華やかな今の形でしられている軍艦島(端島炭坑)が、世界遺産登録される見通しとなっているそうです。

軍艦島は長崎県の沖合になり、多くの人間がそこで生活していた形跡を残しています。
写真で見ると本当に軍艦のような形をしていて、そこに住んでいたと思わせる街並は漫画に出てくるような、そんな形の住宅マンションが並んでいるのですえ゛!

ユネスコ(国連教育科学文化機関)が世界遺産を決めるわけではなく、フランスのパリにある世界遺産センターが選定して、最後はイコモスの勧告内容を見て、内容を決めて行くのですが、イコモスとは、文化遺産の候補を事前審査する諮問機関・国際記念物遺跡会のことのようで、世界遺産を決めるのも一つの期間が動いているわけではないようです。

登録機関と選定機関があるということで、日本から登録を持ちかけるような動きにも見えてしまうのは、不思議な光景ですね。

イコモスは、「登録」「情報照会」「登録延期」「不登録」の4段階で評価しているようです。
今回、日本にある福岡などの九州5県と、山口、岩手、静岡の計8県で23件の登録を検討しているのです。
「産業革命遺産」は19世紀末から20世紀初頭に、製鉄や造船、石炭産業の重工分野に西洋の技術を移転して、日本が近代国家になったことを示しているとして、日本政府がユネスコに推奨した模様です。
西洋の文化を取り入れていると言うことや、流れを引き継いでいるという点を評価しているのかもしれないですね。

日本政府によると、過去5年間でイコモスが登録を勧告し、世界遺産委員会で判断が覆った例はないとしています。

それほど日本の産業の大きさに自信があって、その形容を当然重大だと感じているのでしょう。
世界遺産登録をされることで、日本がまた沸き立つようになれば良いなと思います!