先日新聞の記事でコーヒー業界がもめているのだと面白い事が書いてありました

インスタントコーヒーに砕いた豆を混ぜたものはインスタントかそうでないかを争っているのだそうです。

ネスレはこの混ぜたものをレギュラーソリュブルと分類して販売しています。
しかし業界はは、煎ったコーヒー豆をひいたもの(レギュラー)以外はインスタントコーヒーだという姿勢を崩さないらしく、コーヒー業界最大手、シェア7割のネスレはレギュラーソリュブルを「インスタント以外の製法である」と主張しています。

この論争はなんと4年前から始まっているようで、全日本コーヒー公正取引協議会で議論が続いていたのだそう。。。苦笑

協議会側はネスレの主張を認めてはいないのが現状で、コーヒー自体嫌いなのですが、自分もネスレの主張を認めず、「インスタントである」と判断をした業界を支持します。

レギュラーと間違えたという苦情もよせられていることから、今後もレギュラーソリュブルという表現を認めるとさらにトラブルが増えてしまうのではないでしょうか?

かつてはレギュラーとインスタントの2種類のみで、比率が大きい方をメインとした表記をしていたようです。
例えば「インスタントコーヒー(レギュラーコーヒー入り)」というように書かれていた。この表現であればウソはなく、消費者に対して誠実な表現であると思うんですよ。
だから自分はネスレの表記を支持せず、業界の判断を評価する。

しかしネスレはコーヒー業界最大手であるため、発言力が高いでしょう。。
今後、ネスレの主張するレギュラーソリュブルという表現が認められるかもしれませんね。

消費者は自分の求める商品を見極める目を養うべきであり、メディアリテラシーのような、商品リテラシーというものを身に着けなければならないのは当然でありますが、商品がコーヒーなだけに鍛えるべきなのは鼻なのかもしれませぬ、、、、、