「妙心」の字が刻まれていますが、この字は妙心寺開基花園法皇さまの遺された宸翰(手紙)の中の字を抜き出して横書にしたものです。
妙心寺所蔵の宝物で、開山無相大師に宛てた最後の手紙です。
その往年のご宸翰より少し後、貞和3年7月29日の日付が記されている御置文。
この二通のご宸翰は、妙心寺所蔵で花園法皇さま最末のものです。法皇さまは翌年の11月11日に崩御されておられます。
この二通のご宸翰は、妙心寺所蔵で花園法皇さま最末のものです。法皇さまは翌年の11月11日に崩御されておられます。
花園会館にお越しの折にはご覧になってください。