大雨によりこの度の広島土砂災害により被害を受けられました皆様、犠牲になられた方々とご遺族の皆様に対し、深くお悔やみを申し上げます。
一日も早く復旧されますよう、心からお祈りいたします。


広島土砂災害の現場で、多くの災害救助犬が活躍しているみたいですね。

その1匹に殺処分寸前だった雑種犬3歳の「ゆめのすけ」です。
ガス処分室が満杯のため、ガス処分が延期されていた所を、NPOのスタッフに引き取られたみたいで、災害犬としての訓練を終え今回の広島での現場で活躍しているそうです。

壊れた民家から1人の遺体を発見したという。
命を助けてくれた人間に、災害犬としてこうして恩返しをしている。
生き物にはすべて命がある。
人間の言っている事は、実は全てわかっているのではないかとたまに思うけども、殺処分をするならばこうして災害犬として育てていく事は、出来ないのであろうか。

以前ほど、野良犬と言われる犬は少なくなっていて、最近は人間の都合での捨て犬が多いような気がする。
何でも勝手な事をする人間だなとつくづく思うわけですが。

盲導犬にしても、災害犬にしても、犬が出来る事はたくさんあると思います。
犬は本当に従順な動物で、古くは忠犬ハチ公だってそうです。
最近は、ペットブームで犬を飼っている家がとても多く、そういう自分もその中の一人であるのではないかと。

盲導犬や災害犬に育てるには、多くの人間の訓練師が必要となってくるのであるが、災害の観点や福祉の面からも、是非育てて欲しいと思います。

ガス室の前にポツンと置かれていたケージの中で、「ゆめのすけ」は震えていたという。
NPOの人に抱えられた時は、自分の殺処分の番かと思い、ずっと震えていたそうです。
犬だって、人間と同じように尊い命を持っているのです。

「ゆめのすけ」は、災害犬として命を助けられたのです。
災害は起きて欲しくない事であるが、災害犬は必要であり、人間より優れている嗅覚を持つ犬。
災害犬としての使命感にあふれている表情をしている「ゆめのすけ」は、いい加減な人間より立派な犬です。
ありがとうと何度でも言いたい。
感謝感謝。