ウブド村の画家たち | チョベリグ!

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チョビベリー(菊地紗緒里)がお届けする日常生活ありのままブログ。



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皆様こんばんは。

納豆はひき割らない派チョビベリーです。



バリで意外と楽しめたのが

現地の人が描く絵画作品



「美術館が観たい」とガイドに伝えたところ

村の8割が画家という場所に案内され

粗末な絵の具を駆使して

繊細な作品を作る姿を見せてもらいました。



どうやらバリの絵画は

枠線→墨で影付け→色付け

という日本画に似た描き方らしく



全くその気はなかったんですが

しばらく観ているうちに



尊敬するさくらももこ先生の

『世界あっちこっちめぐり』のエッセイで

バリの画家のアリミニさんの作品を買ってどうのこうの

という話を思い出し



「いくらですか?」と聞いたところ

どうやらガイドが

「この人も絵を描く画家だから」

と話を誇張したようで



90ドルと書かれた値札を見せつつ

「あなたは同じ画家だから原価でいいよ」と

10平方センチくらいの絵が

額付きで3000円という破格の値段



もちろんレプリカや版画ではなく

必死に描いたであろう絵がその金額ならと即決し

次の瞬間にはどの絵にしようか迷い出しました。



チョベリグ!










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前途の通りチョビベリーは

国内外問わず宗教に興味がないんで

「コレは昨日よく売れたヨー」

という流行りのガネーシャやバロンの絵は素通りし

色が気にいったチョウと花の絵を購入



ちょうどいいことに絵を描いた青年もいたんで

どのくらいの期間で描いたか尋ねたところ

「2ヶ月」

という返事をもらい



青年の2ヶ月間を

わずか3千円で買い叩いたことに少し後悔



いくら物価が違うとはいえ

自分がそれだけの金額のために

懸命に絵を描けるわけもなく



必死で描いてそんな安いんなら

会社の犬になった方がマシだと思わずにはいられません。



またこの絵が存在することで

“どれだけ安くても好きな絵を一生描く”

という青年たちがいることを

ずっと忘れないでいるだろうと思います。


短時間で色々考えていたため

記念に撮った写真にカゲりが潜んだチョビベリーです。




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