省エネの自販機が、日本全国の市場に出回っているそうです。

ダイドードリンコは、省エネの自販機作成に取り組んでいて、消費電力を東日本大震災の後から、3年間で約4割も減らしました。

自販機作成には主に、パナソニックや富士電機などの電気メーカーが作り、設置はダイドードリンコ側が探すという仕組みになっています。

企業の工場や事務所、商店などに置いてもらって、販売額に応じて手数料を支払う仕組みになっているかわりに支払ってもらうのが電気代で、電気代は場所を提供する側が負担するようになっています。

飲料メーカー同士の、場所の取り合いが激しく、電気代の節約が自販機には欠かせなくなってきているわけですが、LED照明や外気温を遮る真空断熱材などを使い、各自販機メーカーは消費電力を抑える努力をしています。

1990年代初めの頃の自販機は、年間の電気使用量が約3200キロワット時で、家庭の年間使用量とほぼ同じだったらしいです。

家庭の電力と同じだけの電力を使う自販機が、辺り一面にあったことを考えると、自販機の節電に力を入れるのは当然の結果だと言えますね。
13年度は約75%減り、約800キロワット時になっているそうです。

これからは個人が大きな節電の意識を持たないと、電力不足であったり、消費電力削減に対して大き
な進展がありえないと思っています。

電力を使ってなんぼの世界ではなく、電力会社が節電を呼びかける社会にしていかないといけないということでしょう。

ほぼ国が仕切っている電力会社に、新しい風が吹いてくれると良いですな、、、、