.サクセスブロッケン
フェブラリーSでのハナ差勝ちは勝負強さの証。
地力はもとより上積みもありそうなので、馬券からは外せない存在。1頭軸ならこいつしかない。
エスポワールシチーよりも上の存在とみているが、今回はJBCを見据えての参戦なので
勝負度の高い馬の評価を高くみるというポリシーから、
今回のブロッケン勝負度=Bくらいとみてあえて評価を安めにした。
秋最大の目標はJCDだし、余力残しの仕上げらしいので8分のパフォーマンスで上々だろ。
△3.エスポワールシチー
確かに強いが前目につけての競馬で、距離ロスが少なく、パフォーマンスとしては低い。
逃げて勝ったレースが目立つので、大幅なパフォーマンスアップは見込みにくい。
平安Sは逃げ切れずにワンダースピードに捕まる有様。
適距離の千8でしかもワンダースピードよりも3キロもらいでの完敗、これはやや心もとない。
手の内が見え見えな割りには、それほど圧勝できていない。
マイルのかしわ記念でカネヒキリを差しきって完勝した。
しかし、カネヒキリはこのあと故障しているのでこのときのパフォーマンスは低かったはず。
かしわ記念自体の評価が微妙。 カネヒキリを負かしたという「見た目」で人気しそうなところ、もっとも嫌いたいところ。
それでも、フェブラリーSはカネヒキリ、サクセスブロッケンには負けてはいるものの、
時計的には0秒2差に過ぎないのでこのときは着順ほど差はない。
ならば、残り目の3着はあるだろう。
こいつも目標はJCDなので100%に仕上げてはいない、あくまで叩き。
それに鉄砲でいきなり力が発揮できるかどうか疑問。
★1.トーセンブライト
トーセンブライトは内枠でアンカツならなんとかなる?
…いや、去年と同じローテーションでパフォーマンスを落としているエルムSをみるにつけ、
復活はかなり難しいと判断した。
2008年エルムS 1分43秒1 2着 藤岡
2009年エルムS 1分52秒2 7着 アンカツ かきつばた記念2着とはいえ、スマートファルコンに1.0秒・5馬身差の完敗、
クラスターCはバンブーエールの2着とはいえバンブーエールはフェブラリー惨敗だしな。
手薄なメンバーでの入着は評価に値しない。とはいえ、スマートとレースをした上積みがあったら…。
アンカツがめちゃくちゃに追って、マジックでもせいぜい3着だろ。
消12.メイショウバトラー
サクセスブロッケンは一度もメイショウバトラーに先着を許していない。
トーセンブライトは一度もメイショウバトラーに先着を許していない。
トーセンブライトはフェブラリーSでサクセスブロッケンとエスポワールシチーに完敗、かきつばた記念でスマートファルコンに完敗している。
メイショウバトラーは去年の南部杯は2着だが、相手が弱かった。ブルーコンコルドには完敗している。
この時点でメイショウバトラーは消し。
サクセスブロッケンとエスポワールシチーは前で競馬する分、今までは有利な戦いをしてきたはず、
それにここはJBC→JCDへのステップレース的な仕上げかもしれない。
1、2番人気が「叩き」ってのがこのレースのツボだろ。
◎ 2.ブルーコンコルド 幸 差し
○ 4.ボンネビルレコード 岩田 追込
▲ 6.サクセスブロッケン ウチパク 先行
△ 3.エスポワールシチー 佐藤哲 逃げ
★ 1.トーセンブライト アンカツ 差し
ブルーコンコルド、ボンネビルレコードの高め狙い。
この2頭が頭ならば万馬券になる可能性がある。
3連単100倍程度を見込む。
ブルーコンコルド軸だが、サクセスブロッケン軸もおさえる。
こちらは30~150倍程度見込み。
2頭軸の12点も1頭軸の18点も差は大きくないので、1頭軸マルチが効果的な買い方だろ。
2頭軸で買うよりも、1頭軸を二つ買ってW的中を狙う。
さらに配当妙味の高いブルーコンコルドの1着馬券を強めに買ってトリプル的中を狙う。
3連単
500円(4点) | ◎→○=▲△ | |||
400円(42点) | ○→◎=▲△ | ◎→▲△→▲△ | ◎軸マルチ→○▲△ | ▲軸マルチ→◎○△ |
200円(6点) | ◎=○▲△→★ |
買い目
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【結果】 ≫詳細
ノーテンです。
1着 △ 3.エスポワールシチー
2着 ▲ 6.サクセスブロッケン
3着 消 12.メイショウバトラー
5着 ◎ 2.ブルーコンコルド
12着 ○ 4.ボンネビルレコード