昨日今日と、職場で私は
自分の意見を周りに伝えまくった。
大方、賛同を得た。
責任者にも
「その通りだ。」と賛成して貰えた。
私の持論は、
『お客様に最善のサービスを提供するのが
最優先で、そのためならシフト通りに業務ができなくても、勤務時間内で融通を利かせて皆で協力的に業務に当るべき』というもの。
具体的には、
自分の休憩時間がズレるとしても、後でズレ分延長するとか
女性スタッフにしか出来ない業務のために、男性スタッフが女性スタッフの持ち場を代わって、女性スタッフにその業務をお願いするとか
そういう融通。
正直･･･当然だと思うのですが
職場には色々な考え方の人が居ますよね。
価値観も違うし、意見が衝突してしまう事だってあります。
皆で気持ちよく楽しく仕事をするために、
そしてお客様に満足頂けるサービスを提供するために
スタッフ間の協力、思いやり、共通意識がすごく大切だと思います。
しかし、損得勘定とか、仕事とプライベート、とか報酬とか･･･
そういう個人的な理由が第一優先のスタッフが存在している。
イケナイ、とは完全否定出来ない。
価値観は人それぞれ。
職場の雰囲気作りとか、そういうことも
率先してやるのが馬鹿らしい･･･みたいに考えているらしい人も居る。
スタッフの士気向上とかは上(社員や責任者)の仕事だから･･･と線を引く。
とにかく損得勘定がシビア。
なんか、冷めているなぁと感じる。
もっとスタッフ同士熱くなって、ぶつかり合って、励ましあって
仕事を楽しむことは出来ないのだろうか？
『自分には関係ない』
この考え方･･･。
これ、どこにでも蔓延している。
どこかの国で紛争起きてる。
･･･遠くの国の話なんてニュースで見て知るけど、自分には関係ない。
だって、知ったところで自分に被害が及ぶわけでもなし、自分には何も出来ないし、
全く関係ない。
とか
選挙･･･社会がどうなろうが、政治家に任せておく。
政治に関わる気はない。
自分には関係ないから。
投票したところで何にもならないし、
影響力もないし。
自分は自分の生活で精一杯だし、
好きに生きる。
選挙なんてどうでもいい。投票する意味も価値も感じない。
とかとか。
私･･･今回職場で自分の気持ちを周りに伝えてみて、すごく思ったのが
自分は社会に所属していて、
社会の1部なんだな･･･ということ。
ゴリラの群れとか、ライオンの群れとか
そういう小さな社会で考えてみたい。
この世に産み落とされ、気がついたらその社会に属していた。
生命を存続させ、生きていくためには
その社会のルールに順応しルールに従って
己の振る舞い、在り方、生き方を考え続けていかなければならない。
そうしなければ、生きていく術がない。
誰とも関わらず、誰にも協力されずに
一人で生きていける。
そんなことを考えがちだが、
それは不可能だ。
生きるには
必ず絶対に、他の力を必要とするはずだ。
自分は関係ない･･･なんて
そんな寂しい事を言わないで欲しい。
極論は全て『気持ち』の話だ。
心の話だ。
職場の話に戻すけれども
人間が仕事をしているのだから。
ロボットではないのだから･･･そんな、
機械的に業務に当たることはない。
人間を相手に仕事をしているのだから
同じ人間であるスタッフとしての
最善で最高のお仕事は
心でするのだと思う。
心で仕事をする、
心が通じ合う、
感動してもらえる、
顧客に定着してもらえる、
そうして、
報酬が貰える。
人が相手なのだから、１番最初に来るのは
お客様への『心』からのサービス。
個人的な都合や、持論、価値観よりも
その社会(職場)全体の利益が第一であることは当然だと考えます。
一個人の自由やポリシーのために
その社会(職場)全体の不利益が生じるならば
その個人には我慢をしてもらわなければ。
だからこそルールがあったり、
マニュアルがあったりするのだと思うけれど
そういった、上からの指示ばかりに依存するよりも
個人個人がそれぞれに、全体のことを考えて常に最善で最高の行動を取れれば
活気が生まれると思います。
そして、絶対にその社会(職場)は良い雰囲気になるはず。
雰囲気を作るのは上だけではないし、誰か1人の力だけでもない。
その社会全員の意思、次第だと思う。
どうして仕事をするのか･･･
お金を稼ぐため？
せっかく貰っている報酬。
それに見合うだけの仕事が本当に出来ているのか･･･スタッフ1人1人が今一度自分を見直す必要があるかと思います。
というか、常に自分に問い続けながら
仕事をしていけたら、きっと仕事はもっと面白いはず。
『自分は関係ない』
そんな発想、もう出て来ないはず。
だって、その職場の一員だから。
私の持論でしかないけれど、
こういう気持ちを持っている、ということを
周りに伝えて･･･何か少しでも変えられたら
私は嬉しい。