私もともと群発頭痛持ちでしたが、ここ最近慢性化してきまして、いよいよスマトリプタンが効かなく、寝ても起きても頭痛が止まらず吐き気と共に毎日起床してから眠りに落ちるまで(睡眠薬で無理矢理)常に悩まされており、さすがに救急車呼ぼうかと悩んでいましたが、昨今のコロナの影響により受け入れ先が見つからなかったら意味ないと思い、1ヶ月前程にMRIも撮りに病院へ行きました。

 
結果はタイトル通り可逆性脳血管攣縮症候群と診断されたのですが、脳の血管が数珠のように、膨らんでは細くなっていて、膨らんでは細くなっての繰り返しがいくつかありそれが原因でした。
要因は様々あれど…
 
スマトリプタン(イミグラン)は血管を収縮させる薬なので、可逆性脳血管攣縮症候群の症状には効かず、むしろ逆効果でした。
いくら錠剤飲もうが点鼻しようが効かないわけです…
そんなこんなで、血管を拡げる薬と交感神経を弱める薬を処方され服用してますが、副作用の吐き気がまあ酷いです…
 
服用薬
デパケンR錠
(GABAを介し片頭痛発作発現を抑える薬で、片頭痛の発作を防いだり軽くする薬ですが、起こってしまった片頭痛発作を改善出来る薬ではありません)
ペルジピンLAカプセル
(血圧を下げる薬、通常は高血圧症の治療に用いられる薬です)
SG配合顆粒
(ピリン系の解熱鎮痛剤、かぜの解熱や歯痛、神経痛、外傷痛、頭痛の改善に使用されています)
ランツジールコーワ錠
(通常、肩関節周囲炎、腰痛症、関節リウマチや術後の外傷の消炎・鎮痛、急性上気道炎の解熱・鎮痛に使用されています)
 
こうして服用薬を改めて見るとデパケンはそもそも各種てんかんの治療にも用いられていたり、ペルジピンで脳の血管の圧を下げ、痛いときはSG配合顆粒とランツジールコーワを服用すると、いままでと本当に逆の対処で自分の脳ひいては血管よ…申し訳ない…
 
普段偏頭痛や頭痛持ちの方でも定期的な脳ドックやMRIは大事だなと改めて実感しました。
 
しかし、現在も頭痛自体は軽くはなりましたが完全には治ってません…
(すぐに治るものでもないですけど)
早くよくならないかと思ってる今日この頃です。