§10-4 フェアリーS ◎サンブルエミューズ(2番人気3着)▲8400円 | 男の勝負伝説

男の勝負伝説

全ての勝負師に捧げる永遠の勝負伝説
確率を超えた「勝負」のための競馬研究

【フェアリー・解の公式 2013】
・ダイワメジャー産駒、それに近い中山・京都実績あるマイラーを狙え!
 モデル馬・トーセンベニザクラ


中山マイル施行となった2009年以降を対象とする。

2012 トーセンベニザクラ→マイネエポナ→ダイワミストレス
2011 ダンスファンタジア→スピードリッパー→アドマイヤセプター
2010 コスモネモシン→アプリコットフィズ→テイラーバートン
2009 ジェルミナル→アイアムネオ→グッディーコパ

フェアリーSは3歳戦、絶対能力+早熟度の勝負であるので、
持ち時計はチェックしなければならないが、
実は人気サイド以外の狙い目で、コース巧者が食い込み配当妙味を演出する。
サンデー系が強いがとくに、「ダイワメジャー産駒」が超狙い目。

ダイワメジャーは、現役時代はマイラーで中山巧者だった。
実は中山とリンクしなさそうでリンクする京都マイルもチェックしてみる。

中山 スプリングS・G2 3着!
中山 皐月賞・G1 1着!
中山 オールカマー・G2 9着
中山 ダービー卿CT・G3 1着!
京都 マイルCS・G1 2着、1着、1着!
中山 中山記念・G2 2着!
中山 有馬記念・G1 3着、3着!

中山と京都の実績はこれが全てなのだからわかりやすい。

本格化してからは東京のG1でも実績を残すようになってきたが
マイルCSの実績からして本質はマイラーだ。
そして複数回のギアチェンジが上手で一瞬の脚で突き抜ける切れ味はない。
だから勝ちきれないことが多いが、
バテない強みで最後に急坂のある中山では脚をなくすことなくよく馬券に絡む。

━─━─━─━─━─

◎ダイワメジャー他、父サンデー系以外では、
ジャンポケ・ファルブラヴ産駒がよい。

・ジャングルポケット産駒 アプリコットフィズ テイラーバートン
・ファルブラヴ産駒 ダンスファンタジア スピードリッパー


◎母父ならばサンデー系は特に注意。

アプリコットフィズ・スピードリッパー・ダンスファンタジア
など


◎中山、京都実績がある馬が好走

・中山実績あり アイアムネオ・グッディーコパ・コスモネモシン
・京都実績あり ジェルミナル・テイラーバートン
など

前走東京出走組は割り引き。


◎阪神JFからの巻き返し注意

ジェルミナル 6着から巻返し
コスモネモシン 9着からの巻返し
トーセンベニザクラ 10着からの巻き返し
など


◎マイル・千八経験のある馬が強い

ジェルミナル・アイアムネオ・グッディーコパ
コスモネモシン・アプリコットフィズ・テイラーバートン
ダンスファンタジア・スピードリッパー・アドマイヤセプター
など

前走千2・千4組は割引き。


◎クラシックに繋がらない一発屋が多い

アイアムネオ フローラS4着
ダンスファンタジア クイーンC6着・桜花賞7着・フローラS13着
トーセンベニザクラ 桜花賞8着・オークス10着
など



■ 時計評価

タイム 着差 補正 馬名 距離 年月日 開催 レース名 人気 着順 馬場 通過順 上3F PCI
1.34.5 -0.2 96 サンブルエミューズ 1600 20120930 4中9 芙蓉S 1 1着 11-09-07 33.9 58.7
1.22.4 -0.3 93 スズノネイロ 1400 20121208 3名3 つわぶき500 1 1着 08-10 35.0 49.3
1.34.4 0.6 93 ウインプリメーラ 1600 20121103 5東1 アルテミ 7 3着 02-02 35.4 46.6
1.35.0 0.8 93 サンブルエミューズ 1600 20121209 5阪4 阪神ジュG1 2 8着 06-05 36.8 38.1
1.21.3 -0.8 91 サンブルエミューズ 1400 20120826 3新6 未勝利・牝 3 1着 01-01 35.5 41.2
1.30.0 0.2 90 ブリリアントアスク 1500 20120804 1札5 クローバ 7 4着 06-07-06 35.1 53.8


■ 前走内容
★=1600m以上 ☆=中山 余=余力残し

121 サンブルエミューズ 阪神JF ★
118 スズノネイロ つわぶき賞 余
112 ウインプリメーラ アルテミスS
111 イリュミナンス 新馬 ★ 余
111 スイートサルサ 未勝利 ★ 余
107 モンシュシュ 新馬(ダ) ★ 余
106 ウキヨノカゼ 新馬 ★ 余
101 カスティエル 新馬 ★ ☆
99 クラウンロゼ 新馬 ★ 余


■ 調教評価 (P>↑>→>↓)

→モンサンスピカ
↑モンシュシュ
→ウインプリメーラ
→エクスパーシヴ
↑タプローム
↑カスティエル
↑イリュミナンス
→クラウンロゼ
→アガサ
→リメンバーメジロ
→ウキヨノカゼ
→ブリリアントアスク
↑スマートルピナス
↑サンブルエミューズ
↑スズノネイロ
↑スイートサルサ


1勝馬はフェアリーSで結構2着に来てるので扱いが難しいところ。
取捨が難しいが、超クラシック級は今まで来たことがないし
サラブレッドの能力にはどこかに必ず限界がある。
未知の期待でオッズが暴落するような1勝馬はあまり積極的には狙わないとしよう。
軸にはできないが、×印で3連複フォーメーションに入れておけばいいか。

まず、このレースの好走パターンに合致するタイプをチェックしてみる。

[条件A]サンデー系(特にダイワメジャー)、ジャンポケ、ファルブラヴ、母父サンデー
[条件B]中山、京都実績
[条件C]阪神JFからの巻き返し
[条件D]マイル・千八経験

モンサンスピカ AD
モンシュシュ AD
ウインプリメーラ ABD
エクスパーシヴ 
タプローム AD
カスティエル BD
イリュミナンス AD
クラウンロゼ AD
アガサ AD
リメンバーメジロ AD
ウキヨノカゼ AD
ブリリアントアスク AD
スマートルピナス ABD
サンブルエミューズ ABCD
スズノネイロ A
スイートサルサ AD


◎サンブルエミューズ
特注のダイワメジャー産駒はこいつだけ。
マトモに走ってない阪神JFからの巻き返し濃厚。
芙蓉S→阪神JFからの臨戦過程は黄金のローテーションだし、
阪神JFを使ったのはフェアリーSを勝つための布石にも見える。
この巻き返しパターンはいかにもありそうだ。
芙蓉Sは破格の時計で京成杯1番人気確実のフラムドグロワールを完封、
内容からして高いポテンシャルは間違いない。鉄の軸。

○ウインプリメーラ
ステイゴールド産駒。
今まで戦ってきた相手関係、コレクターアイテム等骨っぽい。
こいつも重賞級で、相手なりに走りそう。
中山実績こそないが、血統的にはやれるはず。
京都マイルに勝ち鞍もあるので、正当な評価なら2番手。
枠も良いし、嫌う材料が少ない。
でも…相手はコイツしかいない!っていうインパクトがないんだよな。

▲スイートサルサ
イリュミナンンスと同様の評価だが、こちらの方が期待できるんじゃ?
デュランダル産駒だし脚の使い所だけだが。
スズノネイロとの比較だが、その差はマイル実績。
東京マイルで33秒台の末脚が使えれば文句なし。
外枠で人気してないが。

△スズノネイロ
無敗の2勝馬。
問題は瞬発力が発揮できたとしてどこまで突き抜けるかだ。
中山では脚の使い所が難しいだろう。
マイル以上の経験をみてから判断したいところ。
新馬戦こそ33秒台の脚を使ってるが、
東京に似た中京コース、しかも千4でアガリ35秒台ってのは物足りなくないか。
あまり意識はしてないが外枠も不利は不利だし、右回り実績がないのも引っ掛かる。
デュランダル産駒はインパクトの割には使い減りが激しくマイル重賞勝ち馬が
フラガラッハくらいしかいない。
フラガラッハにしてもマイラーズカップは惨敗、東京新聞杯も富士Sも惨敗。
連勝も目立つが負けるときは遥か彼方までいなくなる。
とはいえ無印にするわけにもいかないので△というところに落ち着いた。

△イリュミナンス
マンハッタンカフェ産駒で、中京記念勝ちフラガラッハの半妹。
フラガラッハ絡みでスズノネイロと同じような人気なのが面白い。
おそらく重賞で活躍できるだけの素質は秘めているだろう。
新馬戦のパフォーマンスこそ5馬身差(0秒8差)と派手だが、
同じパフォーマンスはサンブルエミューズの未勝利脱出(0秒8差)の二番煎じ。
一気に上がるペースに対応できるほどの器だろうか?
新馬戦のペースはドスローのアガリ決着だった。そこが不安点。
それでなくてもマンハッタンカフェ産駒は仕上がりが遅い。
飽きっぽいマンカフェ産駒の性格を踏まえると同距離、
同じ直線坂のコースで連勝が可能だろうか?
ガルボのイメージでいいと思うが、連勝するタイプではない。
仕上がりは早いが、完成が遅いのがこの産駒の特徴。
社台でルメール騎乗、怖いといえば怖い、
このメンツならば素質だけで十分か。

★スマートルピナス
中山マイルで勝利経験があり、
叩き良化型のハーツクライ産駒、牡馬混合戦のからまつ賞がネオウィズダムの5着。
再び中山マイルに戻れば一変しているかもしれない。
ハーツクライ産駒の距離延長は怖いで。
ポテンシャルの高さは確かだし、
ギュスターヴクライもウインバリアシオンも距離延長で結果を出した。
しかもなにより調教の動きが超抜。ココが爆穴。

×ブリリアントアスク→☆
クローバー賞でロゴタイプと同タイムの4着。
近走案外すぎるが、洋芝経験、千8経験、
牡馬相手のハイレベルレースで揉まれた経験がここで生きるか。
(追記)
ひとつ大事なことを忘れていた。
ネオユニ産駒が超中山巧者ってこと。
09年アイアムネオが2着に来ている。
ダイワメジャー産駒と同等の扱いが必要じゃないか。
G1血統だし、初中山で一発が十分にある。しかも超人気薄!

×モンシュシュ
ダート1勝が圧勝。
スペシャル産駒だけに芝でも走りそう。
距離は短縮なのでプラスとみるとして、スピードに対応できるか。
母父APインディーはテスタマッタをモデルにすればわかりやすく、
スピードに勝るタイプなのでよもやもあるか。
芝適性はやってみないとわからんが、距離短縮はプラスだろう。

×タプローム
ケイムホーム×サンデーサイレンスってあたりはいかにも短距離馬っぽい。
でもこいつは新馬戦でサンブルエミューズに先着してる!
ザラストロの3着という実績もある。
とはいえ、能力はありそうだが、問題は距離とコース適性。
サウンドリアーナのイメージからすると、瞬発力が足りなすぎだろう。
千8経験があるので、粘り込みには期待してみるか。

×カスティエル
サンデー系の血が入ってないが、
中山マイルで勝ち鞍があり、調教も悪くなかったので
モンシュシュと同等の扱いに。


3連単 ◎→○=▲★ 100円
3連単 ◎=○▲★=○▲★△△ 100円
3連複 ◎-○▲★-△△×××× 100円

計 6100円

(追記)
ブリリアントアスクは×→☆に変更し、以下の馬券を追加。
◎→○=☆ 100円
◎=☆=○▲★△△ 100円
◎-☆-△△××× 100円
計 2300円



≫結果

1着 … ⑧クラウンロゼ(10)
2着 … ⑪ウキヨノカゼ(5)
3着 ◎ ⑭サンブルエミューズ(2)

5着 ▲ ⑯スイートサルサ(6)
8着 ○ ③ウインプリメーラ(3)

終始内を廻したクラウンロゼが馬場を味方に勝利。
父ロサード→ヴィータローザのイメージがあればおさえることができた。
ウキヨノカゼはオンファイア産駒ってことで軽視したが、
こいつは中山だけは要注意だった。
というのは近い血統のブラックタイドがスプリングSを勝ったのを思い出したからだ。
オンファイア産駒は中山だけ買い!って感じで…

レース的には完全に前残りだった。

にしても、サンブルエミューズはもっと伸びていいところだろう!
なぜ伸びない?


印が3着の◎サンブルエミューズにしかない。
1着馬クラウンロゼも2着馬ウキヨノカゼも無印。
馬券にするには1.6倍の複勝を買うしかない。はっきり言ってウ○コ。

【正解馬券】

複勝 ◎ 8400円×1.6=13440円