真夏を連想させる赤
その赤い花が咲きました
蕾が開いて、長いおしべが曲線を描いて反っています
緋桐(唐桐)です
その向こうは、菩提樹!
暑さをものともせず、むしろ元気いっぱいです
さて、恒例の蓮便り
今朝は、二つ同時の開花
昨夜の雨のせいでしょうか?
花びらがすでに落ちてます
ただそこにあるだけで美しい
咲く花あれば、散りゆくものあり
どんよりした夕暮れにドロドロと響く太鼓の音
お手火の始まりを告げています
とっぷりと日も暮れた午後8時過ぎ
祇園さんに行ってみました
日頃は人の気配もない境内は大勢の人、人‥
蒸し暑い夜がさらにヒートアップしてます
まだかまだかと待っているところに
やっと御神火がおりてきました
映り込んでいるプラカードの表示には、
「フラッシュ撮影禁止」とあります
階段を駆け降りる人の危険防止の為だと思います
大松明の前の焚き火台に火を移し
大松明に火がつけられます
大松明は、大きく炎をあげ、
囲む人たちの声にならない大きなどよめきの中を
ゆらゆらと階段を上がっていきます
隣にいた男性の掛け声!
『火が細(こま)いどォ〜』
『もっと燃やせェ〜』
地元の言葉で囃し立てるのが、祭り気分を盛り上げます
大松明に小松明が差し伸べられて
その火を移そうとしています
小松明に移した火を自宅に持ち帰り
かまどに移したり(もはや、かまどは、ないでしょうね)
神棚に移したりするそうです
2本目にも火がついたところで、
祇園さんを後にしました
まつりの大きな声や音を聞きながら家に帰りました
日本三大火祭り(鞆地元民の自称⁉︎)と言われる
鞆の『お手火神事』
今年も皆の願いをのせてとりおこなわれています
きょうは、神輿が町を練り歩くようです