§10-71 マイラーズC ◎シルポート(4番人気14着)▲9200円 | 男の勝負伝説

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【マイラーズC・解の公式 2013】
・持続力タイプの快速馬を買え! モデル馬=ダイワメジャー・カンパニー


過去の傾向で参考になるのは、京都開催になった去年だけということになる。

ステップ
ダービー卿CT中山記念東京新聞杯

過去の勝負
201220072006

注目馬
・シルポート・オセアニアボス・ダノンヨーヨー



2011年はシルポートが1.32.3で勝った。このときのラップが阪神開催だったが稍重だった去年よりも参考になると思う。

補正タイム 前平均3F アガリ3F
1着 シルポート 117 34.80 34.3
2着 クレバートウショウ 114 35.22 33.9
3着 ダノンヨーヨー 114 35.52 33.4


このレースのダノンヨーヨー、シルポートを基準に考えて行く。
最も重要なのが、前平均3F。次が補正タイム、最後にアガリ3F。
特に重視するのが京都実績。

補正タイム114以上、前平均(Ave)3F35.52以下、アガリ3F34.3以下

Ave3F 補正 上3F タイム 着差 馬名 年月日 開催 レース名
1 34.44 119 33.9 1.31.3 0 グランプリボス 16 120603 3東2 安田記念G1 2
2 34.68 115 33.9 1.31.7 0.4 ダノンヨーヨー 16 120603 3東2 安田記念G1 4
3 34.80 117 34.3 1.32.3 -0.3 シルポート 16 110417 2阪8 マイラーG2 1
4 34.80 115 33.8 1.20.2 0 シルポート 14 110514 2東7 京王杯スG2 2
5 34.92 116 33.6 1.31.8 0 ダノンヨーヨー 16 101121 6京6 マイルチG1 2
6 35.03 115 33.3 1.20.0 0.6 オセアニアボス 14 111029 5京7 スワンSG2 3
7 35.10 115 33.9 1.32.4 -0.1 クラレント 16 121020 4東6 富士SG3 1
8 35.16 114 33.9 1.32.5 0.1 ファイナルフォーム 16 121020 4東6 富士SG3 2
9 35.33 114 33.6 1.20.7 0.2 ダノンシャーク 14 121027 4京8 スワンSG2 4
10 35.34 119 34.0 1.32.9 0 グランプリボス 16 121118 5京6 マイルチG1 2
11 35.35 118 34.3 1.45.0 0 カレンブラックヒル 18 121007 4東2 毎日王冠G2 1
12 35.46 115 34.2 1.33.3 0.4 ダノンシャーク 16 121118 5京6 マイルチG1 6
13 35.48 116 33.2 1.20.5 -0.2 グランプリボス 14 121027 4京8 スワンSG2 1
14 35.52 114 33.4 1.32.6 0.3 ダノンヨーヨー 16 110417 2阪8 マイラーG2 3


◎シルポート
この馬のベストの条件は京都マイル。だから連覇できた。3連覇濃厚。マイルCS(4着)でも中山記念(3着)でも通用したように衰えなしと見る。京都マイルG2は条件としてはツボだし春は走る。渋った時計のかかる馬場も味方。同型との兼ね合いだが、オースミスパーク相手でも今回はやれるだろう。

○ダノンシャーク
京都金杯1着の勢いで1着まであるとするとここが対抗で良さそう。シルポートペースで仕掛けどころが難しいこのレースでデムーロ鞍上なら信頼して良さそう。

▲ダノンヨーヨー
去年は11着に惨敗だが休み明けだった。そのあとの安田記念は4着と巻き返している。前走のダービー卿CTは7着だがトップハンデだった。ただ7歳という点を考慮すると割引が必要。そのぶん、3番手評価とした。

★オセアニアボス
8歳でスワンSは2年前の実績でここがピークだったから上積みを期待するにはちょっと厳しいが、ダービー卿CTは中山巧者のダイワ2頭相手に同タイムの4着。勝ち馬は恵量だったから、つまり別定戦ならば勝っていてもおかしくない。阪神Cもサンカルロ相手に4着は立派。まだ衰えなしと見るべきだ。単勝万馬券は舐められすぎ。

△カレンブラックヒル
総合力では1番手か2番手で人気だが、果たしてシルポートペースで、京都で高いパフォーマンスを発揮できるかどうか。長く脚を使えるタイプかどうかかなり怪しい。そもそも東京と京都では全後半で要求されるペース耐久力に違いがある。東京ばかりの実績のカレンブラックヒルが果たして通用するだろうか。京都勝ち鞍があるといっても新馬戦と2戦目だけで前半のペースが緩い。同じ4歳でも、ダンス産駒のクラレントのほうがマイラーズC向きかもしれない。ちなみにNZTのラップは34.92-35.0。能力なら足りてる(補正120)がタイトなペースは未知。ダート挑戦で1番人気惨敗のあとでミソがついた馬のモチベーションの低下も気になる。好調のリズムにあり、気分よく逃げれた毎日王冠とは違う展開になるし58キロでマイル戦というのもやや不利。

△グランプリボス
まともなら上位争い可能な力はあるのは間違いないが、休み明け【0-0-0-3】なので、軸にするには信頼できない。テン乗りの浜中も仕掛けどころを測るのが難しいだろう。それにこの馬は良馬場専用だろう。サクラバクシンオー産駒。場合によっては消す。

△クラレント
東京マイルの富士S1着だが東京の実績なので京都となると疑問が残る。しかしダノンヨーヨーと同じダンスインザダーク産駒で京都マイルはツボかもしれない。ヤマニンウイスカーが逃げるペースのキャピタルSでやられた(補正112)ようにちょっと底が見えてしまっているのがキズか。

ファイナルフォーム
マイルCSは7戦目でいきなりの初G1だったからここは度外視していいだろう。休み明けの富士S2着だから、マイルは走ることはわかっている。京都がどうかだが、ディープ産駒なら走ると見るのが素直。それでも能力的にはギリギリ3着レベル(補正114)。慎重に行くなら印は必要そうだが、休み明けでまだ馬が出来ていない印象も。

マジンプロスパー
1600実績が京都の丹後半島特別で補正タイムが96。これでは足りてない。
ではカナロアの2着だった阪急杯はどうか。
阪急杯(1400m)2着 Ave3F35.10 補正111 アガリ34.3
それでもまだ114には足りない。そもそも高速馬場向きではないしマイル実績も未知。6歳で上積みも疑問。それでもって人気サイドに居座っている。ただ馬場が渋ったら再考が必要か。

フィフスペトル
この馬の取捨が一番難しい。渋った馬場のマイルCSで2着の実績がある。ただピークの時期が終わった感がある。印が回せたら回したい。

エーシンメンフィス
牝馬にシルポートペースはキツイ。今までが牝馬ペースでしかもスローばかり。逃げる同型がシルポートではほとんど期待できない。京都牝馬のように後方からの競馬でも足りてない。(補正=112)。54キロも牡馬相手56キロ相当では軽くない。

レインボーダリア
マイル戦は3年ぶり。重馬場巧者といえど牡馬マイル戦のペースに対応するのは厳しい。
エリザベス女王杯は前半37.69アガリ35.8でラップ的に足りてない。

スマートギア
前半のペースが速すぎると脚が溜まらない。

ロバ一覧(能力不足)
タイキパーシヴァル サンレイレーザー アスカクリチャン
オースミスパーク カネトシディオス


穴目狙いなので手広めに買う。印はひとつだけ増やした。

◎ ⑬シルポート↑
○ ⑫ダノンシャーク↑
▲ ③ダノンヨーヨー↑
★ ①オセアニアボス↑
△ ⑰⑨②


カレンブラックヒルが絡むと極端に安くなるので買い目にはひと工夫。
3連複◎1頭軸が本線。
3連単◎1着付けが勝負馬券。
人気薄のツッコミ用にワイドの重ね買いがおさえ。

単勝 ◎ 1000円
3連複 ◎-印-印 15点@100円
3連複 ◎-○-印  ◎-▲-印 ○-▲-印 15点@100円
3連単 ◎→○▲=印 20点@100円(重複含み)
3連単 ◎→○▲→○▲ 2点@100円
3連単 ◎→○→印 5点@100円
ワイド ◎-○▲ 2点@500円
ワイドBOX ◎○▲ 3点@500円

計 9200円


◎→▲→★、◎→★→▲で100万馬券だ!!


≫結果

1着 △ ⑰グランプリボス(5)
2着 … ⑭サンレイレーザー(8)
3着 ○ ⑫ダノンシャーク(3)


◎シルポートは14着。逃げなかった。
押してでも逃げて欲しかったが、松岡はやってくれなかった。
小牧なら逃げただろう。
小牧でなかったのでここを軸にするのは危険だったか。
ダノンシャーク軸のほうが信頼できたような気もする。

カレンブラックヒルもマジンプロスパーもドボン。
ダノンヨーヨーが意外にも走らなかった。(16着)
もうちょっとは走ると思ったが。乗り役だろうか。

そして馬場は雨が降らず良馬場のレースとなった。
これもまた裏目。

グランプリボスは休養明けでも走った。これも裏目。
外厩制度もあるので休み明けで割り引く時代は終わったな。

2着サンレイレーザーは「112」と足りてなかったが底上げの可能性を見ても良かった。
これは他の4歳についても言えること。

【マイラーズC・解の公式 2014】
・持続力タイプの快速馬を買え!4歳馬に注意! モデル馬=ダイワメジャー・カンパニー