2019年の夏頃から外交関係の悪化した日本と韓国ですが、日本と韓国には領土の問題の他にも領空にまつわる問題も起きています。


領土の問題に関しましては、古くからの日本の領土でもある竹島を韓国が武力で占拠している問題です。
韓国は占拠した竹島に武装した国境警備隊を駐留させ、公的機関の施設を設置して実効支配しているのは周知の事実であります。
領土が占拠されると、当然に領空と領海の問題も同時に起こります。
それは、領土から12海里までが領海でその上空が領空に当たります。


周囲を海に囲まれた日本においては海外の違法な船舶が領海侵犯をする事は珍しくありません。
中国が領有権を主張している尖閣諸島に国境警備隊の船舶を繰り出して領海との接続水域に侵入を繰り返している事で、数年前から一般の方でも見聞きすることでしょう。


領海侵犯よりも深刻と言われているのが実は領空侵犯です。
というのも、他の国の侵入ようとする飛行機はほとんど全てが軍隊の運用する軍用機だからです。
密猟をしようとする漁船や違法な取引の船や某国の工作員が入り込もうとする工作船とは何かが起こってからの脅威が違います。
理由は輸送を専門にする輸送機以外の軍用機は何かしらの武装をしているからです。


8月には日韓関係の悪化も影響してか竹島上空に中国とロシアの軍用機が接近したニュースがありました。
領有権を主張する韓国側は戦闘機をスクランブル出動させ中国とロシアの軍用機(偵察機と警戒機と呼ばれる武装の少ない種類)を追い出したと発表しています。


さらに日本の自衛隊機がスクランブル出動してきても、強固な対応をすると発表しています。
竹島に接近する外国の軍用機にスクランブル出動をすると、韓国軍の戦闘機にも攻撃される危険がある。
そんな地域は、本州からすぐ近くににある場所なんですね。

 

世界平和はほど遠いのでしょうかね…