組織の上に立つ人間として覚悟はあるのか否か。

素質も然り、結局は無能な上司が無能な部下を育てている現状は少なからず多く見かけます。
 
有能な上司や尊敬できる上司は当然に優秀な部下や少なくともその上司についていきたいと思う仲間が自然と増えていきます。
会議はもとより各種資料や共有についても抜群に早いです。
上司の背中を見て育っていますから。
まるで父親のように。
 
一方で対照的なのは部下のミスは部下のミスだとマネジメント能力が欠けている事に気付かず残念な上司です。
本来であれば信頼関係を築かなければいけないのにも関わらず、ミスはミスとし第三者の観点とし客観的にミスや出来事について一定の理解すらしていません。
その結果、内部では不満の連鎖が始まり、組織やチームの崩壊が始まります。
まとめ役だった中間管理職でさえも呆れるほどに…
 
それほど組織にとって、リーダ力は当然覚悟や責任が必要であり、部下を守ろうとする上司や、部下と対等に話せるチームは営業成績も結束力も他チームと比べて明らかに違います。
それぞれのメンバー間において信頼関係の構築がそもそもできているのです。
 
皮肉ですよね。
マネジメントも中途半端に理解していて覚悟もない上司は組織にとっては私はただの案山子に過ぎません。
部下のミスを責め、謝罪且つ自らが頭を下げるのも嫌という気分に浸り、自ら上司ひいては責任者だという自覚さえありません。
当然ながらその組織内部は既に崩壊してるでしょう。
信頼関係が築けないチームは重要な仕事もプロジェクトもできません。
コミニュケーションから生まれるイノベーションも皆無です。
 
そんな組織私は笑って俯瞰するしかありません。
無能な上司が有能に変わる事がまず一歩ですが、そもそも当の本人が気付く事すら出来ないのでどうしようもありません。
 
こうして有能な人材は他社に奪われ、重要なプロジェクトや業務さえなく日々同じルーティンの悪循環の繰り返ししです。
それがいい事なのかなどではなく、少なくともそんなチームは正直言って足枷でありただの邪魔な集団でしかありません。
 
私はそんな組織や上司は興味がないですし、むしろ日本企業の多くが抱える問題でしょう。
基本的に勘違いしている上司にありがちな罠は沢山あります。
上司としてなにを学び、そしてなにより部下を守る覚悟があり、且つ部下に愛されながらも時に厳しく。
そんな方々はベンチャーには沢山います。
 
使えない無能な可哀想な上司を抱えている方々は悪い事は言いません。
いますぐ尊敬できる人のもとに行きましょう。
人生の、時間の無駄です。
家族や友よりも過ごす時間が長いのですから…
不満や批判からは生まれるものはなにひとつありません。
 
目覚めましょう。
 
少なくともこれまでもこれからも、私はつまらない仕事をただただこなすようなロボットにはなりたくないですし、私は逆にそんな仲間や人材を求めては居ません。
言いたい事を言い合え、対等な立場で物事や決断ができ、バカするときは一緒にバカをすること。
時に厳しく。
難しい事などなにひとつなく、ただただ初心に戻り、自分が理想としていた上司や組織をつくること。
最終的には企業にとって期待される人材達になったり育てる事。
これは何度でも何百回でも言い続けている私の覚悟です。
 
真面目な話をヘラヘラ笑うような上司になりたくないですし、且つ学生のような悩みだと恥ずかしげもなく発言をする脳内お花畑のそこの人。
ミスをひたすら責め続けたあげく、自分が自分達が謝罪するんだなどと上司の職務を理解すらしていない上司にはなりたくないし、望んでもいません。
 
私が参与・投資をさせて頂いてる企業にはそんな人が居ないことを切に切に願っています。
なにかあったら守れる覚悟を経営者や役員、そして管理職は今一度考えましょう。
 
覚悟はあるか?