皆様こんばんは。
缶コーヒーのブラックの苦さは容赦ないチョビベリーです。
最近「愛の欲求がゼロ」という事が判明し
輪をかけて他人への情がなくなってきたチョビベリーですが
今まで好きな人がいた事も無くはないんで
その薄い恋物語を初披露
確か大学４年の時
いくつかの学生が有志で集まる展覧会に出展し
そこで久しぶりに名前を見つけたのが
浪人時代に一緒のアトリエに通っていた
少年隊の東山似の男の子
人のことは言えないんですが
チョビベリーより呑気な感じが気に入り
勇気を振り絞って誘い出し
あんまり面白くなかった
『千と千尋の神隠し』を見に行き
その時はただそれだけで終わったものの
別の芸大に進学し
ここで会うのも何かの縁と思い
お互いの名前が載ったパンフレットを見て
地味に興奮するチョビベリー
そして作品の搬入当日
４年ぶりの再会に震えつつ
おそるおそる作り笑いで
「久しぶりー・・・」と声をかけたんですが
チョビベリーを見た彼は
しばし沈黙した後に
顔色一つ変えず
「え？なんでおるん？」と放ち
（パンフレットに名前載っててんけど？）と
ざわつく気持ちを抑えつつ
「え、あっちに作品出してんねんけど・・・」
とチョビベリーがかえすと
「ええっ！？ ちょっと待っとって！」と言って
突然その場を走り去り
しばらくたって戻ってきた後
「ジブンそんな名前やったっけ？」
と笑顔でほざかれました。
一瞬錯覚におちいりましたが
カスミのごとき自分の印象の無さを痛感し
以降は誰彼かまわず
ボクシングだなんだのと
「こんなことやってます」という
特徴をなるべく押し出すようにしています。
今日は名前だけでも覚えて帰ってくださいねチョビベリーです。
↓その時の展覧会の様子
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