私はこれまでのカルチャーフィット(うちの会社はこういう会社だからこういう人しか雇わないという採用の仕方)

カルチャーフィットに関してはもうやめたほうがいいと思っていますし時代が古いと思います。

これも固定化ですね。

 

そうではなく、境界線をなくしたカルチャーアド(何か新しい文化を会社に加えてくれる人材を募る採用の仕方)

前述のカルチャーフィットに比べ会社をいわばコミュニティと考え、様々な人に様々な理由で色んな事の為に入って貰えばいいと思います。

 

ビジネス環境の変化のスピードが速いこの時代に適した強い会社の在り方というものはそういう柔軟なものではないでしょうか。

採用に悩む前にカルチャーフィットよりもカルチャーアドの採用を考えたり、人事部や採用に関わる方々は企業のカルチャーや歴史よりも、同じようなメンバーや仲間を集めるのではなく多方面で活躍してきたメンバーや仲間に入社してもらう事で絶対に変わります。

これまでの当たり前が当たり前ではなかったと気付かされたり、何より他社のメリットデメリットも大いに活かせる事でしょうし。

 

採用に関しては慎重になればなるほど悩んでしまうので、これはもうどんどん面接時にコミュニケーションを図るなりしてその人を評価していく事しかないでしょう。

自分の会社に合う合わないはその人が決める事であって、人事や面接者が決める事ではありません。

よくありがちな、うちの会社に合うかどうかわからないんですという悩みや相談には私は前述のように答えてます。

 

ただし、最も必要なのは責任感があり、将来どうありたいかが明確になっている人材でふるいにかけるべきです。

何も明確でなく、入社したらどんなポジションにつきどんな事をしてどんな事をやってみたいか。

これは必ず将来的に重要な事となってきます。

 

とても良い人材もフリーランスも世の中に多く多く存在しています。

そんな人たちとも是非仲間になりたいですし、迎え入れていくべきでもしかすると、将来的には逆に企業がお願いしていくのが主流となるかもしれません。