昨今のコロナにより、同じ経営者の皆様へも心からお見舞いを申し上げると共に、今一度振り返って踏ん張って欲しいと心から思います。

 

そもそもビジネスとは何だったでしょうか。

ビジネスとは全世界の全ての人の全てのニーズを満たすプロセスです。

そして、その観点からすれば企業経営とは偉業であり、社会生活や人々の幸福にとって絶対に欠かせない大切なものと言えるでしょう。

 

よくよく考えると、政府は道路を作ろうと思って作る事が出来るでしょうか。

絶対に出来ないのです。

政府は道路を建設しようと思ったら、まずは経営者である方々の所に行ったり競争入札などを利用する事でしか出来ません。

延いてはその道路を建設する為の資金を税金等の形で徴収しなければなりません、

その資金をもって、経営者でおられる方々の企業にお金を私、道路の工事をしてもらい、その道路が完成した時に、政治家は有権者の前に登壇し道路を作りましたと言うのです。

 

このように、常日頃食べ物があるのは農園を経営する人々が居るからです。

こうして、住む家があるのは建設会社をやっている経営者がいるからです。

毎日色々なファッションやコーディネートが出来るのは衣類の工場を営む経営者がいるからです。

教育を受けられるのは教科書を作成する出版社があるからです。

と、このように出したらキリがないのですが、全てがビジネスの成せる業ではないでしょうか。

そこで、まずは経営者である事に誇りを持ってほしいです。

これほど崇高で社会にとって必要な仕事は他にはないと思います。

 

そして、そうであるからこそこの仕事を上手にやっていくべきだと思います。

会社経営は専門職であり、それなりの知識や技能を必要とするものです。

と、同時にアートであり芸術ではないでしょうか。

経営者自身の味も出さなければなりません。

しかし、困った事に経営については学校ではほとんど教えてくれないものですが…

 

利益を出すだけで偉大とは言えません。

短期的な利益を追求して、会社を倒産させたりする経営者は跡を絶ちません。

利益の数字を高める為に顧客を騙したり、従業員を裏切ったり、環境を破壊したりする経営者は結局のところ愚者と言う他ありません。

利益を追求するだけの経営者で終わるべきではないと思ってます。

世界をより良い場所にし、従業員の為により良い職場を作ります。

顧客に対して本当に生活を豊かにする商品を届けたり、開発をします。

環境を保ちます。

そして、時代を超えて喜ばれ続ける会社を遺していく事が経営者のすべき事だと思っています。

この辛い時期に経営者は悲観になるべきではなく、もっとも今は政府や都道府県の政策を学び活用し書類が多かろうが少なかろうが一刻も早く自社を守る事が必要ではないでしょうか。

一方的に良いと思った一斉解雇も社会的イメージは悪くなってしまうし、その前に経営者や役員自身がどれだけの情報を得られていて活用出来ていたかが今後浮き彫りになってくるのではないでしょうか。

(無論政府が無能なのはここでは置いておいてほしい。)

 

政府に頼らずに我々が出来る事はちっぽけ(だった)かもしれない。

だけれど、我々が生き残る為には行動を起こすしかあり得ないのです。

もしも困った経営者がいましたらご連絡お待ちしています。

共に乗り越えていきましょう。

 

飲食店の皆々様には本当に頭が下がりますが、さきめしのサービスや、後日行くサービスやクラウドファンディングなどで様々拝見しており私自身も微力ながら支援なりさせて頂いていますが本当に本当に自死だけは考えないでほしいと思っています。

固定費用や家賃(賃料)など相手方にとっても不合理ではありますが猶予を持たせるべきであるし、そうであってほしいと思います。

本来は政府がやるべき事であるのは当然なのですが、色々と今の政府には様々な問題があるのは事実です。

きっと政府の言う通りにしていたら飲食店のみならず中小企業も取引先の倒産などで連鎖倒産は目に見えていますし、既に始まっています。

そうならない為に経営者はどうするべきなのか、誇りと自覚を持って活用出来るものは活用して乗り越えていく事だと思います。

 

蛇足ではありますが私も個人、法人で資本を注入していく次第でありますし、今後も自社の利益は別としてチャレンジする企業にはどんどん投資なりスモールM&Aをするなり行動をしていく所存でありますし、困っている企業へも企業同士支援を行わせて頂く所存です。

 

経営者の皆々様。

この度のコロナに負けずに、自社(従業員含)を守る事を第一に。

取引先を守る事を第二に乗り越えていきましょう。

 

また、ハイエナだろうがハゲタカだろうと言われようが、今後も支援なり資本注入は止めませんし、それにより企業や個人事業を奪い取ろうとはこれっぽちも思っていませんのであしからず…