§10-24 根岸S ◎トウショウカズン(3番人気7着)▲6400円 | 男の勝負伝説

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【根岸S・解の公式 2013】
・東京1400m適性を最重視!


長い直線でもつ末脚が重要。ステップでは大和S組が好相性。

・人気とアガリ3F
2012良 シルクフォーチュン④34.9最速→トウショウカズン⑨36.0→テスタマッタ⑤35.3
2011良 セイクリムズン②35.0最速→ダノンカモン③35.4→ダイショウジェット⑩35.4
2010良 グロリアスノア⑪35.5→サマーウインド①36.5→オーロマイスター④35.5
2009重 フェラーリピサ④35.6→ヒシカツリーダー⑤35.0最速→セントラルコースト⑦35.9
2008不 ワイルドワンダー①35.6最速→タイセイアトム⑤36.6→アドマイヤスバル③35.6最速


□ 単勝人気はアテにならない
過去6年の根岸ステークスでの単勝人気別の成績をみてみると、
中山競馬場で行われた2003年を除くと(2番人気→1番人気で決着)、
3番人気以内に支持されながら勝利できたのは、
2005年のメイショウボーラーただ1頭という状況である。
逆に期待以上の結果を残しているのが4~9番人気の伏兵陣。
過去6年で4勝2着2回。中山開催の2003年以外は連対が続いている。
同じ東京コースだがフェブラリーSにはあまり直結しない。

□ 馬体重500キロ前後が狙い目
リニューアル後の東京競馬場のダート1400m戦のデータから、
なにか特徴のあるものはないかと探してみたら、馬体重の分布に特徴があった。
この条件では、480キロから519キロの範囲で出走した馬の成績がよい傾向があるのだ。
また、外国産馬の成績が特によく、
勝率が13.0%、連対率が23.8%、3着内率は33.1%と、他を圧倒する数字を挙げている。

□ 大和S組優勢。5歳勢>4歳勢
ステップで見ると大和S組からの好走が目立つ。
ギャラクシーS好走馬は危ない。
5歳勢が中心。4歳勢は振るわない。



作戦から、1400m戦の実績を見る。
過去のレースから最低ラインがどの辺にあるだろうか。

根岸Sで複勝圏に入るのに必要な補正タイムを過去5年から推測。

1着 2着 3着
2012 シルクフォーチュン 116 トウショウカズン 114 テスタマッタ 114
2011 セイクリムズン 119 ダノンカモン 117 ダイショウジェット 112
2010 グロリアスノア 113 サマーウインド 111 オーロマイスター 111
2009 フェラーリピサ 116 ヒシカツリーダー 116 セントラルコースト 115
2008 ワイルドワンダー 114 タイセイアトム 112 アドマイヤスバル 111

以上から111ということがわかる。
そこで各馬の持ち時計を見てみる。

1200m 1400m 1600m
エーシンウェズン 112 115 107
セイクリムズン 103 119 113
ダノンカモン 117 120
タイセイレジェンド 112 114 112
ガンジス 106 113 117
ストローハット 110 113
メイショウマシュウ 112
トウショウカズン 112 114 103
トシキャンディ 107 112
スティールパス 96 111
メイショウツチヤマ 105 109 100
テスタマッタ 104 114 121
アーリーデイズ 106 81
ケイアイテンジン 108 114 108
ヒラボクワイルド 114 110
ダイショウジェット 99 113 113

1400m戦でこの条件をクリアしていない馬は

ストローハット
メイショウツチヤマ
アーリーデイズ

ストローハットの1600mの113は武蔵野Sのもので、5着。
ギャラクシーSは110の5着とパフォーマンスが落ちていることを考えると、
やはり1400mよりマイル向きで今回はやや苦しいところ。

スティールパスは111だが、牡馬相手に斤量の恩恵もなく
直結度の高い大和Sでの11着(103)を考えるといらないかと。

トシキャンディの112は欅Sで逃げてマークしたタイム。
おそらく7歳という年齢、55キロというハンデも決して軽くなく、
タイセイレジェンドという同型もいるので記録更新はキツそう。
ここも消そう。

残った馬でマイル実績が1400m実績に劣る馬

エーシンウェズン
セイクリムズン
タイセイレジェンド
メイショウマシュウ
トウショウカズン
ケイアイテンジン
ヒラボクワイルド

こいつらはフェブラリーSより根岸Sのほうが本気度が高いだろう。
よってこの中から軸馬を決めることにしよう。

エーシンウェズン(115)はどうか。
出来にしても霜月Sの勝ち方にしても申し分なし。
しかし1枠の蛯名で大きく出遅れたら飛ぶ可能性があるだろう。
また、斤量が1キロだけだが重くなる。

セイクリムズンは58キロというのがやや不安。
しかしポテンシャルでは一番だろう。ここは「押さえ」としておこう。
タイセイレジェンドも59キロと見込まれた。
メイショウマシュウは前走と同じ斤量。

トウショウカズンは1キロ軽くなる。しかも鞍上強化。
ルメールは先週の東海SグレープブランデーでG2を勝っている。
また1600m実績がないのがかえって良い。1400mはスペシャリスト傾向が強いほうがいい。
1600mは去年のフェブラリーSでまったく競馬にならず13着と惨敗。
おそらく根岸Sの本気度は去年2着の実績を考えると高いはず。
相手なりに走れる。準OP昇級後の1400m【2-4-1-0】。
ここが一番軸として相応しいだろう。
そういや、去年も本命だった。

さらに59キロを背負うテスタマッタとタイセイレジェンドは斤量実績がないので
さすがに苦しいだろう。
ともに58.5キロ、57.5キロを初めて背負ったときは飛んでいる。

あとは東京実績を見る。
ヒラボクワイルドは去年の根岸S12着。(103)
メイショウマシュウは神無月S8着。(103)

これで消しの馬は全て決定。買う馬が決まった。
ガンジーも斤量が軽くなるが、セイクリムズンも軽くなる。
▲にするか迷うところだが、迷ったら迷わず高めを選択。
トウショウカズンは相手なりに走って2着の競馬が得意なので3連単は2着固定。
テスタマッタは3着率が異常に高いので、3着固定の馬券もおまけで買っとく。
G3くらいのペースだとまた3着ってことがありうる。
またダイショウジェットは斤量が1.5キロ軽くなるのでよもやの馬券もおさえる。
使いべりしにくい交流重賞ばかり使っているので10歳という見た目の馬齢よりも若いだろう。
去年は5月から7戦して掲示板を一度も外してない。
2着に来るパターンは逃げ馬のヒモちゃんになるときだ。

◎ ↑⑧トウショウカズン
○ ↑①エーシンウェズン
▲ ↑②セイクリムズン
★ →⑯ダイショウジェット
△ ⑭③⑤
注 ↓⑫テスタマッタ

3連複 ◎-印-印 15点@300円
3連単 ○▲→◎→印 12点@100円
3連単 印→◎→注 6点@100円
3連複 ◎-★-注 1点@100円
3連単 ★→◎→○▲ 2点@100円

計 6400円


⑯ジェット→⑧カズン→⑫テスタ
で216万3560円だ!!

ガンジーが下痢しますように。。。



≫結果

1着 … ⑦メイショウマシュウ(5)
2着 △ ⑤ガンジス(1)
3着 ▲ ②セイクリムズン(10)


メイショウマシュウは東京1400実績は長期休養明けだった。
乗り替りが、コネ永→コネ永→クソ藤田→クソ藤田→藤岡と
来ていたから上積みを見込むべきだったかもしれない。

高橋亮騎乗時は3、1、1着。
ちゃんと乗ればこれくらいはやれる馬。
右回りばかり使っていたからちょっと手を出しずらいところだった。
ガンジスは人気通りだからノーコメント。
セイクリムズンはやはり一発の可能性を秘めていた。
とはいえ軸にはしづらいとこだよな…

◎トウショウカズン(7着)はどうしたんだろう。折り合いか?
○エーシンウェズン(5着)は危惧していた1枠蛯名のスペシャルが炸裂。
岩田とか戸崎だったら好発を決めていただろう。

★ダイショウジェット(12着)は中央開催ではもう賞味期限切れか。
注テスタマッタはさすがに斤量59キロの6着だろう。