選挙についてあまりブログでは触れる事が出来なかったので、振り返りたいと思いましたがやはり予想通りで何もおもしろくないなと思ったのですが、今回の衆議院議員の選挙に対して弁護士団から今回の選挙は無効であるとの告訴がなされたとの報道があったので、新聞に載っている候補者の投票数を見てみると、10万票以上をとっている候補者が落選している選挙区もあれば、6万票ぐらいで当選している候補者のいる選挙区がありました。
同じ国会議員なのにおかしいですね。

地方議員や自治体の首長ならそれぞれの自治体の人口が違うのでしょうが、国会議員は国民の代表なので、当選者の票数に相当の違いがあるのはおかしい気がするんですよね。

地域により投票率の違いがあるにしてもです。
また同じ県のなかでも当選者の票数がかなりの差があるのが見受けられたのですが、これは憲法の法の下の平等に反しないのがおかしくないかと正直思うところです。

弁護士会でも取り上げられていたし、選前の新聞広告に、最高裁判所の判事の国民審査で、一票の格差についてこれは違憲であり選挙そのものが無効であるとの意見を積極的にいっていない裁判官は×をつけようとの呼びかけていたはず。

なにもこれは弁護士会がいうことばかりではなく、有権者も言うべきでしょう。
一票の差を無くすようにすると、どうしても大都会に議員の数が集まってしまい、地方の選挙区の議員が減ってきてしまうので、地方の声が届かなくなってしまうとの心配もあるのでしょうが、それらは選挙のやり方なり、衆議院と参議院の役割を考えてみたらばよいのではないのかと思います。

それと国会議員は国民の代表であるので、国の問題について政策の審議を行えばいいのであり・地方の事は地方で決めればいいですし、そのためには地方分権を行う必要はありますね。

議員の選挙区の区割りは議員自身に決めさせるのではなく、第三者に決めてもらうのが良いのではないでしょうか?
議員によると議員自身と所属する政党に都合のよい区割りをしてしまう心配がありますから。